社会人となった私たちの「夏休み」といえば、日頃の忙しさから解放されて思い切りリフレッシュできる貴重な時間ですよね。でも、子どもの頃のように一ヶ月もあるということはありません。なんの計画も立てていないとあっという間に過ぎ去ってしまいます。
せっかくの「夏休み」、短い期間でも思い切り楽しみたいところ。休みに入る前にある程度の計画を立てておくのがおすすめです。どんな休みにしたいか、イメージしてみましょう。
大人だからこそおすすめしたい「おひとり様」夏休み
さあ、夏休み何しよう!と、誰かを誘いたいと考えている人はいませんか?なにしろ大人の夏休みはそこまで長くありません。間際に、友人や仲間の予定を聞いたり、何をしたいか希望を擦り合わせたりするのは、ちょっぴりもったいないかも。
大人だからこそ、誰にも気兼ねせず自由に動き回れて、自分と向き合う時間も作れる「おひとり様」を存分に楽しみませんか?
自然の中で自分を見つめる《アウトドア編》
登山・トレッキング
登山は本格的な装備と知識がないと出来ないと思われがちですが、山によってはビギナーでも登れるものや、登ることがメインではなくトレッキングなど山歩きを楽しむものもあります。日帰りコースやハイキングコースなど、自分の体力に合わせて選びましょう。
ひとり登山は、自分のペースで歩ける、自由に休憩を取れる、鳥や川のせせらぎなど自然の音がよく聞こえる、無理に会話をしなくていい、自分の心の声がよく聞こえるなど、メリットがたくさんあります。
ソロキャンプ
仲間や家族とワイワイ過ごすイメージのキャンプ。楽しく賑やかに過ごすのもいいですが、ひとり静かに自然と一体化できるような感覚を楽しむのもおすすめです。
ひとりだとパチパチと燃える火や、空を埋め尽くす星など、普段気づきもしなかったことのありがたさや素晴らしさが際立ちます。そして、何から何まで自分ひとりでやらざるを得ないという状況は、改めて周りへの感謝につながりそうです。
ロードバイク
本格的なものでなくても、自分で目的地を決め、自分の足だけで進むバイクは普段考えすぎて絡まっている心をまっさらに戻してくれそうです。前に進む、そのことだけにただ集中する経験は特別なものになるはず。
なにげないことで自分と向き合う《インドア編》
読書
本が好きな人は、時間がないときでも隙間を見つけてなんとかして読んでいるものですね。でも、まとまった時間があれば嬉しいもの。普段、読まない人も、この機会に読書時間を設けてみてはいかがでしょうか。
ずっと読みたかった本、買ったままにしていた本など、ここぞとばかりに読みあさってみませんか?本に夢中になって、お腹が空いたことにも気づかないかもしれませんね。読み終わったときには、世界が一変しているなんてこともあるかも。
料理
忙しい時ほど取りたいバランスの良い健康的な食事。そうは思っていても買い物や片付けのことまで考えると普段はなかなかできないものです。
休みの日にはスパイスや食材の買い出しから調理、そしてゆっくりと楽しみながら食事をしましょう。何時までに食べなきゃ、という縛りがない食事というのは本当にリラックスできて美味しいものですよね。
自己投資
忙しい時には手につかない勉強。資格取得やキャリアアップのための勉強は、少し長めの休みのときこそ一歩踏み出してみませんか。子どもの頃の宿題が好きだったひとはあまりいないかもしれませんが、大人になってからの勉強は不思議と楽しいものですね。
普段やりたくてもできないことを片付けよう
普段は朝早く出勤し夜に帰宅。疲れて家を片付けるどころではないという方も多いかも。せっかくの夏休みとはいえ、休みでなければできないのが家の大掃除や片付けです。
部屋が片付いていると、家の印象や居心地が変わって、疲れて帰ったときや毎日の気持ちにも余裕ができます。ただの「片付け」と思わず、気持ちのリフレッシュ方法として、片付けや掃除をしてみるのもおすすめ。
おわりに
社会に出て働き始めると、目には見えなくとも実は多くの人と繋がっていることを実感させられます。時間にもお金にも制限はありますが、ひとりで過ごすという選択肢を選べることが「大人の夏休み」なのかもしれません。この夏はひとりゆっくりと、自分と向き合う時間を作ってはいかがでしょうか。
子ども時代の「夏休み」、今となっては懐かしく思い出されますね。たくさんの宿題やスポーツの練習など、ほろ苦い思い出もあるかもしれませんが、家族旅行など夏休みならではの思い出も多いのではないでしょうか。