「ON」と「OFF」、上手に切り替えられていますか?
効率的に在宅ワークを行うための準備リスト
【1】一日のスケジュールを決める
仕事とプライベートをしっかりと線引きして、メリハリのある生活を送るように意識することが大切です。例えば、今日やるべきことを書き出して優先順位をつけると、一日のスケジュールが立てやすくなります。また週初めであれば、一週間の業務の流れをざっくりとスケジューリングし把握しておくことで、効率的に作業を進めることができます。
【2】毎日同じ時間に起きる・太陽の光を浴びる
在宅ワークで通勤時間がなくなると、起床時間が遅くなってしまいがち。だんだんと生活リズムが崩れ夜更かしの原因に繋がることも。そうなると体内時計も乱れてしまいますので、睡眠の質が下がり朝の目覚めも悪くなってしまいます。そうならないためにはできるだけ一定の時間に起きる習慣をつけましょう。
朝日を浴びると体内時計がリセットされ、自律神経も整うと言われています。朝起きたらカーテンを開けて太陽の光を浴びる習慣を。また平日だけでなく、休日も同じ時間に起きることを心がけましょう。
【3】服を着替える
在宅ワークだと、ついつい着替えずに部屋着のままで仕事を始めてしまいがち。ですがONとOFFを切り替えるためには、きちんと着替えて身だしなみを整えることをおすすめします。
スーツとまではいかなくても、出勤できるくらいにメイクをし髪の毛を整えましょう。そうすることで気持ちが引き締まり「今から仕事をするぞ!」といったモードに上手く切り替えることができるようになるはずです。
【4】仕事をする場所を決める
脳には「場所とその行った行動をリンクさせる」という働きがあると言われています。もしベッドの上で寝転びながら仕事をすると、寝る場所と仕事をする場所が同じになってしまい、睡眠の質が下がるうえに仕事にも集中できない…なんてことになりかねません。
そうならないためにも、仕事をするスペースをあらかじめ決めておきましょう。仕事用のデスクがあればベストですが、リビングのローテーブルなどで行っているという人は、“仕事をするときはテーブルの上に仕事以外のモノは置かない”などと決め事を作ると◎そうすることで、ここは仕事をする場所だと脳が認識してくれるので、スムーズに仕事に取り組むことができるようになるでしょう。
仕事モードに気持ちを切り替えるためのヒント
ルーティンを作る
出勤している時にはあまり意識していないかもしれませんが、朝起きてスーツに着替えて通勤のために電車に乗る…というのがオフィスへ行くまでの流れで、これがひとつのルーティンと言えるでしょう。そしてこの間に仕事モードへと気持ちがオンに切り替わっている人も多いと思います。
在宅ワークになると、この切り替えのルーティンがなくなります。そこでおすすめなのが「自分で新しくルーティンを作る」こと。
例えば朝起きてから着替えるまでの流れは出勤していた時と同様に行い、自宅に設けた仕事用のスペースをキレイに掃除し整理整頓をしてから始める、といった流れをルーティン化します。自身のライフスタイルに合わせて自由にルーティンを決めてOK。ルーティン化することで、自宅にいても仕事モードに上手く気持ちを切り替えるきっかけになるはずです◎
BGMを流す
オフィスにいると同僚たちの仕事のやりとりやパソコンの音が聞こえてきますよね。ですが一人だとそういった音を聞くことなく、もくもくと仕事をこなすことになります。大きな音は集中の妨げになりますが、今まで何か聞こえていたものがなくなると、それはそれで集中できなくなることも多いはず。
集中力アップのためにも、心地が良いと感じるBGMを流すのがおすすめ◎仕事が捗ると感じる音楽は人それぞれ違いますので、いろいろな音楽を試してみると良いでしょう。
歌詞があると集中できないという人は、ヒーリング系の音楽などがおすすめ。まるでカフェにいるような居心地の良い空間なら、きっと仕事も捗るでしょう。
リフレッシュのためにも定期的な換気を
在宅ワークは意識して外に出ないと、ずっと机の前に座りっぱなし…なんてこともしばしば。定期的に窓を開けて、空気の入れ替えを行いましょう。換気をすることで頭がスッキリとして、仕事も効率的にこなせるようになるはずです。仕事が行き詰まったときの気分転換にもなるので、良いアイデアも浮かびやすくなるかもしれませんよ。
在宅ワークでまず大切なことは「自己管理」。
オフィスに出勤をしているときは会社のルールに則って動いていますが、仕事場が自宅になると始業や終業の時間は決まっていると思いますが、それ以外は全て自己管理になります。一日のスケジュールをどう効率よく立てるかが腕の見せどころ、と言えそうです。