ときめきってなんだっけ。
好きな人ができない理由
自分に自信がない
でも、そもそも恋に自信満々の人ってそうそういませんよね。みんな臆病になりながら、どこかで勇気を振り絞って向かっているからこそ、ときめき恋を掴んでいるのかもしれません。
いつもとは違うコスメを使ったり、おしゃれに気を使ったり、恋だけでなく仕事を頑張ったりして自分の褒めポイントを作り出し、自信をつけていきましょう。
良いところより悪いところに目がいく
まだよく知らない男性と関係を築いていく時には、相手のことを知ろうとよく観察します。この時、相手の長所よりも短所が目についてしまうと、好きになれない要素を探しているようなものですよね。
実はこの行動は防衛本能の一つ。自分にコンプレックスがある人や自信がない人ほど、その不安を相手へ向けてしまうのです。
「この人の素敵なところはどこだろう」と意識するところから、長所探しは始まります。もちろん、見つけた短所が生理的にあわない場合もありますし、長所をいくらかき集めてもときめきにはつながらない場合もあります。それでも、普段から人の良いところを探す訓練をし、いざ出会った時にときめき要素を集められるようにしておきましょう。
恋愛より優先したいことがある
毎日の仕事やキャリアアップ、趣味など恋愛よりも夢中なものがあると、なかなかときめきには結びつきません。頭の中はいつも夢中のものでいっぱいで、恋愛について考えるスペースがないのです。ときめきたいと思いながらも恋愛の優先順位は低めですし、自らそれを望んでいます。
夢中になれるものがあるのは素敵なこと。しかし夢中なものを優先しすぎて時にはデートの約束すら面倒になり、直前でドタキャンしてしまうなんてことも。心理学的なアプローチで脳を刺激し、少しずつ恋愛について考えるスペースを増やしてみましょう。
好きな人がほしい。心理学的5つのヒント
デートは映画よりスポーツ観戦?
初めてのデート、よく行く場所はありますか?デートスポットを選ぶのにおすすめのポイントが、興奮する要素があることです。
恋をすると脳内で分泌されるのがドーパミンですが、このドーパミンは感動や興奮、強い緊張状態で強く出ます。ドーパミンは快楽と強い結びつきがあり、心地よさや気持ちよさを引き起こします。
いわゆる「吊り橋効果」と同じ理論。興奮状態、緊張状態にあってドーパミンがたくさん出ると、恋をしていると脳が勘違いするのです。楽しい時間を相手と共有する意味でも、スポーツ観戦はもってこいですね。映画を見るならほのぼの系よりもアクション系やホラー系がおすすめです。
相手の真似をしてみよう
新しい恋につながるかどうかはわからないけれど、せっかく一緒に過ごすなら相手に親近感を抱き、良い関係性を築きたいですよね。そこでおすすめなのが、相手の真似をすること。共通の趣味を見つけて嬉しくなることがありますが、彼が笑ったら一緒に笑う、彼がドリンクを飲んだらあわせて飲む、そんなふうに趣味や行動を似せてみましょう。
人は、自分と同じ行動をとる人に好感を持ったり、好感を持っている人を知らずしらずに真似る傾向があります。これを「ミラーリング効果」(同調効果)といいます。好きな人に振り向いてもらうためによく知られた恋愛テクニックですが、相手との距離感を縮めるために意識的に取り入れいるのもおすすめ。ゲーム感覚で、相手を真似してみて*
2分間見つめ合ってみよう
続いてのアプローチは、相手をじっと見つめること。まだ会って間もない人だと目を合わせることも緊張しますが、だからこそじっと見つめているとドキドキしそうですね。人が恋に落ちるのに3秒、7秒など、いろいろな説がありますが、親和性を高めるのに目を合わせることは有効なようです。
例えば、アメリカの心理学者であるケラーマン博士がマサチューセッツ大学で男女72組を対象に行った研究によると、面識のない男女に2分間見つめ合ってもらうと、相手への好意が大きくなることがわかりました。同様の実験がほかにも行われており、見つめ合う時間に10秒、4分間など差があるものの、好意が増すことが明らかになっています。見つめるうちに胸に響くときめきの音、聞いてくださいね。
1回で判断せず何度も会おう
気になる男性とデートをしてみたけれど、ちょっと違うなと感じて次のデートへ結びつかないことがあるかもしれません。でも試しに数回デートを重ねてみて。人は、同じものに何度も触れるうちに相手への好意が増す特性がありますよ。
否定的に感じていたものさえ、何度も目にしているうちに好感を抱く、これを「単純接触効果」といいます。アメリカの心理学者であるザイアンス博士が提唱したので、「ザイアンスの法則」や「ザイオンス効果」などとも呼ばれます。
インターネットなどで同じ広告を見ているうちによく知っているような気がしてきて、信頼が増し買ってしまうのも単純接触効果によるもの。一度のデートではときめかない相手も、何度も会ううちに一緒にいたい人に変わるかもしれませんよ。
二人で"好き"を育てよう
一緒にいる中で、彼の優しさや親切に触れることがあるでしょう。人は好意を向けられると好意を返したくなり、敵意を向けられると敵意を返したくなります。これを「返報性の法則」といいます。お店などで「サービスしてくれたからまた行こう」と思うのもその一例です。
二人のデートのために彼が素敵なレストランを予約してくれたから、次は私がお気に入りの店を予約しよう。そんなふうに、相手が喜ぶことを贈りあいながら二人の関係を進展させていきましょう。反対に、あなたからのギフトをもらってばかりの相手なら既に恋をしていも立ち止まることをおすすめします。
1つ目の原因は、自分に自信が持てないこと。「自分が好きになってもらえるはずがない」「好きになったら相手は迷惑かも」。そんな意識が働いて、知らずしらずのうちにせっかく生まれたときめきを無視しているのかもしれません。過去のトラウマが関係している場合もあります。