「やる気」というのは存在しない…?
「やりたい」と思って行動しているように思いますが、それは行動そのものより、行動した事で得られる達成感を求めている状態なのだとか。
そのため、「やる気になるのを待つ」だけでは、いつまでも行動に移れない事も…。まずは、行動するための動機付けの方法を探す事をファーストステップにしてみましょう!
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
行動を始める鍵は「集中力」
耳からの刺激で集中する方法
アロマを使った集中法
目からの刺激を調節する事で集中する方法
集中できない理由の中には、「視界に入る物が多すぎる」ケースもあります。机などで作業しようと思うと、視野の両端に今は不要な書類や雑貨などが置かれている、という事はないでしょうか。
お店や図書館だと仕事や勉強が捗るけれど、家だとなかなか取りかかれないという場合は、雑多な物が視界に入るため、それを常に脳が処理する事に疲れてしまっているのかもしれません。
飲み物や食べ物で集中する方法
作業に集中できない時、意外に多いのが「水分不足」です。脱水して体に水分が足りないと、知らずのうちに脳がストレスを感じてしまい集中できない原因に。お茶は飲んでいるという人でも、カフェインの多い飲み物だと逆に脱水の原因になる事も…。コップ一杯程度の水を飲む事で、ストレスから開放されるかもしれません。
生理周期のせいでだるくて何もする気がしないという場合、女性ホルモンの変動の影響だけでなく鉄分不足が原因の事もあります。血液検査等で貧血でない人でも、鉄分が多く含まれるナッツ類やプルーンなどを意識的に補給すると調子よく過ごせる事が多いようです。
体のだるさが抜けない…という時は、ビタミンCを補給するのがおすすめです。野菜類を多く取るのはもちろん、レモネードなどクエン酸が多く含まれた飲み物をリフリッシュに楽しんでみて下さい。柑橘果汁がおすすめですが、夜寝る前なら、食用の粉末クエン酸を水で解いた物に蜂蜜やオリゴ糖を加えて酸味を抑えた物をに飲むと、翌朝の目覚めが違ってきます。
体を刺激する事で行動に移りやすくする方法
「やる気」は体から作られる
作業を始める事で続けるための意欲が湧いてくる、というのが体の自然な反応だそうです。元気な状態であれば、まず始めるのが一番ですが、コンディションが整っていない事で意欲が湧きにくい事もあります。
凝った体をほぐす事も効果的
座ってする作業を続けていると筋肉が凝って、姿勢を取る事そのものが辛くて取り掛かれない事も…。簡単なヨガやストレッチを行うと集中が取り戻せて、やる気が湧くきっかけになるかもしれません。
生活習慣で気をつけたい事
足首を冷やすとだるさの原因に
意外と見落としがちな睡眠不足
「やる気が出ない」と感じる原因で意外に見落としがちなのが睡眠不足です。睡眠する事によって脳が情報を整理してクールダウンするのですが、寝不足だと脳が疲れて何に対しても意欲が低下しがちになります。平日はどうしても十分に眠れない場合、休日に昼寝をしてみましょう。
「やる気が出ない」が続く場合は健康診断を
「やる気が出ない」のは気持ちの問題…と捉えがちですが、体の不調が原因の倦怠感という事もあります。体が動かない、頭が回らないという状態が長く続く場合は、健康診断などで体調をチェックしてもらいましょう。
仕事、家事、勉強など「しなければならない」事があるのにやる気になれない…そんな時もありますね。どうにかしてやる気を出したい!と思いがちですが、実は「やる気」という物は存在しないのだそうです。