※本コンテンツはキナリノが制作した独自コンテンツです。また本コンテンツでは掲載するECサイト等から購入実績などに基づいて手数料をいただくことがあります。
お金をうまく貯めるためには?
出典:unsplash.com
お金を貯めたいけど、キツキツすぎる節約は疲れてしまいますよね。好きなことにはお金を使って、それでもうまく貯金ができている方々の共通点は、『お金にまつわる暮らしを整えている』ことだと思います。食材や日用品、衣服。無駄なストックを持たずに、いま自分が何を持っていて何が必要なのかをしっかりと把握する。暮らしを整えるだけで無駄な出費が減っていきます。お金の出入りをシンプルにして、無理せず貯まる仕組みをつくる。無理せずに貯金をするためには、まずは、暮らしを整えることから始めること。今回は、衣服を中心としたお金の使い方について考えてみましょう。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
1.クローゼットの中身を整理しよう
お金が貯まる人は、自分のクローゼットに何があるのか、手持ちの服や靴・カバン・アクセサリーを把握しています。そうすることで、同じようなものを買ってしまうことがなくなり、無駄遣いが減ります。そのためには、クローゼットの中を定期的に整理することが大切。溜め込みすぎると、自分が何を持っているのかわからなくなります。では、クローゼットの整理のポイントをみていきましょう。
まずは、いらない服を思い切って処分しよう
☑︎この服はまだ気に入っている?
出典:unsplash.com
服や靴、アクセサリーを手に取ったとき、ときめきますか?着るときにわくわくしたり、気分があがる服なのかどうかはクローゼットを整理するときに大切なポイント。〈気に入っていて取っている服〉なのか、〈高かったから、もったいなくて捨てられない服〉なのか。後者の場合は、思い切って手放しましょう。
☑︎この服は今もちゃんと着ている?
全然着てないのに、ずっと何となくクローゼットにある服ってありませんか?2年以上着てない服があったら、手放しましょう。それでも迷う場合は、収納ケースなどにしまって、普段は目に触れないようにしてみて。そのまますっかり存在を忘れてしまって、1年以上着なかったら、もう本当にいらない服だと納得して処分できるはず。
☑︎この服は今の自分のサイズに合ってる?
その服は、サイズは今もぴったりですか?ヨレヨレになっていませんか?体重が増えたり、減ったり、年齢を重ねるごとに体型が変わっていきます。「昔はぴったりだったけど、今はサイズが合わないなぁ…」という服があれば、処分するかどうか判断しましょう。いまの自分の体型に合う服を選びましょう。
☑︎この服はいまの私らしいと言える?
出典:unsplash.com
「今の私らしいかどうか」も、大切なポイント。たとえば、20代前半に買ったブラウスやスカートがあるとしましょう。30代になり、母親になった今のわたし。「あの頃はしっくりきてたのに、今着てみるとなんだかなぁ」と感じてしまう服やアクセサリーもあるかもしれません。年齢を重ねるにつれ、趣味も雰囲気も変わっていきます。〈今のわたしらしさに合った服かどうか〉も整理の判断基準にしてみてくださいね。
クローゼットの中の服の数は一定数にしておこう
出典:unsplash.com
家のクローゼットは、どうしてもスペースに限りがあります。クローゼットの中がぎゅうぎゅうだと、手持ちの服を把握できなくなったり、カビが生えやすくなって服をダメにしてしまうことも。服にとっても、お金にとってもよくないことばかり。いらない服を思い切って処分したら、つぎは、そのすっきりしたクローゼットを常に保つように意識していきましょう。
☑︎ワンシーズン、10着のワードローブにしてみる
出典:unsplash.com
パリに住む人々、パリジェンヌたちは服をあまり持たないといいます。自分らしさのある、お気に入りの服を上手に着回す。だいたいワンシーズン、10着前後。下着や靴下、羽織や靴、アクセサリーは数に含めない。たとえば、夏場なら【トップス4枚、パンツ3枚、スカート1枚、ワンピース2枚】のように、自分にあったスタイルの服を10枚を目安に選んでみましょう。季節物以外の服は、衣装ケースなど別の場所に収納することも大切。
フランス人は10着しか服を持たない (だいわ文庫 D 351-1)
710円(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
☑︎ハンガーの数を増やさない
ハンガーは同じ種類のものに揃えておくと、クローゼットがすっきりしてえます。ハンガーの数は増やさないようにしてみて。そうすることで、服が増えていくのを防ぎます。〈一着買ったら、一着手放す〉くらいの気持ちで過ごしてみましょう。一度すっきりしたゆとりのあるクローゼットの良さを知ったら、買い物欲もおさまり、無駄遣いも減ってくるはず。毎シーズン衣替えの際に、持っている服を整理するくせをつければ、クローゼットを綺麗な状態に保てますよ。
手放した服はどうする?
