お金と食、両方とうまく付き合うためには?
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「食費も、どうしたらいいのかわからない!」という人は、まずは冷蔵庫を整えることから始めましょう。冷蔵庫を整えることで、食材の無駄を減らし、毎日の料理も気持ちよく行うことができます。冷蔵庫が整ったら、食費の予算をたててみましょう。そして、買い物へ。このルーティンがうまく回ると、食とお金とうまく付き合いながら暮らせるはずです。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
1.冷蔵庫を整理することから始めよう
「食にまつわる暮らし」を整えるためには、まずは冷蔵庫の中身をチェック。冷蔵庫を整理することで、食材の買いすぎや、無駄にしてしまうことを防ぎます。まずは「冷蔵庫を整えて、食材の無駄を減らす」ことから始めましょう。
☑︎冷蔵室を整えよう
冷蔵庫を整えるアイデア
●保存容器はメーカーを統一するとスッキリみえる
●琺瑯やガラスの保存瓶が匂いが移らずオススメ
●保存容器の中身が何かわかるようにラベリング
●中身は7〜8割に保って使いやすい冷蔵庫に
●細々したものはトレーにまとめるとスッキリ
●琺瑯やガラスの保存瓶が匂いが移らずオススメ
●保存容器の中身が何かわかるようにラベリング
●中身は7〜8割に保って使いやすい冷蔵庫に
●細々したものはトレーにまとめるとスッキリ
どこに何を収納するか決めよう
●賞味期限が長いものは上段に(加工食品など)
●毎日使うものは中段に(朝食用やお弁当用のもの)
●賞味期限の短いものは下段に(ハムや肉・魚・納豆など)
●鍋をそのまま入れれるように一段開けておくと便利!
●毎日使うものは中段に(朝食用やお弁当用のもの)
●賞味期限の短いものは下段に(ハムや肉・魚・納豆など)
●鍋をそのまま入れれるように一段開けておくと便利!
ドアポケットの整理
●飲み物など温度変化に影響を受けにくいものを収納
●ワカメなどの乾物は、100均などの容器に入れて保存
●倒れやすいチューブ類は専用の容器や吊るして整理
●ワカメなどの乾物は、100均などの容器に入れて保存
●倒れやすいチューブ類は専用の容器や吊るして整理
☑︎おすすめの保存容器
野田琺瑯ホワイトシリーズ
WECKガラスキャニスター
野田琺瑯バターケース
☑︎野菜室を整えよう
野菜室下段の使い方アイデア
●野菜ひとつひとつが見えるように収納しよう
●100均のケースを並べると整理しやすい!
●汚れても安心で、冷やしすぎを防ぐ紙袋収納がオススメ
●葉物は袋に少し水を貯めて、カップなどに立てて保存
●100均のケースを並べると整理しやすい!
●汚れても安心で、冷やしすぎを防ぐ紙袋収納がオススメ
●葉物は袋に少し水を貯めて、カップなどに立てて保存
野菜室上段の使い方アイデア
●100均の仕分けケースがピッタリ!
●上段にはミニトマトなど細々したものを収納
●半分の玉ねぎなど使いかけの食材の収納にもピッタリ
●上段にはミニトマトなど細々したものを収納
●半分の玉ねぎなど使いかけの食材の収納にもピッタリ
☑︎冷凍庫を整えよう
●100均の容器で仕切るとスッキリ
●肉・魚・冷凍食品・主食で仕分けすると見やすい
●肉・魚・冷凍食品・主食で仕分けすると見やすい
こちらの記事も参考にしてみてくださいね
2.食費の管理の仕方は?
☑︎食費予算を立てよう
まずは予算を立ててみよう
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1ヶ月の食費の予算は、家族構成や食材の品質にこだわりがあるかどうかなど、家庭によって大きく異なります。まずは、自分の家庭の1日の食費の上限をどれくらいに設定するか決めましょう。たとえば、1日2000円→1週間14000円→1ヶ月62000円で、1ヶ月の食費予算は62000円となります。
その予算、厳しすぎない?
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「うちと同じ5人家族のお宅が食費3万だから、うちも3万を目指そう…」と他の家庭に予算を合わせる必要はありません。予算がキツキツすぎると、食べたいご飯を我慢してしまったり、栄養が傾いてしまったり、デメリットも大きいです。2019年の総務省の調査によると、世帯構成員ひとりにつき、外食を除いた食費の平均は20,278円です。平均値を踏まえた上で、無理のない予算設定をしましょう。
☑︎そもそも食費の予算には何を入れている?
外食は食費に含む?含まない?
