今の「仕事とせいかつ」、私に合ってる?
この記事では、自分の価値観を見直すチェックリスト、そして多様な10の働きスタイルを紹介しています。働き方も生き方も、自由になっているこの時代。他の選択肢に目を向けてみるのもいいかもしれませんよ。
3分でできる!仕事と生活の価値観を見直すチェックリスト
安定or自由?
【A】退屈でも安定した生活を送りたい
【B】刺激的で変化に富んだ毎日を送りたい
それに対し、Bを選んだあなたは、静かに過ぎていくだけの日常だと満足できないかも。将来よりも、今の楽しさを大切にするタイプです。
【A】多少不満なことがあっても気にせず過ごせる
【B】不満やおかしいことは解決したい
Bのあなたは正義感が強く理想に燃えるタイプ。周りと衝突してでも物事をより良くしていきたいと感じる、真面目で情熱的な人です。
【A】毎日同じ場所・同じ時間割で過ごすのが安心
【B】自分のコンディションや状況によって生活を変えたい
Bのあなたは、環境を自分に合わせたいタイプ。自分にあった環境を作っていくことで、最大限実力を出すことができます。
仕事orプライベート?
【A】家族には埋め合わせをすると謝って仕事に行く
【B】家族との予定が先約なので断る
Bは家族との時間を何より重んじるタイプ。丁寧に絆を育んでいくことで、居心地のいい家庭を作ります。残業が少なく、休みがとりやすい職場がいいかもしれません。
【A】ちょっと無理してでもどうにか捻出する
【B】今は仕事に集中して、落ち着いてから楽しむ
Bのあなたは、一つのものに並々ならぬ情熱を捧げる人。無理にたくさんのものに手を出すよりも、一つに集中して取り組んだ方が成果が出やすいタイプです。
【A】忙しくても元気に生活できる?
【B】一定以上忙しくなると心身の調子を崩す?
Aのあなたは、心身のエネルギーが豊富な人。忙しくてもバリバリ働けちゃうあなたをうらやましがる声も多いのでは?心身の疲れを自覚しにくい面もあるので、意識的に休むことを心がけて。
Bのあなたは、心と体の声を丁寧に聞くことで、しっかり体調管理できそうです。たまに体力旺盛な人がうらやましくなるかもしれませんが、自分のペースを大切にして。
やりがい&働き方
【A】お給料日やボーナス日
【B】大きなプロジェクトが成功した日
Bのあなたは、抽象的・精神的なものに大きなやりがいを感じるタイプ。衣食住にはあまりこだわらず、本やライブなど、体験にお金を投資したいタイプかも。
【A】 一人で黙々と作業する
【B】チームの皆でわいわい働く
Aのあなたは、目の前のことにぐっと集中するのが得意なタイプ。そのため、集中を乱されると不機嫌になっちゃうことも。社内で一人落ち着いて仕事できる職種・業務がおすすめです。
Bのあなたは、他人とのコミュニケーションの中で仕事を作るのが得意なタイプ。そのため、一人の時間が長いと寂しくなったり、やる気を失ったりしてしまうかも。社内外関わらず、いろいろな人と連携をとれる職種・業種がおすすめです。
目的別・10の働きスタイルアイディア
①毎日決まったスケジュールで動きたい
・リストラや異動が少なく、同じ場所で安定して働ける
・ボーナスや退職金が出る
・福利厚生がしっかりしている
・有給取得率が高く、休日はしっかり休める
・給料が安定している
■デメリット
・前例を守ることが重んじられ、問題改善に時間がかかる
・年功序列式で、能力が高くても勤続年数が少ないとお給料も低い
■向いている人
・休日はしっかり休みたい人
・安定した環境にいたい人
・人と話すことが好きで、チームで仕事したい人
・細かい書類仕事が苦でない人
②社会を大きく動かす仕事がしたい
比較的安定しており、お給料も高い大企業。一般に名前を知られている会社も多く、大きなプロジェクトに入ることもできるため、プライドをもって仕事をすることができます。仕事にやりがいを感じつつ、安心してバリバリ稼ぎたいという方におすすめです。
