ネガティブ=悪い事ではない
ネガティブ思考さんだからこそ持てる感覚や気づきとは?
さまざまな角度からの視点を持っている
ひとつの物事をいろいろな角度から見ることができるので、他の人が気づきにくい所に、いち早く気づけることも。これは、さまざまな視点を持っているからこそできることなのです。
事前準備がしっかりできるので失敗が少ない
物事が悪い方法に向いた時のことを想定して、それを回避するにはどうすれば良いのかをしっかり考えているので、危機管理能力に長けていると言えます。何に対しても事前準備をしっかりしてから取り組む傾向にあるため、ミスをする可能性も自ずと低くなるでしょう。
些細な変化に気がつける
ネガティブ思考さんは、自分が周りからどう見られているのかを気にしてしまいがち。ですが、それだけ相手の言葉の意味や感情の変化を察知できる能力があるとも言えます。些細な変化に気づきやすいため、仕事においても早い段階でフォローや軌道修正をすることができるでしょう。
まずは「受け入れること」から始めてみよう
たとえ失敗しても「経験」だと捉える
しっかり準備したにも関わらず、失敗してしまうことはもちろんあるでしょう。もともとミスをしてしまうことに恐れがあり、慎重になっているところがあるので、その失敗を引きずってしまう傾向にあります。またこの失敗が原因で、新たに挑戦することがさらに怖くなってしまう…ということもあるかもしれません。
物事に対して白か黒かで判断しがちな面があるため、それが「失敗はだめなことだ」と感じてしまう原因になってしまっていることもしばしば。考え方を少し変えて「失敗は経験、次に失敗しないための方法が増えた」と捉えるようにしてみましょう。
失敗したことで分かったことや気づいたことが必ずあります。それをしっかりと受け止めることが、次へ進む勇気となってくれすはずです。
思いを書き出して整理する
ネガティブに考えているときは、モヤモヤとした不安が心を支配し、何もかも悪い方向へと考えがちです。その原因は「不安」が抽象的で、何に対する不安なのか“正体”が分からなくなっているからと言えます。頭の中だけで悶々と考えるのはいったんお休みして、今思っていることを書き出してみましょう。
そうすることで「何に対して不安を抱いているのか」が、目で見て分かるようになります。不安の正体が分かるだけでも、心が落ち着き、物事を冷静に考えられるようになるはず。また不安に思っていることを俯瞰して見れるようになるため、自然と感情をコントロールできるようになっていくでしょう。
自分を信じる力を持つ
日本人は同調性が強いと言われていることもあり、「同じ」であることが良いと思いがちです。でも人は違って当たり前です。物事に対する考え方や取り組み方は、自分の特性を活かし居心地良くできるのがベスト。自分の考えや行動を、自分自身が信じてあげることから始めましょう。
ネガティブ思考の方の特徴のひとつとして「本当にそうなのか」と、物事を慎重に見極めようとする傾向があります。これは疑い深いということではなく、「真実を見抜く力」があると言えるでしょう。