☑︎フリマアプリを利用する
出典:unsplash.com
いらなくなった服は、フリマアプリに出してみましょう。売上金を貯めて、旅行にいけるくらいの額になる人もたくさんいます。塵も積もれば山となる、です。手放した服も次の人に着てもらうことができて、売上金も入るので1番おすすめの方法ですよ。
☑︎リサイクルショップに持っていく
フリマアプリを使うのが面倒な方や、出品したけどなかなか売れない…という場合は、地域のリサイクルショップに持っていきましょう。フリマアプリで売るよりもだいぶ買取価格は下がりますが、リサイクルにもなり、簡単に早く手放せるのでおすすめですよ。
2.自分らしい服の選び方
「あの人が着ているのを見ると素敵だったのに、自分が着るとなんだかなぁ」といった経験がありませんか?人は誰しも、自分に似合う服や自分らしいスタイルというものがあります。『自分らしいスタイル』をしっかり持っていて、自分を魅力的にみせることができる女性って、素敵だなって思います。自分らしいスタイル、自分に似合うものは何なのか。それを知ることで、服の選び方も変わってくると思います。自分を魅力的に魅せてくれる服を、選んでみましょう。
自分に似合う服を把握する
☑︎骨格診断を受けてみる
出典:unsplash.com
その服が似合うかどうか判断するとき、大切なのは体格よりも〈骨格〉を基準にして選ぶこと。服のデザインだけではなく、柄や素材まで骨格によって似合うものが変わってきます。基本的な骨格のタイプは、【ストレートタイプ】【ウェーブタイプ】【ナチュラルタイプ】の3タイプ。今はネットでも簡単に骨格診断ができるサイトがあるので、ぜひ試してみてくださいね。
☑︎パーソナルカラー診断で自分に合う色を知る
骨格診断に合わせてやってほしいのが、パーソナルカラー診断。パーソナルカラーとは、その人の髪や瞳・肌の色と雰囲気が調和する色、つまり、似合う色のこと。パーソナルカラーは、大きく分けてイエローベースの「スプリング(春)」「オータム(秋)」と、ブルーベースの「サマー(夏)」「ウィンター(冬)」の4タイプに分かれます。自分に合うカラーの服を着ると、肌に透明感が出る・明るく垢抜けた印象になる・引き締まってみえるなどメリットがたくさん。ネットでも簡単に出来るものもありますが、一度プロに依頼してみるのもおすすめですよ。
自分のスタイルを見つける
なぜその服を着ているのか?トレンドだから?好きなモデルが着ていたから?衝動買いしてしまってお金がもったいないから?そうではなく、本当に気に入っていて、自分に似合う服を着るようにしましょう。自分らしいスタイルを確立するのも大切。どんな服を着れば自分が素敵にみえるのか、魅力が引き立つのか、一度考えてみてくださいね。そうすればおのずと衝動買いも減り、持っている服すべてがお気に入りの、素敵なクローゼットが出来ますよ。
3.服を買うときに気をつけたいこと
意識してみよう
☑︎衝動買いをしない
出典:unsplash.com
「安いから」「SALEだから」「ブランドものだから」「友人が買っていたから」「店員さんにおすすめされて断れず」「見栄をはるため」
こういった理由で服を買うのは、ちょっと待って。この買い方をしてしまうと、お金はどんどん飛んでいきます。そして、結局あんまり着なかったなんてこともしばしば…。そういうときは、一度立ち止まって日にちを置いてみましょう。反射的に欲しいと思っても、日にちを置くことで、かなり浪費を抑えることができます。それでも欲しければ、購入するようにしましょう。
