イライラの最中にいると、ついパートナーや家族に対して尖った態度で接してしまい、ひとりで後悔したり苦しい思いをしてしまいます。そんな状況は、どうにかして抜け出したいものですよね。
もしかしてこのイライラは自分の中から?
外的要因が思い当たらないなら、そのイライラの原因はどこにあるのでしょうか…。もしかしたら、自分で生み出してしまっているのかもしれません。最近の自分をいくつか振り返ってみましょう。
疲れすぎてはいないか
体が疲れすぎてはいませんか?体の疲れは心にも大きく影響を及ぼします。いつも忙しくしていて、睡眠も十分ではないと思い当たる場合は、「今日は休む」と決めてしっかりと休みましょう。
忙しくしていることが当たり前、または、“忙しい=充実”していると思っているのかもしれません。でも、体を休めるということは、次へのパワーを溜めているということ。しっかりとした休養が必要てす。
自分の考えにこだわりすぎていないか
何事も完璧を求め、自分の考えに固執してしまってはいませんか?仕事、家事、育児など全て自分のやり方で、自分の良いと思う方法で乗り切ろうと頑張りすぎていないでしょうか。
自分だけのこだわりを強く持つのは良いことですが、物によってはいろんな意見を柔軟に取り入れた方が良いこともあります。自分の考えにこだわりすぎて視野が狭くなるのは、結局は自分の首を締めることにもつながってしまいます。
私はこれ、と決めつけるのではなく、人の意見を聞いて比較した上で良いと思う方を選び取る、くらいの柔軟さを持ちましょう。
人生のビジョンを見失っていないか
やらなくてはいけないことを懸命にこなすだけで1日が終わってしまう、これでは心の余裕が無くなってしまいますよね。目の前の事がつまらなく感じたり投げ出したくなる事もあるでしょう。
そんな時は時間を取って、自分のこれからの人生について、これからどうなりたいのかについて考えてみましょう。自分にとっての将来のために今が必要だと改めて感じるならば、踏ん張りどころです。
でも、自分は違うことをしたかった、と気づいたならば出来る限りの軌道修正をしたいですよね。自分の思い描くビジョンに向かうことで、気持ちにハリをもたせましょう。
自分の好きを手放しすぎていないか
たまには自分にご褒美をあげていますか?いつも頑張れ頑張れでは疲れるのも無理はありません。また、いつも節約してばかりというのも、心の余裕を奪い、イライラにつながってしまいます。
高価な買い物でなくても、カフェでひと休みするとか好きな本を読むといったささやかな「時間」のご褒美をあげましょう。ほんの少しの時間的ゆとりがあると、気持ちが断然違います。
美しくありたいという気持ちを忘れていないか
イライラの気持ちは、意識しなくとも眉間にしわを寄せたりため息が多くでるなど、外見にも見え隠れしてしまいます。そんな自分は、実年齢よりも老けて見えてしまいがっかりしますよね。
綺麗でいようとする気持ちはいつも持っていたいものです。見た目だけでなく、笑顔を忘れないことや姿勢を良くすることなど、内面からの輝きも忘れたくありませんね。それは誰のためでもなく、自分のためにとても大切なことです。イライラが募ってしまったときは、メイクやヘアスタイルを変えて、自分の気持ちを自ら盛り立てるのも効果的です。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
おわりに
自分のことに目を向ける時間を取っていますか?パートナーや家族を懸命にサポートするのと同じように、自分も労わる必要があります。
労わることによって心にゆとりが生まれ、不必要なイライラは感じなくなるでしょう。さらに、自分を大切に出来る人は他の人をも大切に出来ると言いますよね。イライラの原因を、まずは自分の中に探ってみませんか?
過ぎ去った時を懐かしく思い出すことはできても、その時に戻ることはできません。だからこそ、毎日が新しいスタートで大事に過ごしたい…とは思うものの、理由もないのにイライラとしてしまうことはありませんか?