・ネームバリューがあり、「あの○○で働いている!」というプライドを持てる
・福利厚生が厚いところも多い
・お給料が一般的に高い
・大きなプロジェクトに参加しやすく、社会を動かしている実感を持てる
■デメリット
・人が多い分、人間関係が難しい
・業務量が多く、残業が多くなったり、休日返上で働かなければいけなかったりすることもある
・個人の意見が反映されづらい
・ルールが固定化されており、時代に合っていない場合もある
■向いている人
・ネームバリューがある会社で大きなプロジェクトを動かすことに魅力ややりがいを感じる人
・部署移動や転勤などが苦でない人
・複雑な人間関係や接待をうまくこなせるコミュニケーション能力がある人
③自分の裁量で動きたい
人数が少なく、歴史も浅い分革新的なことができるベンチャー企業。意思決定のスピードが速いのも特徴です。よくも悪くも成長過程の企業なので、自分でルールを作り、会社を動かしていきたい人におすすめです。
・個人の裁量が大きく、年齢や経験に関係なく責任あるポストにつける
・意思決定のスピードが速い
・ルールを自分で作っていける
・ライフスタイルに合わせた多様な働き方を採用しているところも多い
■デメリット
・福利厚生や研修が充実していない
・安定度が低く、収入も大企業に比べると低い
・組織体制がまだ整っていないことも多い
・激務になる場合も多い
■向いている人
・自分でルールを作っていきたい人
・自分の裁量で物事を決めたい人
・仕事への熱量が高い人
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④自分の時間をとにかく大切にしたい
最近注目されている「フリーランス」という働き方。すべてを自分の裁量で決められる分、スケジュールや体調管理など、すべてが自己責任になる点が特徴です。自由度はとにかく高く、働く時間も場所も好きなように決められます。子どもがまだ小さい、家族との時間を作りたい、という理由でフリーランスになる人も。自立心が高く、自分の価値観を大切にしたい人におすすめです。
・時間や場所にとらわれず、柔軟な働き方ができる
・仕事をすればするほど報酬が得られる
・自分でどんな仕事をするか決められる
・人間関係のストレスがない
■デメリット
・体調管理やスケジュール管理が大変
・すべてが自己責任
・確定申告などの事務作業から営業まで、すべて自分でやる必要がある
・収入が不安定
■向いている人
・自分で仕事を作っていきたい、フットワークが軽い人
・一人で黙々と仕事ができる人
・オンオフの切り替えをしっかりしたい人
・プライベートを自由に過ごしたい人
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⑤自分の理想を実現したい!
自分で事業を作り、動かしていけるのが起業のやりがい。当然、ベンチャーやフリーランスよりも、ある意味で自由度が高く裁量も大きいと言えるでしょう。反面、スモールビジネスなら、うまく行けばプライベートの時間をしっかりとることも可能です。ワーク・ライフ両方の面において、自分の理想がはっきりしていて、それを実現する強い意志がある人におすすめです。
・自分の理想を仕事を通じて実現できる
・実力次第でたくさん稼げる
・定年がないため、自分が望めばいつまでも働ける
■デメリット
・収入が不安定
・問題が起これば自分だけでなく社員や家族にも負担がかかる
・決定すべきことが多く、気苦労の連続
■向いている人
・自分で仕事を作っていける人
・リーダーシップがある人
・仕事がとにかく好きで、情熱を感じられる人
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⑥家族との時間をもっと増やしたい!
