何かを始めるって楽しい!
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スポーツや習い事、趣味など新しく何かを始めると、毎日が新鮮でとても楽しくなりますよね。朝起きた時「今日も頑張ろう」と気分が良かったり、体に力がみなぎる感じがするのではないでしょうか。
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そんな状態がずっと続いてくれればいいのに、残念なのは「慣れ」てくることではないでしょうか。いつの間にかはじめの新鮮さが薄れ、ワクワクするような楽しさを感じなくなってしまいます。
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そうすると「頑張ろう」と思っていた気持ちも、「頑張るのはなんだか疲れるな」、という気持ちに変わってしまいがち…。そして「この程度でいいや」といった冷めた気持ちを抱いてしまうこともあるでしょう。
「この程度」ってどんな程度?
① 他の物と比べたときの高低・強弱・多少・優劣などの度合。ほどあい。 「生活の-が上がる」 「補償額は破損の-による」
② 上に基準などを示す語を伴って、物事の段階がほぼそのあたりであることを表す。 「焦げない-に焼く」 「一時間-見ておけば十分だ」
③ ちょうど適当と考えられる度合。 「いくら人がいいといっても-がある」
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「程度」には上記のような意味があります。ところで、私たちが「この程度」と言う場合、どんな時にどんな使い方をしているでしょうか。
例えば仕事帰りにジムに通っているとして、「今日は仕事がハードだったから、このくらいで止めるのがちょうどいいよね」という意味での、「この程度」という使い方があるでしょう。
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あるいは、絵を書いたり写真を撮るなど創作活動をしている場合、「上には上がいるし、趣味で楽しんでいる私はこのくらいでいいかな」という意味で「この程度」という使い方をするかもしれません。
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どちらの使い方にしても、このくらいが適当だよね、と自分のやることに対して「ここまで」という線引きをして、気持ちをラクにするようなイメージで使われていますよね。
もし「この程度」がなかったら?
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気持ち的にはラクな「この程度」ですが…そのせいでさらに上へは行けない、という側面もありそうです。ですがもし、「この程度」という自分にとっての限界を設けなければどうでしょうか。
さらなる高みを目指せるかもしれない
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一区切りを設けないということは、もっと速く、もっと上手になろうと思い続けるということですね。「この程度だな」と区切ってしまわないことで、さらなる高みを目指すための方法を模索し続けることができそうです。
「この程度でいいや」という思いを無くすには
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では、いつの間にか出てきてしまう「この程度でいいや」という思い、どうやって払拭すればいいのでしょうか。慣れや疲れと一緒に浮上してくる上に、形に見えないものだから難しいですよね。
始めた頃の気持ちを思い出す
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ありきたりですが一番有効なのは「始めた頃の気持ちを思い出す」です。なぜ始めようと思ったのか、始めたいと思ったきっかけはなんだったか、思い出してみましょう。
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始めたいと思ったきっかけとなるモノがあれば、常に目につくところに置いておくのも良いでしょう。ワクワクするような楽しさを目にするたびに呼び起こさせる効果もあります。
目標となる人や物を定める
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単に興味があって始めたことでも、目標となるような人が近くにいたり、目標にしたい作品がそばにあるとモチベーションを維持しやすいですよね。
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もし大会やコンペがある場合は、自分のレベルがどのくらいなのかを知るために参加するのも良さそうです。他者からの評価をもらうことで、新たな発見や刺激が得られるでしょう。勝ち負けで決まらない分野であれば、自分が納得のいくものが出来たらホームページなどで公開して世に問う方法も。
「この程度」とサヨナラして、もっともっと楽しもう
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もし「この程度」という線引きを設けなければ自分はもっと高みを目指せるのかもしれないと思うと、可能性が無限に広がるような気がして、ワクワクしませんか?
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自分で限界を決めずに進んでいくことは、今まで知らなかった面白さを見せてくれそうな気がします。「この程度」という思いを払拭して、もっともっとと先へ進めたらとても素敵なことですね。