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出典: 自宅に広いお庭がなくても楽しめる、ベランダを利用した家庭菜園。マンションやアパート住まいの方もプランターや鉢を使って気軽に始められることから人気です。野菜を育てて収穫する達成感と、美味しく食べるという喜びを味わえるのが魅力。
ベランダ菜園初心者さんのために、必要なステップと準備リストについてご紹介します。
出典: ベランダやルーフバルコニーなどは、玄関側の共用廊下や階段と同じ共用部分に当たります。これらの場所は、緊急の際の避難経路として空けておかなければならないので、避難経路を塞いでしまうほどのものは置かないようにしましょう。その他にも、ベランダの使い方はマンションごとに規約も違うので、よく確認しておきましょう。
出典: 野菜が育つには「どのくらい日当たりが良いか」が大切。植物は午前中に光合成を活発に行うので、日が昇る東向きや南向きのベランダにプランターを置くのが最適です。
出典: 目の前に遮る手すりや建物などがある場合や、たとえ西や北向きであったとしても、プランターをできるだけ日の当たりやすい場所に置いたり、台などを使って高さを出して工夫すれば、成長スピードはゆっくりであっても育てることが可能です。季節によっても日の入り方が変化するので、その都度ベストな場所を探してみてください。
出典: 野菜などの植物は、葉や根を伸ばして息をして養分を作るため、新鮮な空気が必要です。ベランダなど狭い場所で野菜を育てる場合は、隣同士の葉が触れない程度にプランターを置いて、風通しのいい環境を作れるかを確認しましょう。
出典: 夏場は、ベランダへの日光の照り返しで風の通りが悪くなると根腐れの原因となってしまうことも。日差しが強い時間帯は適度に日影のある場所に移動したり、プランターの下にレンガなどを敷いて底を床面から浮かすことで空気の通り道を作ってあげてください。
出典: ベランダの環境チェックが終わったら、次は家庭菜園を始めるために最低限必要な道具を準備しましょう。
プランターは、お花用ではなく、菜園用の大きめサイズのものを選ぶのがポイントです。
こちらは、ミニトマトやナスなどの実もの野菜で使う支柱をしっかりと固定できるプランター。根の発育にも十分な深さ約30㎝で、底には脚とスリット付きと通気性もばっちり。初めてでも心強い、野菜を上手に育てる工夫がたくさんされています。
リッチェル 菜園上手 丸36型 φ360×335H グリーン
640円〜(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
水溜トレーの付いた二重構造+ペットボトル給水の可能な、機能的な菜園用プランター。水不足や、逆に水がたまることによる根腐れも防ぎ、底面にコロが付いているので移動も楽にできます。通気性を考えられた作りなので鉢底石やネット、鉢皿も不要と便利。
ベストコ(Bestco) プランター 給水式 ペットボトルで自動給水 キャスター付
1,920円〜(税込)
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じょうろは、葉や根を痛めない柔らかくシャワー状の散水ができる「ハス口」のものがおすすめです。
こちらは、レトロなブリキ製のじょうろ。外に置きっぱなしでも耐久性あり。容量は4Lで、ベランダの水やりもまとめて行うことができます。
尾上製作所(ONOE) トタン散水ジョーロ 4L ブリキ
1,834円〜(税込)
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土を入れる前にプランターの底に鉢底石を敷くことで、鉢の中の通気性と排水性がよくなります。根に酸素を取り入れやすくする効果も。すのこ入りや底面給水プランターの場合は敷かなくてOKです。
こちらは、約900度で高温殺菌済みの鉢底石。繰り返し使えるネット入りで経済的です。
アイリスオーヤマ 鉢底石 ネット入り鉢底石 3.6L
500円〜(税込)
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菜園用には、市販の培養土に苦土石灰を混ぜて土を数日なじませ、化学肥料などを混ぜて土を作りますが、野菜専用の培養土も販売されています。
こちらはあらかじめ野菜に適した配合になっている培養土。元肥入りなので、肥料の混合が不要でこのまますぐ使えます。
アイリスオーヤマ 培養土 花・野菜の培養土 ゴールデン粒状培養土 配合 25L
696円〜(税込)
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野菜を成長させるために重要な2種類の肥料があります。1つは、本来自然界の土が持っている栄養を再現したり補う「元肥(もとごえ)」といい、植物を植え付ける前にあらかじめ土に混ぜ込んで使う肥料。もう1つは、栄養を補うため、成長途中の作物に追加で与える「追肥(ついひ)」で、即効性のある液体肥料がおすすめです。
こちらの肥料は、ばらまくだけなので簡単♪肥料を吸収しやすくする働きや土に元気を与える作用がある腐植酸をブレンド。野菜が活き活きと成長してくれます。
住友化学園芸 肥料 マイガーデンベジフル粒700g 野菜
507円〜(税込)
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こちらの液体肥料は、植物や季節によって希釈割合を調整できるので便利。元肥も追肥も与えすぎると根の育ちが遅くなってしまうので、野菜ごとの育て方を調べながら注意して与えましょう。
ハイポネックスジャパン 液体肥料 ハイポネックス原液 800ml
495円〜(税込)
