体が受けている夏のダメージ。
温度差などで自律神経に負担がかかる時期
暑い時期、体温調節を行う自律神経はハードワークの状態です。それに冷房と外気の温度差が加わると、自律神経の仕事が追いつかなくなって体調が崩れてしまいます。だるいと感じて食欲が落ちたり寝付けないと“夏バテ”と言われますが、急激に体調が悪化すると、いわゆる「熱中症」と呼ばれる症状が現れたりします。
一番注意したいのは脱水
夏バテも熱中症も、体の水分不足が大きな要因となります。脱水を防ぐ事が、夏のだるさを軽減させる大事なポイントです。
大事なのは、小まめな水分補給!
水分補給の目安とミネラルウォーターの選び方のポイント
水分補給のタイミング
1 目覚めの一杯は、吸収率抜群。睡眠中に濃くなった血流をさらりとリセット。
2 朝昼夕の食事中に飲むと、消化吸収がスムーズに。食べすぎ防止やお通じにも一役。
3 暑い日は移動中もミネラルウォーターを携帯し、汗をかいたら早めに水分補給を。
4 入浴前に飲むと、発汗が促されて老廃物の排出に。
5 入浴後も、汗をかいた分だけ水分補給を。
6 就寝前に飲むと、水分を補給できない就寝中の血液ドロドロ化を防げます。
水分補給はノンカフェインのお茶もおすすめ
リラックスして飲みたい水分補給のドリンク
暑いとおいしいビールに注意!
体温調節のカギはバスタイム
体に汗をかいたままだと汗の出口がふさがってしまい、体温調節がしづらくなります。汗をたくさんかいたら睡眠前の入浴以外でもシャワーで汗を流すのがおすすめです。
ほてった時こそゆったりと入浴してリラックス
ただ、お湯に浸かるのが億劫だからとシャワーばかりで済ませると、逆に体のほてりが抜けにくく熟睡を妨げる原因にもなります。ぬるめのお湯で半身浴して体の熱っぽさを和らげるのもおすすめです。
また、エアコンの効いた部屋で仕事をしている場合は、暑い時期でも足先が冷え切って、それがだるさの原因にも繋がることも。半身浴や夏向きの入浴剤を活用したり、フットバスで冷えた足先を温めると体が楽になりますよ。
香りや見た目でもリラックスできる入浴剤&バスアイテム
体に負担をかけない空調の使い方
もし夜中に冷房を切ると眠れない場合、高めの温度でつけっぱなしにしておいた方が体に負担がかかりません。冷房を切るかつけておくかは自分にとって目覚めが良い方を選びましょう。
暑いこの時期は、体の調子が低下する事が多く「夏バテ」と呼ばれていますが、実はその原因には熱中症との共通点があるのです。