食後に、家事の合間に、仕事をしながら、お茶を飲むシーンは暮らしの中で何度も訪れます。そんな時、タイミングに合ったお茶を選べば、おいしいだけでなく身体にも嬉しい効果が。今回は、朝・昼・晩に分けて、提案したいお茶スケジュールをご紹介します。

1日の中で、いつ、どのお茶を飲むと、個性を発揮できるのか。それがお茶の「飲みどき」です。おいしいお茶でホッとひと息つきながら、それぞれのお茶の効果もしっかり堪能しちゃいましょう。

大きな仕事を控えていたり、いつも以上に「しっかりしなきゃ！」という日は、紅茶がおすすめ。紅茶に含まれるテアニンの働きで、集中力アップが期待できます。

デトックスに秀でたプーアール茶。腸内環境を整えるために飲む人が多いですが、むくみ解消や二日酔いの改善にも働きかけてくれますよ。

緑茶に含まれるテアニンはリラックス効果をもたらすといわれています。午前中にはりつめた神経をいったんリセットし、もうひと頑張りするのにぴったり。

仕事や用事があるのに、食後についウトウトしてしまう…。そんな方は眠気覚ましにウーロン茶を。カフェインの働きで頭がスッキリし、効率アップにもつながります。

濃厚でコクがある玉露は、甘いお菓子とよく合います。しかもビタミンやアミノ酸が豊富なので、おやつを食べながら美容面でもサポートしてくれるのが嬉しい。

「今日はたくさん汗をかいたなあ」という日は麦茶を。水分と一緒にミネラルも補給でき、しかもカフェインを含まないので、夜でも気にせず飲むことができます。

“将来アンティークになっていけるもの”を目指して作られた、常滑焼（とこなめやき）のティーポット。和の風情を残しつつもモダンな食卓に似合う、バランス感覚の良いデザインです。

新潟県燕市に工房をかまえる老舗の金物道具店、工房アイザワのティーポット。飾らない佇まいはどんな食卓にも馴染み、日本茶から紅茶まで幅広く対応します。

山中漆器の老舗・我戸幹男商店の茶筒です。木地に入った繊細なラインは、すべて職人の手仕事。工芸品としても美しく、持っているだけで贅沢な気分になれるアイテムです。