夏用のジャケットやニットなどの場合はブラッシングをしておきましょう。やわらかい衣類用のブラシでホコリなどの汚れを落とします。また、繊維の流れを整えることで空気を通し、ふっくらさせることもできますよ。

着たあとの服はハンガーにかけて通気性のいいところに干し、湿気をしっかり乾かすことが大切です。屋外の直射日光は服が傷みやすいので陰干しがおすすめ。夜なら換気扇のある洗面所か風の通る場所がいいですね。

黄ばみや染みなど目立った汚れがない場合は、洗濯機のドライ（手洗い）コースで洗うと楽チンです。おしゃれ着用の洗剤を使えば、洗濯機でも手洗い表示のものが洗えますよ。畳んでネットに入れ、洗濯物の量を少なめにして洗いましょう。

汗による黄ばみを落とすには、主成分が過酸化水素の酸素系漂白剤を使いましょう。漂白剤はほかに粉末タイプや、塩素系漂白剤もあるのでよく確認してくださいね。

日焼け止めは油性汚れなので、食器用洗剤で落としましょう。汚れた部分を濡らして食器用洗剤をつけてなじませ、しばらく置いておきます。そのあとつまみ洗いしながら40℃くらいのお湯で流し、普通の洗濯を行います。

日焼け止めが黄ばみ汚れとなった場合は、クレンジングオイルを追加しましょう。食器用洗剤とクレンジングオイルを1対1の割合で混ぜて汚れに塗り、しばらく放置。つまみ洗いをしてお湯ですすぎ、洗濯機へ入れます。

酸素系漂白剤を塗って置いておくだけでも黄ばみに効果があります。しかし、塩素系漂白剤を使うと、日焼け止めと化学反応を起こし、ピンク色に変色する恐れがあります。漂白剤を使う場合は、必ずよく確認してからにしましょう。

歯ブラシを使ってクレンジングオイルを汚れの部分になじませます。そのあと、食器用洗剤を上からなじませましょう。汚れとクレンジングのオイル分を落とすためです。40℃くらいのお湯につけながらつまみ洗いをし、通常の洗濯を行います。

布マスクは手洗いが基本！使ったら毎日洗っておきましょう。他のマスクから菌が移らないように1枚ずつ洗うのがおすすめです。桶や洗面器に水を張り、衣類用液体洗剤を溶かしたらマスクを10分ほど浸してやさしく押し洗いします。

メイク汚れが気になる時は、液に浸したまま食器用スポンジでたたき洗いがおすすめ。汚れが落ちにくい場合は漂白剤を使いますが、色柄ものには酸素系漂白剤を！最初の洗濯液に一緒に入れておきます。水ですすいでタオルで脱水し、形を整えたら干しましょう。