シャキシャキおいしい「ミョウガ」
シャキっとした歯ざわりとさわやかな風味で、薬味としておなじみの「ミョウガ」。じつはご家庭でも栽培しやすく、毎年、何もせずとも庭に生えてくるというおうちも。手がかからず、鉢植えや日当りの少ないお庭で気軽に育てることができますよ。
また、お料理の使い道も意外と幅広いのをご存知ですか?今回は、ミョウガの育て方や栽培・収穫の方法、また収穫したミョウガの保存方法やレシピなどをご紹介します。これからの季節にぴったりのミョウガをおうちで育ててみませんか。
手がかからないミョウガは、家庭菜園にぴったり!
スーパーなどでは、4~5個が1パックになって150円前後するミョウガ。高価なものではありませんが、おうちで育てることができれば、特に夏の時季は大助かりですよね!
早速、ミョウガの育て方を見てみましょう。後半にはたくさんとれたミョウガの保存や刻み方、薬味以外にも楽しめる、いろいろなレシピをご紹介しているので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
ミョウガの「育て方」
ミョウガは病虫害が少なく、初心者でも育てやすい植物です。さらに、直射日光を嫌う性質があるため、日陰やベランダなど、日照の少ない場所でも育てやすいので、条件を問わず気軽に育てられるのもポイントです。
ところで、ミョウガがどうやって育つのか、なかなかご存知でない方も多いのではないでしょうか。
ところで、ミョウガがどうやって育つのか、なかなかご存知でない方も多いのではないでしょうか。
植えつけ時期は2~4月
深いプランターやお庭で栽培
どんな環境で育てるのがいい?
植え替えは必要?
収穫のタイミングは?
花が咲かないうちに収穫を
「ミョウガを食べると物忘れをする」はホント?
「ミョウガを食べると忘れっぽくなる」という話を聞いたことはありますか?食べ物にはいろいろな言い伝えがありますが、これは仏教にまつわる言い伝えで、科学的な根拠がないことがわかっています。安心して食べてくださいね!
「茗荷(みょうが)を食べると物忘れする」
お釈迦様の弟子である周利槃特(しゅりはんどく)は、物忘れをする名人で、自分の名前も覚えられない人であった。その槃特が亡くなり、墓から生えたのが茗荷であったから、茗荷を食べると物忘れをすると言う俗説が生まれた。
ミョウガの「保存」について
冷蔵保存
収穫したミョウガは、なるべく早めに食べきりましょう。
保存するときは、冷蔵ならかぶるくらいの水をいれて保存容器にいれておきましょう。3日ごとに水をかえるようにして、保存は長くても2週間ほどにしてくださいね。
冷凍保存
冷凍保存する場合は、刻んでおくようにしましょう。(このあと刻み方についてもご紹介します)
保存用ポリ袋などにいれて冷凍すれば、一ヶ月程度はおいしくいただけます。
ミョウガは多年草といって、一度実をつけたら、翌年からも繰り返し楽しめるのが魅力。