日常的に取られている「メモ」に着目!
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大切な頼まれごとや締め切りのある仕事など、優先順位の高いものを付箋に書いてパソコンやその周辺に貼っておいたり、会議での大切な内容を忘れないようにノートに書き留めるなど、日ごろメモする機会は少なくありませんよね。
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また、頭に浮かんだアイディアや今の気持ちをメモとしてノートに書き留めておくこともあるでしょう。ひとくちにメモと言ってもその内容は実に様々です。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
メモを取ったあと、どうしてる?
取ったメモを活用しきれていないなら、見直しどき
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約束の日時や作業内容などをメモしたものであれば、それが済んでしまえばもう必要ありませんよね。そのメモは消したり捨てたりするでしょう。
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けれど、突然閃いたアイディアや自分の気持ちを書き留めたメモはどうでしょうか。しっかりメモを見返して、アイディアを練り直したり自分の気持ちを整理するために活用しているという方もいるでしょう。
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一方で、メモはするもののほとんど見返さない、という方もいるのではないでしょうか。あるいは、どこにメモしたか分からず探した経験のある方も、いるかもしれませんよね。
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「手書きは記憶に残すために効果的だから書く。でも書いたメモを活用し切れていない…」と、メモの取り扱いに関して、なんとなくモヤモヤした思いを抱えているのなら、この機会にメモのあり方を変えてみませんか?
”捨てること“を前提にした「メモの取り方」とは?
メモを取る際の「ルール」を設定しよう
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例えばあるセミナーに参加するとしましょう。講師の方が話す内容を全てメモすることは物理的にもできませんよね。
まずは、セミナーに参加することで自分は何を学びとりたいのか、という目的を明確にしておきましょう。
まずは、セミナーに参加することで自分は何を学びとりたいのか、という目的を明確にしておきましょう。
必要な情報だけをメモする
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その上で、メモに全ての情報を詰め込むのではなく、知りたかったことや大事なことなど、本当に必要なものだけを選択してメモを取るようにしましょう。
大切なことだけをおさえておけば、そこに関係のある内容について芋づる式に記憶がよみがえっていくものです。全ての内容を記録しようとするのではなく、思い切って情報を捨てるように心がけることが必要です。
なるべく短時間で書くこと
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メモは自分の記憶に残すためのものです。自分が読めさえすればそれでOK。綺麗に書いたり見やすくするための工夫よりも、聞いた内容について考える時間にあてる方が大事です。
聞いた内容をメモする時はさっと走り書きをし、話を聞くことに集中しましょう。そこから何を学びとり、自分はどう行動すべきかなどを考えたいですね。
頭に入れたらメモは捨てる
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メモすることによって安心してしまい内容をすっかり忘れてしまった、という経験はありませんか?メモは残しておくものではなく、24時間ないし48時間という賞味期限を設け「捨てるもの」としましょう。
捨てることが前提であれば、見やすく整理する必要もなく、なんとかして記憶に残そうと集中することができます。記憶の新しいうちに見返すことができるので、記憶に定着しやすいのもうれしいポイントです。
もちろん「いつか使うであろうメモ」として取っておいても、メモを取ったことすら忘れてしまい意味がありませんよね。
もちろん「いつか使うであろうメモ」として取っておいても、メモを取ったことすら忘れてしまい意味がありませんよね。
メモよりも「話を聞くこと」に重点をおこう
学生のころ黒板通りにノートをとっていたように、大人になってもセミナーの内容をそっくりそのまま、とか、相手の話す内容をそのまま書き記しておきたくなるかもしれません。
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ですが、まずは話をしっかり聞くことが大事です。そして「メモは捨てるもの」という前提にすれば、初めから目的意識を強く持つことができるなど、話を聞く姿勢が変わってくるでしょう。
その都度、疑問に思ったことや確認したいことを合わせてメモし、あとからひとつひとつ解決と同時にメモを捨てていけば、セミナーからの学びが何倍にもなると思いませんか?
「捨てメモ」で自分らしく進もう
「忘れないようにメモしておく」のと、「記憶したら捨てるためのメモ」では、同じ「メモ」と言えども初めの心構えが全く違いますよね。もし、今までメモの活用がうまくできていなかったと感じるのであれば、初めの心構えから変えてみましょう。
それによって、情報をただ受け取るだけでなく、受け取った情報をもとに考え、自分なりの「働きかけ」ができるようになるでしょう。普段何気なく取っているメモに対する意識を変えることは、自分らしく前進するための大きな力となってくれるはずです。