毎日、心地よい睡眠をとれていますか?
穏やかで充実した生活は、心地よい眠りがあってこそ。自分の睡眠を、この機会に見直してみませんか。
まずは、チェックリストで現在のあなたの睡眠を確認してみましょう
下記でご紹介する世界共通の不眠症判定法「アテネ不眠尺度」のチェックリストに答えてみてください。
③起きようと思っていた時刻より早く目覚め、それ以上眠れない
0.そのようなことは無かった。
1.少し早かった。
2.かなり早かった。
3.非常に早かった。あるいは全く眠れなかった。
④睡眠時間について
0.十分だと感じている。
1.少し足りない。
2.かなり足りない。
3.全く足りない。あるいは全く眠れなかった。
⑤睡眠の質について(睡眠時間の長さは関係ありません)
0.満足している。
1.少し不満である。
2.かなり不満である。
3.非常に不満である。あるいは全く眠れなかった。
⑥日中の気分
0.いつも通り。
1.少し滅入った。
2.かなり滅入った。
3.非常に滅入った。
⑦日中の活動について(身体的・精神的)
0.いつも通り。
1.少し低下した。
2.かなり低下した。
3.非常に低下した。
⑧日中の眠気
0.全くない。
1.少しある。
2.かなりある。
3.とても眠い。
【診断基準】
上記8つの質問で選んだ答えの数字を足してください。その合計数で診断します。
4点未満:睡眠障害の心配はありません。
4点または5点:不眠症の疑いが少しあります。
6点以上:不眠症の疑いがあります。
※アテネ不眠尺度とは
世界保健機関(WHO)が中心になって設立した「睡眠と健康に関する世界プロジェクト」が作成した世界共通の不眠症判定法。
心地よい睡眠をとるためにできるポイント10
ポイント① 満腹も空腹もダメ。食事は就寝の3時間前までが理想
お腹がいっぱいになると眠くなりますが、そのまま寝てしまうのはNG。食後2~3時間は胃や腸が活発に働きます。寝ている間に動いていては消化器官が十分に休めず熟睡しにくくなります。
夕食を3時間前に済ますことができないという人は、胃腸に優しく消化のいいものを少し食べましょう。
ポイント② 眠る1時間前までにぬるめのお風呂にゆっくり入る
入浴は質のいい睡眠をとるのに効果的です。副交感神経が優位になる38~40度のお湯にゆっくりと浸かるのがおすすめ。体が芯から温まりますよ。
また、深部体温(体内の中心部分の温度)が下がると自然と眠たくなるそう。入眠の約1時間前に入浴し深部体温を上げ、下がってくる頃にベッドに入りましょう。
忙しくて難しいという人は足湯をするだけでも違いますよ。
ポイント③ 照明を柔らかな灯りに切り替える
ポイント④ 軽いヨガやストレッチで体をほぐす
寝る前に軽いストレッチやヨガを行うことで、疲労が回復し、副交感神経が働き入眠しやすくなると言われています。また、ヨガの深い呼吸は自立神経を整える効果もあるとか。
ヨガを行うときは、部屋の照明を暗めにし、呼吸を意識するのが理想的です。
ポイント⑤ アロマなどリラックスできる香りを楽しむ
穏やかな心地に誘ってくれる香りとして、おすすめなのがヒノキ。日本人に馴染み深い木の香りは、心身ともにリラックスさせてくれます。
ACTUS(アクタス)の「Relaxin'(リラクシン)」は、伊勢神宮の外宮の御神木などにも使用される銘木「東濃ヒノキ」(通称:木曽ヒノキ)の残材を使った商品。
写真(下)の「Hikari」シリーズは、まさに天然のフレグランス。檜をそのまま削った「ヒノキチップ」や、薄くシェーブした「ヒノキシェーブ」は木そのものの香りを楽しめます。
写真(上)の中央にある「ヒノキボール」は檜を丸くくりぬいたもの。枕元に置くのはもちろん、マッサージグッズとして首や肩などをコロコロするのもおすすめ。
フレッシュで神々しい香りは、森林浴をしているような気分に。枕元においてリラックスするのに最適です。
ポイント⑥ 眠りを誘う耳に心地よい音楽を流す
香りと同様、リラックスした状態をつくり出すのに音楽鑑賞も効果的です。心が落ち着き、聞いていて心地よいと思える音楽を選びましょう。エステなどでかかっているヒーリングミュージックもいいですね。