こういった理由で服を買うのは、ちょっと待って。この買い方をしてしまうと、お金はどんどん飛んでいきます。そして、結局あんまり着なかったなんてこともしばしば…。そういうときは、一度立ち止まって日にちを置いてみましょう。反射的に欲しいと思っても、日にちを置くことで、かなり浪費を抑えることができます。それでも欲しければ、購入するようにしましょう。
☑︎購入前に試着しよう
出典:unsplash.com
試着せずに買ってしまって、いざ着てみるとサイズが合わない…。何だかしっくりこない…。結局着なくて、ただタンスの肥やしを増やしてしまったという経験をしたことはありませんか?「試着は面倒」と思う方もいるかもしれませんが、無駄な出費を削るためにも、試着はするようにしましょう。
☑︎着まわしできる?
その服は、今持っている服や靴、バッグやアクセサリーと合わせられますか?手持ちの服と合わないものを買ってしまうと、その服に合わせるために別の服を買うことになります。この現象を、ディドロ効果といいます。こうなると、さらにお金が飛んでいくことに…。購入前に、何と合わせるのかを考えるようにしてみてくださいね。
☑︎家で洗濯できる?
出典:unsplash.com
管理が楽か、家で洗濯ができるか?も大きなポイントです。家で洗えない服だと、クリーニング代がかかって家計に影響を与えることもあります。本当に欲しい、着たい服ならメンテナンスも気持ちよく出来ると思いますが、衝動買いで買ってしまった場合、メンテナンスが面倒で着なくなることも。買う前にタグを確認してみましょう。
お金をかけるところ、かけないところ
☑︎アウターやデニムなど長く着たいものにお金をかける
コートやジャケットなどのアウターや、デニムなどの長く着れるベーシックアイテムは、お金をかけてもいいと思います。流行に流されない、お気に入りのいいものは大切に長く着れるはず。特にデニムなどのパンツは、経年変化でより素敵になっていきますし、自分のお尻の形にしっかり合ったものを選ぶとスタイルの見え方が全然違います。長く使える良い一着を持っていると安心ですね。
☑︎靴やバッグ、アクセサリーなど小物にお金をかける
出典:unsplash.com
靴やバッグ、アクセサリーなどの小物も長く使いたいものであれば、お金をかけることをおすすめします。靴やバッグの良いものを使っていると、服がプチプラでも素敵なスタイルに仕上がりやすいですね。長く使えて、自分が持っていて気分の上がるものには、お金をかけましょう。フリマアプリで良いものを安く手に入れる方法もおすすめです。
☑︎流行アイテムにはお金をかけない
流行のアイテムは、次の年になると飽きてしまったりしますよね。流行モノこそプチプラアイテムを取り入れることがおすすめです。また、白Tシャツなどの、ヨレやすいベーシックアイテムも、プチプラの方が心置きなく買い換えることができるのでおすすめですよ。
お金と服と、うまく付き合っていきましょう
出典:unsplash.com
自分のお気に入りの、自分のスタイルに合った服を選べるようになれば、無駄遣いも減るようになります。衝動買いをしてタンスの肥やしを増やしてしまっては、買った服もお財布の中身もかわいそうなことに…。まずは、自分のクローゼットの中身を整えて、素敵な服とお金とうまく付き合っていきましょう。
あまりにも有名な一冊ですが、まだ読んだことのない方は読んでみてくださいね。豊かなパリジェンヌたちの暮らし方に、日々のヒントをもらえるはず。
『フランス人は10着しか服を持たない』ジェニファー・L・スコット 著、神崎朗子 訳(大和書房)