子どもとの接し方に悩んでいない?
ママはみんな悩んでいる
出典:unsplash.com
ママになって、喜びとシアワセの場面が多い中、初めての子育てで分からない事ばかり。子どもの成長と共に悩みも変わり、思い通りにいかない事も増えていきますね。「わたしの子育てで合っているのかな?」「子どもとの接し方って意外に難しい」と悩んでいませんか?そうやって悩むママは意外と多いんです。
悩む事はわるい事じゃない
出典:unsplash.com
子育てにマニュアルはなくて、育児書や子育ての本はたくさんあるけれど、正しいばかりが正解じゃありません。正解がないから不安になったり、もっと子どもにとって良い接し方はないかなと悩むんですよね。悩むことはわるい事じゃない、きっと前に進むための力になります。
シンプルな声掛けや行動で子どもは変わる
出典:unsplash.com
具体的にどんな声掛けや行動をしていったらいいんだろう?あなたの気持ちが少しでも楽になる接し方を一緒に見つけていきましょう。朝起きて夜寝るまで、家事に子育てに仕事に忙しいママたち。家事の合間に読める、シンプルな声掛けや行動、ヒントになる言葉を集めたので色々試してみて下さいね♪
子どもとの接し方のヒント20
子どもの世界に一歩入ってみよう【子どもの目線編】
①しゃがんで気付く子どもの世界
出典:unsplash.com
子どもの目線に立つという言葉、よく耳にするけれど、忙しい毎日の中でとっさにできないこともありますよね。たとえば子どもがティッシュを次から次へと引っ張りだして遊んでいたとしましょう。勿体ないからやめて!と言いたいところを一旦立ち止まって、子どもの側に行って背の高さまで実際しゃがんでみてください。もしかしたら引っ張るのが面白かったのかな?手触りが気持ちよかったのかな?子どもの背にしゃがむことで、気持ちがふっと緩むことがあります。
②もし私が私の子どもだったら?
「もし私が私の子どもだったら?」いつも見ていてほしい?今抱きしめてほしい?子どもの目線で見て考えると、自然にできることが増えるかもしれません。自分の子どもになったつもりで、発想の転換をしてみるのも楽しいですよ。
③ママの存在自体が安全基地
安全基地(あんぜんきち、英: Secure Base)とは、アメリカ合衆国の心理学者であるメアリー・エインスワースが1982年に提唱した人間の愛着行動に関する概念である。子供は親との信頼関係によって育まれる『心の安全基地』の存在によって外の世界を探索でき、戻ってきたときには喜んで迎えられると確信することで帰還することができる。
子どもから見るとお母さんは安全基地のようなものかもしれません。それは大それたものじゃなくて、ママの存在自体が安全基地。友達とけんかしても、学校でイヤなことがあったとしても、明日の作文の発表が不安になってても、ママがいてくれたら子どもは安心できるのです。あなたは頑張らなくてもそのままのあなたで十分ですよ。
具体的に子どもに何をしたらいい?【行動編】
④【みつめる】視線に子どもは安心する
出典:unsplash.com
子どもが振り返ったとき、あなたと目が合って嬉しそうな子どもの表情。ママが見守ってくれてるという安心感が、冒険したりチャレンジしてみようかなという自信につながります。
⑤【微笑む】ママの笑顔が大好き
出典:unsplash.com
とにかく子どもはママの笑顔が好き。嬉しいとき、楽しいときには一緒に笑ってほしい。余裕がなくて笑えないな、そんな時は微笑んだり相づちを多く打ってみたりして下さい。その行動につられて、笑った顔に不思議と気分がついてくることもあります。
⑥結果ではなく過程を【褒める】
子どもが絵を描いて賞をもらってきたとしましょう。賞をもらったなんてすごいじゃない!と結果を褒めるのではなくて、「この色すごく綺麗だね!丁寧に塗れてるね」など、その過程を褒めてあげることが大切。結果はその時々で変わるものですから、頑張った過程を認めてあげると子どもは喜びます。
⑦お互いが安心できる【スキンシップ】
子どもが小さな頃は抱っこしたり手をつないだりしたけれど、成長とともにスキンシップが少なくなったという方もいるのではないでしょうか?そんな方にオススメなのが、頭を撫でてあげることです。ポンッと頭に手をのせるだけでもOK。これなら気軽にできそうですし、スキンシップをしたママにもオキシトシン(下記参照)が分泌されるので、ぜひ取り入れてみて下さい!
オキシトシンは、別名「幸せホルモン」「絆ホルモン」と呼ばれることもあるように、幸せを感じたり、人との絆を深めたりする作用があることで知られています。親子がスキンシップを図れば、双方にオキシトシンが分泌され、親子一緒に幸せを感じながら、信頼関係を深められるのです。
子どもがやる気になる【シンプルな声掛け編】
⑧どうしたの?
出典:unsplash.com
「どうしたの?」元気がない時、落ち込んでいるときに、この言葉をかけてもらうとホッとしませんか?普段から子どもの様子を見てるから、出てくる言葉ですね。その先は子どもが話したくなってからで大丈夫。「どうしたの?」は聞く準備はできているという合図でもあります。
⑨わかるよ
出典:unsplash.com
まず、子どもの話を聞く。そしてあなたの考えと違っていたとしても、「わかるよ」と一旦受け取ってあげて下さい。小さな子どもであっても、人は否定や反発されると途端に話す気力を失ってしまうものなんです。「あなたの気持ちや考えはわかるよ、でもママはこう思うの」それですぐに分かりあえなくても、子どもの気持ちは落ち着いてくるはずです。
⑩あなたはどうしたい?
