今年は夏バテ、大丈夫?
とはいえ、連日の猛暑や天候不順など、近年は天候が安定しないことが多いですね。また、あまりの暑さに冷たいものを取りすぎてしまったり、室内と室外の温度差が原因で、体調を崩してはいませんか?
冷たいものを取りすぎて弱ってしまった胃腸、自律神経の乱れによる不調など、夏は元気で楽しいイメージがある一方、体調を崩しやすい時期とも言えますね。
夏バテは体の問題だけじゃない!
夏バテ、というと体の不調が思い浮かびますが、不調は体だけではありません。暑すぎて何もやる気が起きない、気持ちが付いてこないなど、疲労感や倦怠感が積み重なった状態を「心の夏バテ」といいます。
汗による不快感や寝苦しさ、体調が優れないことに対する心理的ストレスなど、心の夏バテは暑さによって生まれる小さなストレスが積み重なったことが要因です。その他に日ごろのストレスが加わると一層重くなることは簡単に想像できるはず。
心の夏バテを防いで、元気に過ごす4つの秘訣
せっかく迎えた夏、外に出かけてたくさん体を動かしたいと思いませんか?そのために、体はもちろん、心も元気に整えておきたいですよね。ここからは、心の夏バテを防ぐ方法を見ていきましょう。
1.三食きちんとバランスよく食べる
体に元気がなくなると、それに伴って心の元気もなくなってしまうものですね。暑いからといって朝からスイカやアイスなど、甘く冷たいものばかり食べていませんか?どんなに暑くても、バランスのとれた食事をきちんと取ることを心がけましょう。
食が進まない時、無理に多く食べる必要はありません。薬味や酢、スパイスなど、食欲増進効果のあるものを上手に活用して、食べられる量の中で多品目取ることを目指しましょう。
また、冷たいものばかりでなく、温かいスープや消化に良いものなど、体と相談しながら胃に負担をかけない食事を心がけたいですね。夏を楽しむためには、まずは体が資本であることを肝に銘じて。
2.体を動かしてスッキリしよう
暑いときはエアコンの効いた部屋に閉じこもりがち…けれど、運動には仕事や暑さによる緊張感をやわらげ、代謝を上げるという効果があります。
夏にぴったりの水泳やヨガはもちろん、気温が落ち着く夕方以降のウォーキングやサイクリングもおすすめです。気分がスッキリする、気持ちがいいなと思う程度に体を動かしましょう。
3.家はリラックス出来る場所。しっかり睡眠をとる工夫を。
家では心も体もリラックス出来るような環境を整えたいですね。ぬるめのお風呂にしっかり浸かってマッサージをしたり、ゆったりと音楽を聴くのもよいでしょう。
自分にあったリラックス法が分からないという方におすすめなのが、「睡眠」です。睡眠は最良のリラックス法でもあります。気温25度以上の寝苦しい夜は、エアコンをつけずに眠ると就寝中に熱中症を引き起こすおそれもあります。エアコンを上手に使ってぐっすり眠りましょう。
エアコンを使う際は、設定温度は26~28℃くらいを目安に、風が直接体に当たらないよう風向きを水平か上向きに調節するのがおすすめ。寝具はタオルケットではなくオールシーズン使えるタイプの羽毛布団などを選ぶと快適に眠れるでしょう。
4.ストレスは小さなうちに発散しよう
美味しいものを食べたり、友達と思う存分おしゃべりして笑うこともストレス発散になります。自分の好きなことをして、なるべくストレスを溜め込まないことが大事です。
可能な部分において、いつもよりちょっと手を抜いたり、「~するべき」という思い込みを捨てて、心の余裕を意図的に作ることも必要かもしれません。
こまめなセルフケアで夏を元気に楽しもう!
夏の暑さがもたらす不快感や寝苦しさは、気づかないうちに小さなストレスになってしまいます。また、体の不調は心にも影響を与えるものですね。
まずは食事や睡眠で体を整え、小さなストレスはそのつど発散する事が何より大切です。自分のコンディションにしっかり目を向け、こまめなセルフケアで元気に夏を楽しみたいですね!
暑い夏を迎え、海や山でのレジャー、川遊びなど、今しかできないことを目一杯楽しんでいますか?じめじめした梅雨を経て待ち望んで迎えた夏、日差しを全身に浴びながら自然を満喫したいですよね。