途中で寝てしまうことを考えて1~2時間のタイマーをかけておくといいですよ。
小川のせせらぎや波の音、鳥のさえずりなど自然の音が入った曲もおすすめです。リラックスしている時に出ると言われる脳波α波は、自然の音を聞くと導きやすくなるんだそう。小さめの音量にして、音楽に身をゆだねていると心地よい眠りに誘われそうですね。
ポイント⑦ 寝る前にスマホやパソコンを見ないようにする
現代人がつい手放せないスマートフォン。眠るギリギリまで見ていることはないですか? スマホやパソコンから出るブルーライトは脳を刺激し、活性化させてしまうそう。
せっかく部屋を暗くして香りや音楽でリラックスしてもここで覚醒させてしまっては台無しです。朝にチェックする習慣に変えましょう。
スマホを見る代わりに読書はいかがですか?最近はデジタルの書籍もありますが、タブレットなどもスマホ同様に睡眠を妨げる可能性があるので紙の本にしましょう。夢中になりすぎると頭が冴えてしてしまうかもしれませんから、パラパラと何気なく読める本がおすすめですよ。
ポイント⑧ 暑くても寒くてもNG。寝室の温度、湿度管理をする
エアコンや加湿器などを上手に利用して、寝室は眠りに最適な湿度と温度を保ちましょう。冬は18~20℃、夏は26~28℃くらい、湿度は50~60%にすると良いそう。最適な温度と湿度は諸説あり、体感温度に個人差もあるので、目安の数字として考えてくださいね。
エアコンの風が直接体に当たらないように調節したり、また冷え過ぎ、温めすぎを防止するためにタイマーなどを使うなどして工夫して。
ポイント⑨ 心地いい寝具やベッドウェアにこだわる
シーツやベッドカバーなどの寝具にも気を配りましょう。
素材はもちろん、色も睡眠に影響があるのだそう。青は眠りを誘い、緑はリラクゼーション効果があるんだとか。
落ち着いた色で寝室をコーディネートしてみるのも試す価値アリですよ。
ベッドウェアはお部屋に占める面積が広いので、イメージや雰囲気を決める大きな要素になります。
ベッドカバーやシーツをナチュラルで穏やかなものでコーディネートすれば、寝室全体がリラックスできる空間になるはず。
「ACTUS」の「Quiet」(クワイエット)は、自然の風景にインスパイアされた、快眠のためにおすすめのベッドウェアコレクション。コットンや肌触りのよいヨーロッパのウォッシュドリネンを使い、丈夫なうえに丁寧な縫製で寝心地も◎。
「SEA(CALM & RELAX)」(写真上)、「FOREST(BALANCE & RESET)」(写真中)、「「LAND(ENERGY & CHARGE)」(写真下)の3つのテーマで作られていて、自分流にヒーリングカラーと素材を組み合わせて選ぶことができます。
※「Quiet」シリーズは3月3日からACTUS直営店での発売となります。
ポイント⑩ 朝起きたらすぐに太陽の光を浴びる
朝起きたらたっぷりと太陽の光を浴びましょう。そうすることで、脳と体が覚醒し活力を引き出してくれます。
また、人には1日より1時間長い25時間のリズムの体内時計があると言われています。朝、光を浴びることによって、その1時間のずれがリセットされ、夜の快眠につながるんだそう。
ぐっすり眠って気持ちのいい朝を迎えよう♪
心地よい睡眠をとるためのポイントを、ぜひ無理なく取り入れられそうものから試してみて下さい。
皆さんに、ぐっすりと眠れる毎日が訪れますように♪
次に示す項目で過去1ヶ月間に、少なくとも週3 回以上経験したものについてチェックして下さい。
①ベッドに入ってから眠るまでにかかる時間
0.いつも寝付きはよい。
1.いつもより少し時間がかかった。
2.いつもより、かなり時間がかかった。
3.いつもより非常に時間がかかった。あるいは全く眠れなかった。
②夜間、睡眠途中で目がさめる
0.問題になる程のことはなかった。
1.少し困ることがある。
2.かなり困っている。
3.深刻な状態。あるいは全く眠れなかった。