子どもに判断力をつけてほしいと思ったら、いろんな場面で「あなたはどうしたい?」と聞いてみて下さい。例えば朝のシーン「今日はどの服が着たい?」と質問して、子ども自身に決めてもらいましょう。もし、「どれでもいい」という答えが返ってきたら、「じゃあAとBならどっちがいい?」と選択肢にしてあげるのも一つです。これは答えをハッキリとさせるためではなくて、自分の気持ちや意見を表現する練習になります。
⑪頑張ってるね
出典:unsplash.com
「頑張ってね」と「頑張ってるね」とでは印象が違いますね。「頑張ってるね」は、もうすでに認めてもらっていると受け取ります。もう少しチャレンジしてみようかなと、子どものやる気が出る掛け声です。
⑫そのままのあなたが好きだよ
そのままのあなたが好き。これ以上安心できる言葉はありません。そう思ってはいても、タイミングがなくていつ言えばいいの?なんだか気恥ずかしい。という方は、お風呂に入っている時や、夜寝る前など、リラックスしている時に伝えてみるのはどうでしょう?毎日繰り返していれば、恥ずかしさも言い忘れもありません。言えば言うほど親子関係が良くなる魔法の言葉♪
⑬(結果は気にせず)楽しもう!
何事もやってみなければ、過程を経験できないし、次への改善点も分からないですよね。子どもが不安や心配で尻込みしてしまってる時は、(結果は気にせずという気持ちで)「楽しもう!」と声をかけてあげて下さい。ハードルは低ければ低いほどいいです。発表会で歌うのが恥ずかしいなら、「とにかくその場に立ってるだけでいいよ。楽しんで!」というママの一言が子どもの気持ちをほぐします。
こんな時どうしてる?子どもの困ったこと【対応編】
⑭兄弟げんかが多くて気が滅入ってしまう時
出典:unsplash.com
兄弟がいれば、毎日の兄弟げんかに気が滅入ってしまいますよね。親が仲裁に入るとこじれがちなので、静観して、その後1人ずつ別室で話を聞く。共感の声掛け「わかるよ」を伝えて。お互いの言い分を聞いてもらえると落ち着いてくるはずです。また、兄弟げんかはスポーツだと捉えるという発想もあります☆「はい、もうそこまで!おやつにしよう♪」ママのその掛け声がケンカ終了の合図になるかもしれません。
⑮いつまでもぐずって困ってしまう時
出典:unsplash.com
子どもは大人のように、自分の気持ちを上手く言葉に表すことができません。そのもどかしさが、ぐずるという行動になります。たとえば、公園でまだ帰りたくない!とぐずったら、「どうしたい?」と声を掛けましょう。まだ遊びたいと言うでしょうから、「じゃあ、あと一つだけ遊ぶ遊具を選んでいいよ」や、「時計の針がどこの数字にきたら帰れる?」等、子ども自身に最後の選択をしてもらうのがオススメです。ぐずった後、元に戻るきっかけをあげてみてください♪
⑯素直でない反抗的な態度に戸惑ってしまう時
子どもの反抗的な言葉遣いや態度に悩んでいませんか?この時、効果的な声掛けは「どうしたの?」です。それでも憎まれ口をぶつけられるかもしれません。ママも傷つきますよね。表面的に見れば困ったことですが、子どものサインだと受け取ってみて下さい。こんなことしても(言っても)ママは受け止めてくれるかな?と親の愛情を確かめてるのかもしれません。その事を頭の片隅に置いてるだけでいいです。あなたの受け取り方も変わってくると思います。
パンクしそうになったら!あなたの気持ちを軽くする【きっかけ編】
⑰自然に触れてストレスを減らす
出典:unsplash.com
近くの公園や緑地など、自然に触れると人のストレスホルモンが減少するそうです。子どもを誘って自然がある場所を一緒に散歩したり、おやつとレジャーシートを持ってピクニックしたり、自転車でサイクリングもいいですね♪
⑱共感してくれる人に話してみよう
パートナーや同じ立場のママ友、母親などあなたがホッとできる人に話してみましょう。人は話すことで気持ちを整理したり、発見があったりするものです。はっきりとした解決策が見つからなくても、共感してもらえたり、話を聞いてくれたことに安心するでしょう。子育てに悩むのは自分だけではないと思えて、きっと新しい風が入るはずです。
⑲育児日記で良いこと探し
出典:unsplash.com
日々の子育てでイライラしたり、不安や心配事などで気持ちが下降気味になったら、視点を変えて今日良かった子どもの様子を記してみませんか?手帳やノートに箇条書きでOKです!例えば、朝起こさなくても一人で起きてきた、笑顔で学校に登校した、給食で苦手な野菜が食べれたことを話してくれた等、意識して良い事に視点を向けると、少しだけ気持ちが軽くなれると思います。
⑳一時保育を利用してみよう
出典:unsplash.com
1人時間を作りたくても、人に甘えたり頼ったりしてはいけないと思っていませんか?パートナーが忙しくて頼めなかったり、身近に頼れる人がいないという方は、一時保育を利用してみましょう。ママにも息抜きは必要です。初めのうちは、ママと離れて子どもは寂しがるかもしれませんが、同年代の子どもたちと一緒に過ごす時間も貴重な経験になるはずです。
あなたはもう十分頑張っています!
出典:unsplash.com
あなたは毎日答えのない子育てに向き合っていますね。それだけでもう十分頑張っているんだと思うんです。子どもにとって良い接し方って「どんなことだろう?」という気持ちで、この記事を読み進めてきてくれたのではないでしょうか。ここで紹介したのは本当にシンプルな声掛けや行動ばかり。色々試してお互いに合うものを見つけて下さいね。「あのとき響かなかったけど、この場面では子どもが反応してくれた!」なんてこともあるはず。あなたのその前向きな気持ちは、きっとお子さんにも伝わっています。