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梅雨に向けた「カビ対策」。既に湿度上昇中の今、始めるのが吉!
間もなくやってくる6月と言えば、「梅雨」。
梅雨のお悩み代表格と言えば…やはり「カビ」ですよね。
入梅目前になって「対策しなくちゃ!」と思った頃には手遅れ…とまではいかなくでも、その時点ではちょっとタイミングが遅いかもしれません。
「どうしてタイミングが遅い」ことになりがちかというと――
地域によって差はあるものの、多くの地域で梅雨入りを待たずして湿度は上昇し始めます。さらに、6月~7月にかけては日照時間が少ない状態に。
つまり、梅雨直前のギリギリのタイミングで換気やお掃除をせっかく済ませたとしても、かえって湿気を呼び込むことになってしまう場合があるんです。結局乾燥させる前に時間がかかったりと、手間の割に「梅雨対策」の効率が悪くなっては、本末転倒ですよね。
出典: だからこそ、梅雨をいかに快適に過ごせるかは、梅雨に近いものの爽やかな気候である5月でどれだけ対策できるかにかかっている、とも言えます。
それでは具体的に、どこをどう掃除すればよいのかをご紹介しますので、ぜひトライしてみてくださいね。
【まずは確認!】カビの原因って何? 放置したらどうなるの?
・「高温」×「高湿度」×「エサ」の3要素が揃ったとき、カビは発生します。
カビを発生させる原因は「高温」×「高湿度」×「エサ」の3要素。
具体的には「室温約25~30℃」「湿度65%以上」でカビの原因菌の活動が活発になります。
さらにカビのエサとなるのは、「ホコリ」や「ゴミ」「汚れ」。
雨天で窓も開けにくい梅雨は、換気が悪くなりホコリもたまりやすく、まさにカビにとって最高の環境が整ってしまう、というわけです。
・カビは見た目が汚いだけでなく、健康を害する要因になります。
出典: カビは見た目に美しくない、というのはもちろんのこと、「アレルギー」や「肺炎」「喘息」の原因となることも…。
子どもを持つお母さん、花粉症やアトピー性皮膚炎といったアレルギー体質の方はとくに、しっかりケアしたいところですよね。
梅雨が来る前に済ませておきたいカビ対策「8つのこと」
健康維持の面を見ても、しっかりと対策をしたい「家の中のカビ」。
カビが発生する「高温」×「高湿度」×「エサ」の3要素のうち、「エサ」となるホコリを徹底除去するのは、まず効果的な対策の一つです。
カビリスクを減らすために今のうちに掃除したい、7つのことをご紹介します。
1|まず晴天の日中「換気」が前提。家の湿気を根こそぎ追い出す
気候が少しでもカラリとしている時期や、湿気が少ない日には特に意識して、少しでも湿気を追い出すべく換気を行うようにしましょう。
できるだけ「対角線の窓」を開けるのが、効率よく空気を流すポイント
出典: 換気のポイントとしてまず覚えておきたいのは、「対角線の窓を開ける」こと。
部屋や家の対角線に空気の通り道をつくることで、空気の動線が長くなり換気効果が高まります。
間取りが許すようならば、できるだけ遠い対角線上の窓を開けるようにしましょう。
なお、その際は、押し入れやクローゼットの扉も一緒に開けておくと、除湿効果がUPします。
窓の開け方は・・・空気の入り口は狭く、出口は広く!
