食材をすぐ使えるように冷凍保存したり、作り置きをしたり。便利な家電を導入するのも家事の時短を叶えるための1つの方法です。家事の時短とは、それを担う人にとって永遠の課題と言えるのかもしれません。
家事の時短を叶えるために大切なこと
完璧を求めないこと
まずは、「完璧であろうとしないこと」です。誰にも褒められず、毎日のことである家事において、「完璧」であることは難しいですよね。
誰からも「そこでオーケー」と判断されない家事は、「完璧」であろうとするといつまでも終わることができません。「今日はこれくらいで良い」という線引きを、自分でつけましょう。
思い込みをなくすこと
例えば食事において、必ず手作りであるべきだ、という思い込みがあるとレトルトや冷凍食品を活用するという方法を取れなくなってしまいます。自分の状態に合わせて臨機応変に対応出来ることが理想的ですよね。
また毎日洗濯せねば、とか、掃除機は毎日すべての部屋にかけねば、といった「〜せねばならない」という思い込みも一度本当にそうであるか問いかけてみる必要がありそうです。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
大切なのは、時短によって生み出された時間をどう使うか
いざ時短できたとして、思ったよりも「時短=ストレスの解消」にならないと感じたことはないでしょうか。時短のことばかりを考えていると、時短そのものが目的になってしまうこと、ありますよね。
でも、時短が本来の目的ではありません。何か他のことをするために時短したい、そう思っていたはずです。そして、時短によって生み出された時間をいかに使うかによって、自分の満足度が大きく変わると思いませんか?
満足度を上げるためにやめたいこと
せっかく苦労して生み出した時間、気づけばなんとなく使ってしまってはもったいありません。テレビやSNSをボーっと眺めて時間を潰してしまった事はありませんか?
また、出かけた際についはじめた立ち話に、思いのほか時間を取られるなんてこともあるかもしれません。気乗りのしない相手とのランチなども考えたいところですね。
時短で生み出した時間は、自分のために使おう
家事に線引きをすることによって時間は生み出せるものの、今日やらなかった事は後でやることにしただけのこと…。家事の時短とは簡単ではありませんよね。
ほんの15分、コーヒーを飲んで本を開いたり、横になって目を瞑るのも良いでしょう。細々と空いた時間をまとめて、趣味や勉強に使いたいという人もいるかもしれませんね。
苦労して生み出した時間は100パーセント自分のために使ってこそ満足度が高くストレス解消につながるでしょう。自分の気持ちに正直に、満足度を高める時間の使い方をしてみませんか?それによってストレスが解消され、また次への活力につながっていくはずです。
自分のために時間を使うことに罪悪感を持たないで。
中には自分のためだけに時間を使うことに対して罪悪感を感じるという方もいるでしょう。でも、罪悪感を持つことなんてありません。家事は、仕事や子育てと両立しているのならなおさら、簡単ではないからです。
さらに、休日もなければ評価されることなもなく、一人で行うことが多い家事はどうしても淡々としたものになりがちです。ならば、せめて自分だけでも自分をねぎらってあげましょう。自分のための時間は、そんな「ねぎらいの時間」ととらえてみてください。
おわりに
家事の時短方法はこれといった正解がありません。生み出された時間の使い方についても同様ですね。自分に合った時短方法で、満足できる時間の使い方とは何か。現在の時間の使い方を見直しつつ、ストレス解消に向けて満足できる時間の使い方を改めて模索してみませんか?
家事は、しっかりやればやるほど手間と時間を取られるものですね。仕事に子育てに忙しい中で、どのように折り合いをつけて毎日の家事をこなすか、悩ましいところです。