子育てと仕事の両立はとっても大変。子どもを保育園に送り、フルタイムで働いたあと、迎えに行って家事をして…と、毎日目が回るようだと感じる人も多いのではないでしょうか。無理をして心身ともに疲れてしまうくらいなら、時短勤務にしてみてもいいかもしれません。時間に余裕ができ、家族に向き合いやすくなるだけでなく、自分の時間も取りやすくなります。どうしても給与は減ってしまうので、それに抵抗がある場合は、フレックスタイム制やリモートワークなどをうまく利用する選択肢もあります。
・家族との時間やプライベートの時間を大きくとれる
・仕事帰りに病院やスーパーなどに立ち寄りやすい
■デメリット
・給与はどうしても下がる
・「周りに申し訳ない」気持ちになる
・出世が難しくなることも
■向いている人
・自分以外に生計を支えられる人がいる人
・他の社員との調整が上手な人
・家族が何よりも大切な人
⑦趣味を仕事にしたい
「好きを仕事に!」はとっても理想的な響きですよね。実際、その趣味が本当に好きで、レベルも高いなら、教室を開いたり作ったものを売ったりして、お金を稼ぐことができます。すでに趣味に費やしている時間で楽しみながらお金を稼ぐことができるなんて、一石二鳥ともいえるかもしれません。とはいえ、最初は稼げないことも多いため、結果がなかなか出なくてもコツコツマイペースにやれる人に向いているでしょう。
・お小遣い稼ぎになる
・うまく行けば本業にすることも可能
・好きを仕事にできる
・隙間時間を活用しやすい
■デメリット
・かけた時間の割に稼げないことも
・稼ぐことにとらわれすぎて、趣味を素直に楽しめなくなってしまう
・確定申告など、事務作業が増える
■向いている人
・とにかくその趣味が好きな人
・最初はそこまで稼げなくても気にならない人
・趣味を極めている人
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⑧本業では得られない学びを得たい
副業を解禁している企業が増えてきている昨今。時間や体力に余裕があるならチャレンジしてみてもよいのではないでしょうか。副業は、独立や起業とは異なり、本業を続けたままできるため、気軽に始めやすい点が特徴です。また、本業とリンクするような仕事内容であれば、副業で得たスキルを本業に活かすことも可能です。本業と並行すると、どうしても休める時間は減ってしまうので、体力と相談しながら無理せずできる範囲にとどめることがポイントです。
・収入がプラスになる
・本業では得られないスキルを伸ばせる
・やりたいことにチャレンジできる
■デメリット
・本業に影響が出ないように注意を払う必要がある
・休める時間が減ってしまい、体力面で心配
・税金の管理が大変
■向いている人
・体力・時間に余裕がある人
・自己管理がしっかりできる人
・チャレンジ精神旺盛で、副業に興味がある人
⑨まとまった長期の休みがほしい
山小屋やゲストハウスなど、オフシーズンとオンシーズンがはっきりしているところで働く季節労働。半年間みっちり働き、残りの半年は自分のやりたいことをして過ごす…なんてライフスタイルを実現できます。また、自然豊かな職場が多く、緑に囲まれて働きたい人にはぴったりではないでしょうか。長期で休める分、繁忙期はとっても忙しいので、体力がある方におすすめです!
・長期の休みをがっつりとれる
・自然の中で働けることが多い
・しがらみが少ない
■デメリット
・不安定、お給料が低い
・住み込みで働く場合も多く、働いている期間は自由度が低い
・肉体労働が多く、過酷
■向いている人
・体力がある人
・休みの期間に何をして過ごしたいか明確な人
・仕事期間の限定的な人間関係でも上手くやっていける人
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⑩海外で暮らしてみたい!
誰でも一度は憧れる海外移住。海外転勤を狙うほか、年齢的に可能ならワーホリを使って行くこともできます。日本の生活に飽きた、違う環境で生きてみたい!というチャレンジ精神旺盛な人におすすめ。日本とは価値観も全く違うため、苦労も多いですが、かけがえのない経験を積むことができるでしょう。
・憧れの国で暮らせる
・語学力をつけることができる
・貴重な経験を積むことができる
■デメリット
・ワーホリだとお金がかかるうえ、仕事を見つけるのが大変
・現地の生活になじむのが大変
・海外転勤だと、希望の国に行けない場合も
■向いている人
・柔軟で適応能力が高い人
・自分の主張をはっきり言える人
・外国語でコミュニケーションをとるのが好きな人
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選択肢は、いくらでもある。
いきなり働き方をがらっと変えなくても、今の自分にできる範囲で、理想の働き方を取り入れてみましょう。少しずつ、少しずつ、あなただけの「働き方改革」を進めてくださいね。
安定した雇用形態とお給料が魅力的。休日もしっかりとれます。安定した職場でしっかりお金は稼ぎつつも、休日は思いっきりリフレッシュしたい、趣味を楽しみたいという方におすすめ。様々な人を相手に仕事をする必要があるため、コミュニケーションが得意で、かつ書類仕事が苦でない方が向いています。