冬でも植物をいきいきと育てたい!
秋までは鮮やかだったお花も寒くなってくると枯れてきて、寂しげなガーデニングになってしまうと感じている方も多いのではないでしょうか?ですが冬でも元気に咲くお花はたくさんあります!また、寒い季節の育て方のコツをつかんでいると、枯らさずに冬越しさせることもできますよ♪
冬越しのコツ
冬の水やりは控えめに
水やりの時間帯に注意しよう
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冬の水やりは気温が上がり始める朝~午前中に行うようにしましょう。夕方に水やりをすると気温が下がってきた時に、残った水分が冷えて植物が凍結してしまう場合も。
植物たちにも防寒対策を
植物の耐寒温度を知ろう
主な植物の耐寒温度
0℃~3℃:アボガド、アロエ、クリスマスローズ、ゴールドクレスト、ジャスミン、セネシオ、ゼラニウム、レモングラス、ローズマリー
3℃~8℃:アジアンタム、アイビー、オリズルラン、ガジュマル、ゴムの木、シクラメン、シンゴニウム、ヘデラ、ユッカ
8℃~10℃:アナナス、カラテア、コーヒーの木、サンセベリア、ドラセナ、ハイビスカス、バジル、ベンジャミン、ポインセチア、ポトス
10℃~15℃:カトレア、カラジウム、クロトン、デンドロビューム、パンダナス、フィットニア
霜や凍結に注意しょう
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寒さに強い品種でも霜が降りたり、土が凍結したりすると枯れてしまう場合も。マルチングといって土の表面を覆っておくのがおすすめです。ビニールやワラ、バーク堆肥、腐葉土などを使う方法があります。合わせて植物全体を覆う防寒対策もしておくと◎
冬に育てやすい、おすすめのお花7種
1. パンジー
2. ビオラ
3. スイートアリッサム
4. ガーデンシクラメン
5. ノースポール
6. クリスマスローズ
7. プリムラジュリアン
多肉植物の冬越しのコツ
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肉厚の葉がかわいい多肉植物。そのビジュアルに惹かれて育てている人も多いのではないでしょうか。そんな多肉植物の冬の育て方のポイントを見ていきましょう!
多肉植物は3つの季節タイプに分かれます
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多肉植物には「春秋型」「夏型」「冬型」と3つのタイプがあります。その名の通り、生育期がどのシーズンかによってわかれています。お家で育てている多肉植物がどのタイプなのか知っておくことが大切です。
2万種類以上もある多肉植物ですが、大きく分けると春秋型、夏型、冬型の3つに分けることができ、それぞれ性質や適温、育て方が異なります。春秋型の多肉植物の生育期は春と秋で、適温は10〜20℃、真夏と真冬に休眠します。夏型の多肉植物の生育期は5〜9月で、適温は20〜30℃、冬に休眠します。冬型の多肉植物の生育期は11〜4月で、適温は5〜20℃、夏に休眠します。こうして分けると冬型は寒さに強そうな感じがしますが、5℃以下の寒さには同じように弱いので注意が必要です。
防寒対策をして冬越しさせてあげましょう
冬に育てやすい、おすすめの多肉植物6種
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冬型の多肉植物なら、冬に生育期を迎えるので育てがいがありそうですね。冬が休眠期になるタイプは枯らさないように冬越しさせてあげましょう。
1. アエオニウム サンバースト
2. クラッスラ オルビキュラリス
3. セネシオ グリーンネックレス
4. セネシオ 青涼刀(せいりょうとう)
5. セダム 乙女心
6. グラプトベリア 白牡丹
冬も鮮やかなガーデニングを楽しもう!
水やりや寒さ対策に気を付けていれば、冬でも元気な植物たちに囲まれることができます。寒さに強い品種を上手に選んで、冬のガーデニングをぜひ楽しんでくださいね。
まずは冬の育て方のコツをご紹介。冬に休眠期に入る植物たちを上手に冬越しさせるためには、水やりや寒さ対策などに気を付けるのがポイントです。