徐々に解除されてきましたが、春から始まったステイホームはまだまだ続いていますね。おうち遊びにも飽きている頃かもしれませんが、ガラッと季節が変わって今度は暑い夏が到来。夏だからこそ、エネルギッシュにおうちで楽しめて子供が喜ぶイベントが目白押し。家族で楽しめるおうち遊びアイディアなどをご紹介します。おうちの中にいても、夏の青空のように明るく夏休みを過ごしましょう♪

あくまで主役は子供！特にたくさん動いて体力を使う遊びは、ママとパパはあまり動かず、子供が夢中で遊べるようにすると◎。例えば、後で紹介する＜家じゅうの布団・ベッド・クッションを並べてホームアスレチック＞ではスタート地点にママ、ゴール地点にパパが待機すると、子供がアスレチックに夢中になっている間、ママパパは応援するだけでOK。他には"見て楽しむ"ものがおすすめ。庭で花火をしたり、植物を育てるのも◎。遊んでいる子供をよく観察して、夢中になれる遊びを見つけ、そこを伸ばすのがヒント。

庭やベランダに小さなテントで子供の秘密基地を作ってみませんか。子供は大人が入れないような小さな狭いスペースでも、そこに隠れたり、宝物を隠したりと想像力豊かに楽しむことができます。子供がうるさくしたり、危険な場合は室内に設置しましょう。

おうちで楽しめる自然というと、実は見過ごせないのが天体観測。大きな月なら幼児でも見つけやすいので、寝る前に窓を開けて星を見ながら有名な絵本のように「おつきさま、こんばんは」と言っておやすみしても◎。小学校高学年くらいからならママパパと一緒にベランダや庭で天体望遠鏡を使い、星空観察もできます。天の川というと七夕で有名なのですが、実は7月より8月の方がよく見えます。8月にはペルセウス座流星群の天体ショーも見られますよ。

ステイホームにより家庭菜園を始めたおうちが多いそうです。毎日少しずつ大きくなっていく野菜を観察し夏からでも遅くなく早めに収穫できる野菜をご紹介します。いちばん手軽でおすすめなのが「豆苗」。切ったあと捨てずに水につけておくと数日で新しい葉が生えてきます。「ミニトマト」も丈夫で比較的成長の速い野菜なので、初心者にも育てやすい。苗植えから始めて涼しい場所で育てましょう。狭いスペースでも育てられるのが「ラディッシュ」。こちらも初心者向けの野菜です。間引きしたスプラウトもおいしく食べられます。

水にアガーを混ぜるだけで出来る水信玄餅です。よく見るゼリーよりぷるぷるしていて透明度が高く、まるで水そのままのようなおもちですね。アガーとは海藻からできているゼリーの素なので、口に入っても安全な「別名：食べられるスライム」とも呼ばれています。かき氷シロップなどでカラフルに色付けしても◎

作っているときはクリーム色一色だったのに、出来上がったらオレンジ色とミルク色にきれいに分かれる冷んやりデザート。オレンジゼリーとミルクムースの2層になっています。見た目も可愛いし夏にぴったりですね♪どうして2層になるのかというと、牛乳や生クリームは、オレンジジュースより軽いため。1時間くらいかけてだんだんと2層に分かれていきますよ。

なんと袋をモミモミするだけで手作りアイスクリームが作れちゃうんです。アイスクリームメーカーや冷凍庫を使わなくても出来ますよ♪用意するものも材料以外にはジップ式の袋の大小のみと始めやすくおすすめ。手が冷たくなるので、軍手も準備すると◎。ほんのりキャラメル風味と香ばしいアーモンドが入っていておしゃれなカフェ風アイスになります。

なんとおうちでもチーズが作れるんです。牛乳、レモン、塩だけで作れるカッテージチーズ。煮た牛乳にレモンを絞るだけで出来ちゃいます。キッチンで簡単に作れるなんて大人でもびっくり！どうして液体だった牛乳が固まり、チーズに変わるのでしょうか。牛乳の成分のたんぱく質は熱や酸を加えることにより性質が変わり、固形になるのです。味はくせがなくあっさりめ。サラダなどに合います♪

おうちでつくる手ごねパン。パンの生地は柔らかい粘土みたいで遊びながら作ることができますね。パンになるまでにはいろいろな化学反応が起こっています。ドライイーストという酵母を入れることで口当たりよくふわふわに。酵母は「菌」の一種。ばい菌・ウィルスがつかないように手洗いが推奨されていますが、悪い菌だけでなくパンをおいしくしてくれる"よい菌"もいることを子供に伝えられます。

まだ小さな子供って、お風呂に入るとき服を脱いだらそこら辺に脱ぎ散らかしちゃいますよね。そこで、ランドリーボックスや洗濯機をバスケットボールのゴールネットに見立てて洗濯物を「シュート」してもらいましょう。ただ、脱いだものを入れるだけでも面倒なもの。ちょっとゲームっぽく声掛けしてコツコツよい習慣をサポートできたらいいですね。

子供は競争が大好き。例えば服の着替えを嫌がっても競争してやると俄然燃えてあっという間に着てくれることも。きょうだいやパパと一緒にぞうきんがけや窓ふきなどの拭き掃除をしてもらいましょう。「スタート！」という元気な掛け声で盛り上げて。