そのお金を使って美味しいものを食べたり欲しいものを買うことは大きな楽しみですよね。でも、食べた瞬間に、欲しかったものを手にした瞬間になんとなくあっけなさを感じることはありませんか?
自分を高めるための「自己投資」をしよう
自分の知識を増やし、技術を磨くためにお金を使えたら…一過性の喜びも確かに大切ですが、自分に蓄積される「自己投資」ができれば、違った喜びを感じられるのではないでしょうか。
でも、自己投資ってどんなことをすれば良いの?
仕事に活かせるような知識を身に付けたい、とか目指している資格のためにスキルを高めたいなど、自己投資したいことが明確にわかっている方もいるでしょう。
ですが、自分に必要な自己投資はこれ、と明確にわからない方も多いのではないでしょうか。
そんな時には、自分がこれから先目指す姿や好きなこと、熱中できることはなにか考えてみてください。
自分の目指す姿に少しでも近づくために、今何ができるか。とりあえず、今できることに投資をしましょう。一歩踏み出してみると、さらにその先へと進みたくなるものです。
例えばこんな自己投資をしてみよう
毎日の食事への投資
自分の将来、健康な体でいたいとは誰しも思うのではないでしょうか。食事は健康の基本であり、髪やお肌など綺麗の基本でもあります。「きちんとした食事を摂る」シンプルではありますが、薬や化粧品に頼るのではなく、内側から輝く美しさを手に入れるために、食事への投資をしましょう。
体づくりへの投資
食事と並び、運動も健康には欠かせませんね。ジムに通うという投資はどうでしょうか。歳を重ねるほどに筋力は大事になってきます。また、体を動かすことは気持ちのリフレッシュにもなり、ストレスを溜めないという効果もありますね。
感性への投資
自分の目を肥やし、感性を磨くために本物を見るための投資もあります。美術館、博物館に出向いたり映画館での映画鑑賞も自分を豊かにしてくれるものですよね。
異業種交流への投資
人との良い出会いは何ものにも変えがたい価値があります。大人になると多くの人と出会う機会が減ってしまいますよね。異業種交流の場に参加するための投資も有意義かもしれません。
自己投資のつもりで他人への投資
他人に対する投資は自己投資ではないと思うかもしれません。ですが、他人からもたらされる思いもよらない話やチャンス、あるいは手助けには、自分が予想できない未来が隠されているかもしれませんよね。
いつ効果が出るかわからないものに対して投資するのは難しいものです。でも、自分に投資するつもりで他人に投資しましょう。小さなことにも感謝を伝え、自分が与えられるものを出し惜しみしないことがポイントです。
自己投資は続けることに意味がある
例えば旅行をきっかけとして訪れた国の言語を学びたいという意欲をもったとしても、日常生活で全く使う機会がないとその熱意を継続させることは難しいものですよね。
自己投資を始める際、何をするかと同じくらい大切なのが「継続できるか」という点です。長続きせずいろんなものに手を出してしまうと、“有意義な自己投資”とはなりにくいものですね。
その点、体づくりなどは効果が目に見えるので継続しやすいのではないでしょうか。体重や体のラインの変化は実感が伴うため嬉しいですよね。その喜びが継続のための大きな力になります。
おわりに
自己投資というと堅苦しいですが、「将来なりたい姿に近づくために今できることにお金をかける」と考えてみましょう。自己投資するべきものがなんとなく思い浮かびませんか?
初めは小さくとも積み重ねていけばやがて大きな力になるものです。難しく考えずに、小さな自己投資から始めてみましょう。貯金や目の前のことに使う喜びとはまた違った意義を、きっと感じられるでしょう。
仕事をして毎月のように手にするお金。自分の頑張りを目に見える形として頂くお金は、生活するために、やりがいを感じるために、とても大事なものですね。