出典: 空気の入り口になる窓は狭く(10~20cm程度が目安)開け、出口となる窓は全開にすると、より風通しの効率を上げられるのだとか。風向きを意識して、調整するようにしましょう。
また、この考え方は浴室などにも応用可能。
入浴後に換気扇を回す場合も、換気扇=出口と考えて、バスルームのドアを細く開けておくことで、浴室より乾いた部屋の空気が浴室内に吸引されて湯気が逃げやすく、より素早く換気・乾燥ができますよ。
出典: それでは、ここからは掃除してきたいスポットをご紹介。
まず、カラッと晴天の日に、上でご紹介した手順にのっとって換気をしているとき、ぜひ一度、徹底的に換気扇&換気フィルターを掃除しましょう。
24時間換気なども換気に効果的ですが、そもそも論として、その通り道が詰まっていては換気効果は半減しますよね。空気がスムーズに通り、除湿効果も高まります。
出典: ジメジメ時期の大きな悩みの一つである「洗濯物の臭い」は、洗濯槽の見えない場所にある雑菌やカビが洗濯物に付着することが原因になることも。
そして何より、「キレイ」にしているつもりのお洗濯なのに、実はカビだらけのお水で洗ってるなんて…考えるだけでイヤですよね。
ただでさえ湿気がたまりやすい洗濯槽ですから、汚れがついたまま梅雨に突入すると、一気にカビが倍増するんだそう。
今のうちに、一度徹底的に洗濯槽をクリーニングして、その後は1か月に一度程度定期的にお手入れをしていくことで、きれいな洗濯機がキープしやすくなりますよ。
今回は、洗濯機を中までしっかりキレイにする「洗濯機掃除」に大注目。大型の電化製品のため難しそうに思えるかもしれませんが、ご家庭でも意外と簡単にお掃除できるんですよ。無理せずできる定期的なケア方法、洗剤アイテム、汚れにくくするコツまで幅広くまとめてみました。日頃のお洗濯と同じようにぜひ気軽に取り組んでみてくださいね。
洗濯機の具体的なお掃除の仕方は、こちらもぜひご参考に…。
エアコンの中やフィルターに汚れが溜まりやすいのはご存知の通り。
梅雨の湿気と温度が重なると、カビの温床になります。
さらに、エアコンは空気を吹き出すため、エアコン内が清潔でないとカビ菌をまき散らし体調不良の原因になったり、カビの胞子が家中に広がめることとなり、いわば「カビの種」を撒くことにもつながります。
梅雨に入る前にしっかりフィルターを洗って乾燥させましょう。
お掃除が完了したらその後の清潔を保ちやすいように、手軽に交換可能な「ホコリ取りフィルター」を貼り付けておけば安心ですね。
東洋アルミ パッと貼るだけホコリとりフィルター エアコン用2枚入 3499
368円〜(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
5|衣替え/大物のお洗濯/タオル・下着のつけおき洗い(除菌)
洗濯物が乾きにくくなる時期が来る前に、大量のお洗濯ものや大きなカバー類は一気に片づけておくのが吉。
特に、洗濯乾燥機などが使えない素材・浴室乾燥機などを使用してもなかなか乾かないものは要注意です。
例えば、たまにやってくる肌寒い日に備えて出しっぱなしになっているアウター類はありませんか?
梅雨のおうち時間を使ってお洗濯した場合、乾ききったように見えても中途半端に湿気が残っている場合もあり、もしもそのまましまい込んでしまうと、次のシーズンにはカビていることも…。
出典: また、毛布やラグ、ソファカバーやカーテンなども、梅雨時期にカラッと乾かすのは至難の業。
時間もかかり干す場所も取るので、毎日のルーティーンである洗濯がうまくこなせず、いつのもお洋服たちが洗濯カゴの中で洗えるタイミングを待つうちに臭いを発する、なんてこともあり得ますよね。
気候のいい時期のお天気良い日に、1か所or1枚ずつお洗濯していくルールにしておけば、負担も少なくあっという間に対策できますよ♪
「タオル・下着」も、酸素系漂白剤を使って洗い直せば、除菌できて安心
出典: 先ほども触れた梅雨につきものの「洗濯ものの臭い」は、衣類自体についた菌が、洗濯後乾燥までに時間がかかる中で繁殖することも大きな原因。
ひどい場合には、洗濯物自体が乾くまでの間にかびてしまう場合も…!
せっかく時間をかけて洗濯槽をお掃除したのだから、そこで洗う衣類に対しても予め対策を施しておくけば万全です。
特に、優先的に行っておきたいのが、直接人肌に触れて汚れがちな「タオル」「下着」類。
出典: 梅雨前のお天気がいいタイミングで、一度まとめて漬け置き除菌し、しっかり乾かしておくのがオススメです。
しっかり漬け置きしたあとの水を見ると…目には見えない汚れにびっくりするはずですよ!
