ふと落ち込んだ時の処方箋。欠点から自分の「長所」を見つけてみよう

自分の欠点ばかり目につく……

うまくいかない時は、自分の本来良い所すらも欠点に思えたり、自分の足りない所ばかり目について落ち込んでしまいますよね。

失敗を繰り返さないように反省することも大切ですが、自分を貶める(おとしめる)のは「樹形を整えようとして木の幹を根こそぎ切り倒してしまう」のと同じこと。

これから伸びゆく自分の成長のためにも、幹は切り倒さずに枝葉だけを選別する、そんなつもりで自分を見直していくことが必要です。

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自分の欠点は常に自分らしさと繋がっていて、出方によっては長所にもなり得るものです。
それが場面によってマイナスに出るか、プラスに出るかだけなのですよね。

自分をどうしても肯定しにくい…そんな日には、逆に欠点から自分の長所を探してみてはいかがでしょうか。

欠点から探す！長所探し

「自分や他人に厳しい目を向けてしまう」時があるなら

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「自分や他人につい厳しくなってしまう」とお悩みの人は、克己心があり、規律正しい人です。モラルや規律・伝統を守り、きちんとけじめをつけることができる人でしょう。

その克己心や自己コントロール能力ゆえに、ご本人は「ありのままの自分を大事にしている」という感覚をあまり持っていないかもしれません。これは、自分に厳しい所以です。

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自分では毛頭目立つつもりはなく、特別なことはしていないと思っているかもしれません。

でも、物事の良しあしを判断し、日々淡々と自分のできること・すべきことをこなすあなたがいることで、場に自浄作用が働き、規律が保たれ、皆がいつも通りの日常を安心して送ることができるのです。

あなたの存在に支えられ、はかり知れない安心感を得ている人が、必ずいます。

「冷たい人」とみられがちなら

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いつも沈着冷静で知的。理性的なクールさんは、時に「冷たい」と思われることもあるかもしれません。

でもけっして冷たいわけでも感情がないわけでもなく、正確な情報を集め、客観的に物事を判断するために、深い情熱を冷静な顔の後ろに隠しているだけだったりします。

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他の人ならパニックになってしまうような場面でも取り乱さないクールさんは、その安定した態度で浮足立った周囲の人をなだめ、落ち着かせてくれることがあります。

他の人の話も聴き、見通しを立てて行動するため、「頼りになる」「信頼できる」という評価を勝ち得ています。そんないつも感情的にならないあなたのスタンスに「ほっとする」と安心を感じる人が多くいるでしょう。

「おせっかいだったかも」と後悔しがちなら

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つい口を出してしまい「いらないおせっかいだったかも……」と後悔しがちなのは、面倒見のよい世話好きさん。明るく柔らかな雰囲気の人が多く、愛情深く他の人に対する思いやりにあふれています。

その優しさに日頃から温められている人は少なくありません。

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情報収集を増やし、適度な距離を保った「見守り」にシフトすることで失敗は減らせます。

教育や医療・介護などでは欠かせない配慮やいたわりの素養を、もともと持っているのです。
「あなたのそばにいると笑顔が増える」「のびのびとふるまえる」「癒される」という意見多数です！

「はめを外しすぎた？余計な一言だった？」と気になるなら

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ついはめを外してしまったり、衝動的な発言をして「しまった……」と後から頭を抱えることのある人は、天真らんまんで自由奔放なクリエイタータイプに違いありません。

創造性豊かで、周りにとらわれず自由な喜怒哀楽を表現するところに、人間らしい魅力があふれています。

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気が向かなければオフモードですが、ひらめいた・思いついたら有言実行。自分の心に正直で、子どものように好奇心いっぱい。のびのびとふるまい、他の人の意向ではなく、自分の直感に従います。

周囲はそんな姿と表現にシンパシーを感じ、励まされています。陰ながら応援している人も。

勇気と覚悟をもって「自分自身でいる」ことを学ばせてくれる存在なのです。

「自分の意見が言えない」なら

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「自分の意に沿わないことがあっても我慢してしまい、自分の意見が言えない」あなたは、空気を読む能力が高い努力家です。

争いを好まず、平和主義。忍耐強く、順応力があり、環境や相手に合わせて柔軟な対応ができます。協調性も高く、自分のことは後回しにしても相手からの期待に応えようとするかもしれません。

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抜群のサポート力と献身、これは誰にでもできることではありません。自信だけが足りず、自分の欲求や価値を不当に低く評価しがちですが、周囲の人はどれだけ頑張り屋さんかよく知っています。

貴方の意見や願いも尊重してくれるような、お互いに大切にしあえる人たちと一緒にいるようにしましょう。

「欠点を直す」より「したい生き方」の方を向いて

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4つ挙げたうち「2つ以上の欠点や要素に当てはまる」人もいるはず。さまざまな要素が複合的に集まって自分という人となりを形作っているのです。

そこで、どの欠点・要素が自分の中で一番強調されているか、考えてみるのがおすすめ。「欠点を直そう」と努力するよりも、「こんな人になりたい」と思う要素を強化していくと、自然にバランスがとれてきます。