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人によって、「何を食費として考えているか」は異なります。たとえば、外食を食費と考えている人もいれば、入れていない人もいます。外食は、店や回数によって月にバラつきが出てしまうので予算を立てるのが難しめ。食費とは別に「外食費」や「特別費」として予算を立てていた方が管理はしやすいです。
お米や調味料代は?
お米や調味料を毎月決まって購入する家庭はいいのですが、一人暮らしや二人暮らしなどの家庭だと、月によってバラつきがでてきます。そうなると、先月は予算内で収まったのに、今月は調味料代で予算を大幅にオーバーなんてことも。こういった家計は、米代や調味料代は別途「特別費」「米や調味料代」などで予算を立てたほうが、月々の日常的な食費予算が守りやすくなります。
お酒やお菓子などの嗜好品は?
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あまりお酒を飲まない家庭や、お菓子はたまにしか買わない、という家庭なら食費に含んでも管理しやすいですが、毎日お酒を飲む家庭や、お菓子代に多くかかるという家庭は、「嗜好品」など予算を別にした方が管理しやすいですよ。
☑︎食費は現金払い?キャッシュレス決済?
キャッシュレス払いは要注意
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クレジットカードや電子マネーで食費を管理している方は、現金払いをしている方よりも食費の平均が高い傾向にあります。簡単に支払いができる分、予算をオーバーしてしまうことも。キャッシュレス払いをしている方は、ポイントにつられて買いすぎてしまったりしないよう上手に利用しましょう。
食費管理しやすいのは現金
1週間分の予算を、食費用の財布や封筒などに入れておくと、今週分の残金が目ですぐに確認できるため、管理がしやすく使いすぎも防止できます。買い物は週に何回も行くよりも、1週間に1回まとめて購入した方が、食費の計算もしやすいです。
3.食材の上手な買い方
☑︎買い物に行く前に、冷蔵庫をチェック
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買い物に行く前に、冷蔵庫に何が残っているのかをチェック。同じものを買ってしまう無駄を予防します。他にも、無くなりそうな調味料はないか、何が必要かなど、買い物に出発する前にチェックしてから出かけましょう。携帯などにメモしておけば、買い忘れ予防にもなりますね。
☑︎買い物は週1回を目安にまとめ買い
買い物は週1回のペースで行くようにするのがオススメ。1週間でその食材を使い切るつもりで買い物をすると、食材も選びやすいですよ。1週間の献立を決めてから買い物するのもOK、スーパーで直接安い食材などを選んで、あとから献立を考えるのもOK。自分の得意な方を選びましょう。毎週日曜日は、近くのスーパーが特売してるから日曜日にまとめて買う、など買い物のパターンを決めておくと楽ですよ。
☑︎食材の選び方
野菜はかごがカラフルになるように買おう
野菜は、かごの中身がカラフルになるように買い物しましょう。たとえば、トマトやパプリカの赤、キャベツやネギの黄緑、ピーマンやほうれん草の緑、大根やもやしの白、パプリカや人参のオレンジ、玉ねぎやじゃがいも、きのこの茶色など。そうすることで、自然に様々な栄養を摂ることができます。簡単なのでオススメの選び方です。
タンパク質は毎日変えることを意識して
タンパク質は、1週間で毎日種類を変えることを意識するとバランスのよい献立になります。まず、1週間のうちにお肉と魚をバランスよく食べられるように、魚は刺身や赤身魚・白身魚・鯖缶などの缶詰もオススメ。お肉は、鶏肉・豚肉・牛肉・ひき肉など種類を変えて選んでいきましょう。
安くなってて買いすぎた!お肉が余りそうな時は下味冷凍が便利!
毎週買うものはパパっと選んで
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卵や牛乳・豆乳や納豆、豆腐、ウインナーなど毎週必要なものは、パパッと選んでカゴに入れちゃいましょう。ここで栄養を意識して、たんぱく質の豊富な豆腐や卵・納豆、食物繊維の豊富なもずくやめかぶ、キムチなどを毎週のルーティンに入れておくのもオススメ。
4.たまには自分を甘やかそう
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疲れすぎて、ごはんを作る気力がない…。そんなときは、誰かのパワーを頼りましょう。ピザの出前でも、コンビニ弁当でも、外食でも。疲れているときは、誰かがつくった美味しいご飯を食べてパワーをチャージしましょう。たまには自分を甘やかすことも、日々おいしいご飯をつくる活力になるものです。
日々の暮らしと食に向き合ってみましょう
暮らしの中の食はとても大切なもの。美味しく食べて、健康に過ごすためにはお金も必要になってきます。食材の無駄がないように工夫して、予算をたてて、栄養面とお金を工夫しながら買い物をして…健やかに暮らせるように、日々の食とお金を見直してみましょう。
photo by maki.