出典: もしもタオルの買い替え時ならば、こちらのようなガーゼ素材のタオルを選んでみても◎ 乾きやすい素材のタオルは、洗い直しなどのケアが一層楽になりますよ。
気になる汚れを簡単にキレイにしてくれる「酸素系漂白剤」は、お風呂やキッチンの掃除は勿論、衣類、スニーカーなど、幅広く使えて効果抜群!納得の使い心地。きっと、みなさんのおうちの定番の洗剤に…。今回はそんな頼れる洗剤「酸素系漂白剤」の”つけ置き術”をご紹介したいと思います。梅雨が近づくこの季節。おうちの中や身の回りの物をキレイに掃除&洗濯して、気持ちよく快適に過ごしてみませんか♪
お手軽に衣類を漂白&除菌できる「酸素系漂白剤」は、漬け置きにオススメです♪
浴室周りで、油断するとあっという間についてしまう「水垢(みずあか)」。
水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムが乾燥したものなので、水を使う以上はどれだけ気を付けてもついてしまう汚れの一つです。そしてこの水垢…なんとカビの大好物!
梅雨の前に、一度徹底的にやっつけておくのが安心です。
お風呂場やキッチンなど、おうちの色々な水廻りに発生しやすい水垢は、いざ取り除こうとしても固くて落としにくいので本当に厄介ですよね。この水垢を退治するには、汚れの性質を見極めた上で適切なお掃除アイテムを選ぶことが大切。今回は、水垢落としに効果のあるお掃除方法や、気を付けたい注意点などを詳しくご紹介します。頑固な水垢に諦めかけていたおうちの水廻りを、今度こそスッキリ磨き上げてみませんか?
なかなか落ちないイメージの水垢も、ポイントをおさえるとスムーズにお掃除できますよ!
ピカピカに磨き上げて安心するのはまだ早い!
先ほどお話ししたように、日々必ず発生してしまう「水垢」がある以上、一度キレイにしたタイミングで防カビ対策までセットで行っておくのが安心です。
お手軽なのは、「防カビくん煙剤」。お子さんのお風呂のおもちゃなどは浴室にそのまま置いた状態で、カビが生えにくいよう除菌が行えます。
2カ月に1度効果が継続するというのも嬉しいポイントですね。
ルック おふろの防カビくん煙剤 せっけんの香り 5g
449円〜(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
7|ホコリが溜まってるクローゼット奥…衣装ケースや靴箱を掃除
出典: 「ホコリ」の温床となりがちなのが、衣装ケースやクローゼット、靴箱。押し入れの奥の方も要注意です。
面倒でも、一度お洋服や靴、収納ボックスをどかして、ホコリをお掃除しておきましょう。
先述のとおり、ホコリは、カビのエサになるので、大切な洋服を守るためにしっかり掃除してくださいね。
ただし、注意したいのが「水拭き」。
キレイにしたつもりが、水拭きで水分が残ってしまった場合、むしろカビが繁殖しやすいよう湿気を提供してしまう場合も…。
特に押し入れなど「木材」が使われている部分は、水拭き後にしっかり乾燥させること。極力お天気がいい湿度の少ない日に行うのが良いですね。乾いたことを確認してから、収納物を戻すようにしましょう。
あわせて、除湿剤を置けば安心。無ければ、新聞紙を活用しても◎
出典: お掃除が終わって収納を元通りにする際に、除湿剤(シリカゲルなど)を置くと安心です。こちらの商品は頼れる100均、ダイソーの商品。食品用なので、他にも乾物入れの容器に加えても。使い切りやすいのがいいですね◎
出典: 除湿剤が無ければ、新聞紙を使うという手も。新聞紙の表面水分を吸収しやすく、デコボコしているため、除湿効果があるんです♪
棚板全体に、新聞紙を広げて敷いておくほか、靴箱など日々モノを出し入れする場所の場合は筒状に丸めて棚の隅に置いておいても◎。
出典: 空いている場所に、新聞紙をくしゃくしゃに丸めて置いておくだけでも、効果があります。ただ平たく敷いておくよりも表面積が広くなる分、より高い除湿効果を発揮してくれます。
小まめに交換してそのまま処分できるというお手軽さはもちろん、天日干しして再利用してもOKなので、ライフスタイルや必要な量に合わせて、自分に合った方法で活用してみてはいかがですか?
