「早起きは三文の徳」という言葉があるように、早起きをするだけで“ちょっといいこと”があるもの。たとえば、朝のすがすがしい空気の中で飲むコーヒーは心に余裕をもたらしてくれる。早起きすることで生まれる隙間時間で軽く掃除をしてから出かけることができる、など。寒い時期の早起きはちょっとつらいけれど頑張ってトライしてみると、きっと心に余裕が生まれて、心地いい1日のスタートを切ることができるはずです。

寝起きや寝る前にストレッチやヨガ、少し早く家を出て一駅分歩くなど、身体を定期的に動かすだけでスタイルアップはもちろん、ストレス解消にも効果的。ジム通いや、ゴルフやテニスなどで気合いを入れてスポーツをする！というのは気後れしてしまう方も、日常の中で少しずつできることにチャレンジしてみましょう。

テレビは娯楽や情報収集として私たちにとって大切な存在。でも、ただなんとなくつけているだけ。そんな時間ありませんか？そんな時はテレビを消して他のことに目を向けてみてください。ちょっとした片付けや、メールの返信など「あとでやろう」と思っていたことをパパっとやるだけで気分もスッキリするものです。テレビを見る時間を少し減らすだけで“ただ何となく”の時間が減ってより充実した時間を過ごすことができるはずですよ。

“昼寝”と聞くとなんだかだらしないイメージがある方もいるかもしれませんが、実は昼寝は集中力を高めるのに効果的とされています。昼寝をして頭をスッキリさせてから仕事に取り掛かることで、脳の疲労を解消することができ、午後からの仕事を効率的に行うことができるそう。昼寝は長く取り過ぎてもよくないので30分以内がよいと言われています。午後はどうしても眠くなってしまう…という方は、頭をスッキリさせて午後からも効率的に仕事を行える“昼寝習慣”を取り入れてみてはいかがでしょうか。

“言霊効果”ってご存知ですか？なにかにチャレンジしたいとき「私はできる！」と声に出すことで自信がつき、成し遂げることができる、というものです。自分自身を励ますためにも声に出すことはとにかく大切で、ストレス解消効果もあります。イライラを溜め込むのではなく「わー！」と大きな声を出すだけでスッキリするもの。定期的にカラオケで発散するのもおすすめですよ。

辛いとき、苦しくてどうしようもない時。そんな時は意識的に過去にあった楽しかった時のことを思い出すようにしてみましょう。もし楽しいことが思い出すのが難しければ、何も考えないようにするだけでもOK。悩む時間を減らすのを習慣にするだけでもきっと心が軽くなるのを実感できるはず。どんな悩みごともすべては考え方次第。そして同じ時間を過ごすなら、辛い時間よりもできるだけ楽しい時間を過ごしていたいですよね。そのためには、楽しかったことをしっかりと覚えておくことがとっても大切。記憶や写真、文章などにしっかりとどめておくのもおすすめですよ。

広めの公園や美術館。河原や海、素敵なレストランなど……場所はどこでもOK。誰かと過ごすのも楽しいけれど、時間を好きに使えるひとりの時間を大切にしてみてください。ひとり時間に慣れてきたら、ひとり旅もおすすめです。自分とじっくり向き合うことのできる時間は貴重なもの。そこから何か新しいことが見えてくるかもしれません。

自分に厳しい、ということはとても素敵なことですが、自分のいいところを素直に認めることも大切です。謙虚な人の多い日本人は特に自身を否定しがちですが、自分を正当に評価し、頑張ったことや成功したことはちゃんと褒める。夜寝る前に「今日は甘いものを我慢できた」「大変な仕事を時間内でやり遂げた」「帰り道に座席を譲ってあげた」どんなことでもいいんです。自分を認め、褒めてあげてから眠ることを習慣にしてみてください。きっと心地よい眠りにつけ、翌日も頑張れるはずです。

気の置けない友達、大好きな彼、いつも支えてくれている家族。そんな自分にとって大切な人と過ごす時間を見直してみて。一緒にいるだけで落ち着いたり、辛いときは励ましてくれたり。そんなかけがえのない存在はあなたにとって宝物。時間は一瞬で過ぎていきます。一緒にいる間に感謝の気持ちを持って接するようにしましょう。そうすることできっと、もっと愛される存在になり、たくさんの幸せを呼び込むことができるかもしれません。