まずはワードローブをチェックしよう!
ワードローブチェック表を作ろう
まずはシンプルに、トップスとボトムスに分けて書き出します。アイテムごとに細かく書き出すと膨大な作業になり、早々に挫折してしまうからです。ワードローブチェック表には、どういうときに着るか、コーディネート単位で書くとこの後の作業もはかどりますよ。
ときめかない服を持ってない?
ワードローブチェック表を作り始めると、持っていたことさえ忘れている服が出てくるものです。なぜ忘れていたのでしょうか? それは、その服に心がときめかないから。持っているだけでうんざりするもの、ストレスの元になるものは処分してスッキリさせましょう。
妥協して着ている服はない?
とびきりお気に入りの服も、妥協して着ている服も、他人からはどちらも“あなたのセンス”として見られています。身に着けるものは、あなた自身を表すもの。サイズが微妙に合っていなかったり、ヨレやシワがあったり、仕方なく着ている服はありませんか?
出番のない服を整理しよう
どんな服を手放せばいいかは、もうあなたにはお分かりのはず。出番のない服を整理するために、手放すものと持っておくものとに分けましょう。もし今処分することを決断できなければ、「出番なし」と書いた保留ボックスに入れておけばOKです。時間が経っても出番がなければ、それは本当に要らない服ですので、処分しましょうね。
服は何枚必要?少ない服でオシャレを楽しむ方法
よそ行きの服が必要なシーンはいくつある?
仕事や家庭、趣味や習い事など、暮らしのなかにはさまざまなシーンがあり、着ていく服もそれぞれ違ったりするものです。あなたの生活にはどんなシーンがありますか? 外出ひとつにしても、実家や友人宅、美容院や買い物など、さまざまなシーンがありますよね。
ワードローブチェック表の「どんなときに着る?」の項目が、ここで言う「シーン」のことです。
シーンごとにどんな服が必要?
あなたの役割の数だけ、さまざまなシーンがあったのではないでしょうか。では、それぞれのシーンではどんな服が必要かを考えます。同じ仕事でも、内勤の日、外出する日、社外の人と会う日など、いろいろなシーンがあり、カジュアルな服、ジャケットなどのきちんとした服など、TPOに合わせていますよね。
ワードローブチェック表に、シーンごとのコーデの数を書き込んでおくと便利ですよ。
同じコーデでもOKなシーンは?
シーンごとに別々の服を用意するとなると、それなりの数が必要になります。できるだけワードローブをコンパクトにするには、同じコーデでもOKなシーンを想定することです。きちんとしたコーデなら仕事や食事会に、カジュアルコーデなら家族との外出や買い物にという具合に。
ワードローブチェック表を見て、同じコーデでもOKなシーンを色分けすると分かりやすくなります。
少ない服をキープする!服選びの新ルール
ルール① 人間が一度に把握できる数に抑える
人間が一度に把握できる数は、多くて7~8と言われています。ワードローブも、アイテムごとに7~8着、あるいは7~8コーデ以内に抑えることです。少なければ少ないほど、管理がラクになるのはもうお分かりですよね。
ルール② シーズン前にワードローブを完成させる
無計画に服を増やさないためには、シーズン前にワードローブを完成させることです。色やサイズが豊富な時期に、自分に必要なコーデの数を揃えておきましょう。「今シーズンの服はもう全部用意できた」という安心感が得られて、衝動買いも抑えられます。
ルール③ コストや手間がかからないものを選ぶ
気に入って買った服を着なくなるのは、クリーニングのコストや手間がかかることも原因の一つです。家で気軽に洗える素材で、なるべくアイロンがけがいらないものを選べば、この問題は解決できます。
柄物はどうしてもコーデが限られるため、顔映りのよい無地のものを選ぶとなおよいでしょう。着心地のいいものであることは、言わずもがなですよね。
少ない服でもオシャレは叶う♪
ご紹介したほかにも、収納のアイディアなどが参考になりますので、ぜひご覧になってみてくださいね。
手持ちの服が少ないと、オシャレを楽しめないと思っていませんか? 答えは、逆です。手持ちの服が少ないほど管理はラクで、コーディネートに迷うこともありません。本当に着たい服、着ていて気分の上がる服、自分らしくいられる服だけのワードローブづくりを始めましょう。