8|食品をしまう冷蔵庫・パントリー内も、カビ対策を。
冷蔵庫内のあらゆるスペースを掃除・消毒。併せて食材整理も。
温度が低いはずの冷蔵庫も、場合によってはカビが生える場合が。
記事の冒頭で、カビは「20~30℃を好む」とお話ししましたが、実は「5℃」ほどあれば増えることができるんだとか…!
出典: 「冷蔵庫」の中には気づかないうちにこぼれた調味料や肉・魚の汁、野菜の水分などがあることが多く、カビの栄養の宝庫です。高湿度の梅雨時期になるとさらにカビリスクが高まるので、しっかり掃除しておきたい場所のひとつです。
消毒用エタノールなどで、しっかり拭き取って清潔にしましょう。また、冷蔵庫の中だけでなく、冷蔵庫にしまう物が汚れている場合も。例えば保存容器のタッパーの底に、こぼれた汁が付いていることもあるので、そちらにも注意を払いましょう。
ただでさえ食中毒が怖い時期。冷蔵庫の食材の整理や傷み具合をチェックしつつ、冷蔵庫内をベストな状態に整えたいですね。
地球にも体にも優しいエコな掃除術として、近年注目されている「ナチュラルクリーニング」。重曹・クエン酸など自然由来の素材でお肌への影響が少なく、小さいお子さんがいても安心して使えるという嬉しい特徴があります。どんどん暑くなるこれからの季節、とくに食品を扱うキッチンや冷蔵庫は、できるだけ安全な方法でお掃除したいですよね。そこで今回は、そんな夏に知っておくと便利なナチュラル掃除術から、キレイを保つコツや便利なアイテムをたっぷりご紹介します♪
食品が直接触れる場所だから、安心のお掃除法を知っておきたいですね!
梅雨本番で湿気って悪くなる前に、乾物系はできるだけ使い切るのが◎
出典: パントリー内など、比較的常温保存をしている乾物類。梅雨になるといっそう湿気を吸いやすく、カビが発生したり傷みの原因になってしまうんです。梅雨前に、一度積極的にお料理に使用するようにして、片づけると安心です。
出典: この冷蔵庫やパントリー内の整理をするタイミングで、備蓄用の食品を整理するのもオススメです。
備蓄用の乾物は、先述のとおり、古いものは食べきるようにすると良いでしょう。「缶詰」や「レトルト」は湿気に左右されない、比較的買いおきしやすい食材です。
いろいろなことをリストアップしたので、全てをこなそうとするとちょっと気が重くなってしまったかもしれません…。
そんなあなたは、また梅雨までに時間があるこのタイミングで、例えば1週間に1~2か所ずつ取り掛かっていくのはいかがでしょう。
しかも、「梅雨前の対策」とは言ったものの、普段の暮らしを快適にすることにもつながるので、終わった後はおうちも気分もスッキリするはず!
出典: 今のちょっと丁寧なひと手間が、憂鬱になりがちな梅雨時期を軽やかにしてくれること、間違いなしですよ。
まずは、1か所、始めてみましょう!
カビを発生させる原因は「高温」×「高湿度」×「エサ」の3要素。
具体的には「室温約25~30℃」「湿度65%以上」でカビの原因菌の活動が活発になります。
さらにカビのエサとなるのは、「ホコリ」や「ゴミ」「汚れ」。
雨天で窓も開けにくい梅雨は、換気が悪くなりホコリもたまりやすく、まさにカビにとって最高の環境が整ってしまう、というわけです。