ところが、忙しくなると思うように買い物に行けなかったり疲れてご飯を作る気力がなくなってしまうこともあるでしょう。そんな時のご飯作り、どうしていますか?
手間をかけずに美味しいご飯を作りたい
ご飯は体の土台を作る大事なもの。本来ならば忙しい時ほど食事には気を使いたいですよね。
そんな時におすすめなのがまとめ買い。賞味期限が長く、簡単に調理できて美味しいものがあったら助かると思いませんか?
そんな願いを全て叶えてくれるのが、「冷凍食品」です。毎日の食事作りに冷凍食品を活用していますか?
「食事に冷凍食品?お弁当みたい」と思うかもしれません。冷凍食品はいろんなバリエーションがあって美味しそう、と思う人がいる一方で、食品添加物が多く含まれていそう、手抜きをしているようで罪悪感を覚える、という人も少なくはないでしょう。
冷凍食品について詳しく知ろう
味も栄養もキープしやすい
冷凍食品は急速冷凍によって作られています。一気に凍らせることで食品の細胞を傷つけることがありません。つまり、美味しさも栄養もそのままに冷凍されているのが最大のポイントです。
保存料がいらない
さらに冷凍食品は、製造から販売時まで−18度以下で保たれています。これは、食べ物を腐らせる菌が活動できない、つまりは腐らないということです。腐らないから、保存料を使う必要がないことも冷凍食品の特徴です。
一年中お安く、安定して手に入る
冷凍食品は、素材が旬を迎え、安価な上に栄養が最も豊富な時期に急速冷凍して作られます。だから、価格が抑えられ、天候に左右されることなく、年間を通して安定した価格で手にすることが出来ます。
捨てるところがない
冷凍食品の野菜なら、洗う、皮を剥く、切るなどの下ごしらえのひと手間はもう済んでおり、調理時間が短縮できます。さらに、調理中に捨てる部分もないため、余って腐らせてしまうこともありません。
メリットにも目を向けて、冷凍食品を味方につけよう
冷凍食品は調理したものだけでなく、旬の野菜を切って急速冷凍したものや果物もあります。旬のものを使って作られているから、価格も安く栄養も高いまま、保存料も使っていないとなれば… 使い勝手も良いしむしろ使わない手はないでしょう。
時間がない時にはもちろん、あと一品欲しいという時にも便利。冷凍食品は手抜きではなく「手間」を抜いて美味しいものを食べるための強い味方だと思いませんか?
おうちでも冷凍食品を作ってみよう
ホームフリージングはポイントを押さえて
以上のように使い勝手の良い冷凍食品ですが、まとめ買いした野菜などを、家庭でも冷凍できたら嬉しいですよね。
ところが家庭用の冷凍庫では、急速ではなくゆっくりと冷凍されるため、食品の細胞が壊され、解凍した時に元の品質には戻らないといわれています。
①組織を壊して冷凍しよう
けれど、下ゆでして細かく刻んだり、裏ごししておくなど、はじめから細胞を壊した状態で冷凍することはできます。野菜を買ったらすぐにひと手間かけると良いでしょう。
②なるべく早く凍らせる工夫をしよう
家庭用冷凍庫でも、あらかじめ食品を冷やしたり、熱伝導が良いトレーに薄く広げて並べるなど、なるべく早く凍らせる工夫をしましょう。
③衛生面に注意しよう
手洗いはもちろん、包丁や用具類は常に衛生的に保ち、切った野菜類は乾燥や酸化を防ぐためにラップやポリ袋でしっかりと包みましょう。また、冷凍と言えども2〜3週間を目安にに使い切りましょう。
冷凍食品を食事にも。いいものは上手に活用しよう
栄養も美味しさもそのままに、価格を抑えて年中手に入る冷凍食品。忙しい時ほど強い味方になると思いませんか?便利なものを使うことに、罪悪感など感じる必要はありません。
冷凍食品によって上手に「手間」を省くことができれば、時間と気持ちに余裕が生まれます。毎日の食事作りに冷凍食品を活用してみてはいかがでしょう?
美味しいご飯を食べることは楽しみの一つですよね。仕事を終えて帰ってきた後や、子供を寝かせてホッと一息つける夕飯は、特にそう思うのではないでしょうか。