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いざという時のために、野菜を害虫から守る薬剤も用意しておきましょう。
こちらは、さまざまな害虫に対して素早く長く効き、雨にも強く、病気の予防にも効果的な高機能殺虫殺菌剤です。野菜の種類によって使用頻度は異なるので、用法と用量を確認してからご使用ください。
住友化学園芸 殺虫殺菌剤 ベニカXネクストスプレー 1000ml
1,215円〜(税込)
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その他、必要に応じて準備したいのが「園芸ネット」や「支柱」。トマトやキュウリなど、長く伸びる茎やツルを這わせるために使います。
こちらは、変形しにくく、植物をしっかり支えてくれる頑丈な作り。サイズ調節が可能で安定感があります。
スライド支柱 サイズ調節可能 取り外し可能 取り付け簡単 (2個セット)
1,610円〜(税込)
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出典: 葉の緑を見たり土をいじったり、巡る季節とともに五感を楽しませてくれる家庭菜園。ベランダ菜園でも育てやすい野菜の種類をご紹介します。
真冬を除けばいつでも種をまけるほど寒暖に強い小松菜は、初めての方にもおすすめの野菜。最初の頃は葉と根にしっかりと水を与え、成長につれて乾いたらたっぷりと水を与えます。種まきから約30日後、丈が15~25cm位になったら収穫の目安。株ごとではなく、葉を外葉から摘み取るように収穫すると長い期間収穫が可能です。
苗から約30日で収穫できるリーフレタス(サニーレタス)。小松菜と並ぶほど育てやすい野菜といわれています。種まきは春先と夏の年2回可能。株の成長とともに葉もどんどん上に育っていくので、外葉から一枚ずつ取るようにすれば、2ヶ月間ほどいつでも新鮮な葉を収穫できることも。栽培中に間引きした小さな葉はベビーリーフとしても食べられ、育てる楽しさを存分に感じられます。
出典: 日本のハーブとして平安時代から栽培されてきたシソ(大葉)。日本の気候にもよく合い、病害虫も少なく手間をかけなくてもすくすくと育ってくれます。初夏に種まきを行って、およそ30日後には収穫。6月~9月頃までの4ヶ月間ほど新鮮な葉を楽しめます。日に当たりすぎると葉が硬くなり、日が当たりにくい場所で育てると柔らかく食べやすい葉ができるという特徴も。空いているスペースでもぜひ育ててみましょう。
家庭菜園といえばミニトマトといわれるほどのポピュラーですね。春に植えて夏から秋に収穫する、日当たりを好む夏野菜です。苗を購入する際は、つぼみや花が付き始めた、葉の緑が濃く厚みのあるものを選びましょう。茎が長く伸びながら花と実を付けていくため、成長に合わせて支柱を用意してください。
病気や害虫に比較的強く、プランターでも育てやすいピーマン。ビタミンCやカロチンを豊富に含む、栄養満点の野菜です。苗を選ぶ際は、ミニトマトと同じく緑の濃いつぼみや花のあるものを選びましょう。支柱を使って育て、白い花の後に実が5~7cm位になった頃が収穫の目安。そのまま植えておくと徐々に色づき、完熟した甘みのある赤ピーマンを収穫することができます。
“二十日大根”とも呼ばれる赤く丸いラディッシュ。その名の通り、種まきから収穫まで1ヶ月ほどと栽培期間が短く、比較的害虫にも強い育てやすい野菜です。年2回種まきが可能ですが、初めての方は秋まきがおすすめ。土の表面が乾いたタイミングで、たっぷりと水やりをしましょう。
バジルやミントなどのハーブは、ベランダ菜園初心者さんにおすすめ。強い香りは虫が苦手なので、比較的害虫がつきにくく、葉の成長も早いので育てやすいといわれています。最初は、通気性のよいテラコッタや素焼きの鉢で育てると◎ハーブはいくつもの種類があり、好ましい環境も違うので、寄せ植えは避けましょう。
いろんな種類のハーブを手軽に育ててみたい方には、道具が一式揃った栽培キットもありますよ。届いたらすぐに始められるのがメリットです。
こちらは、ハーブ苗・土・肥料とおしゃれなブリキ製のプランターが一式まとめて届く手軽な栽培キットです。品種の指定はできませんが、ハーブティー向けやハーブ料理向け、虫除けなど、どんな使い方をしたいかテーマ別に選べます。
ハーブ 栽培キット モダンラスティブリキ オーバル M
ベランダがないご家庭や一人暮らしの方は、省スペースでできるキッチン菜園もおすすめです。天候に左右されず、害虫の心配もありません。また、まずはちょっとお試しでやってみたい方には栽培キットもおすすめです。
出典: ベビーリーフの種まきの土台作りのステップから詳しくご紹介しています。プランターの代わりに、育苗用連結ポットを使用するやり方です。およそ30日で収穫できるので、カルパッチョやパスタ、ワンプレートランチに添えておしゃれに楽しめますよ。
こちらの栽培キットは、予め側面から水を注いでおくだけでOKの底面給水システムで、日々のお世話がとっても簡単です。半透明カップは水の量がひと目でわかりやすく、清潔感があっておしゃれ。野菜は5種類から選べます。
ここからは、家庭菜園の参考になるおすすめの本をピックアップします。より知識を深めたい方はぜひチェックしてみてください。
写真やイラストで、種まきから追肥、摘心、収穫の時期などの栽培手順が分かりやすく解説されたベランダ菜園の本。栽培に必要なスペースやプランターの大きさからとれる野菜の収穫量など、かゆいところに手が届く情報がたっぷりです。
だれでもできるベランダで野菜づくり
375円〜(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
コップひとつからはじめる 自給自足の野菜づくり百科
自給自足を目標に掲げ、レッスン形式で野菜作りのノウハウが紹介された家庭菜園の実用書。小ネギの水耕栽培からスタートし、プランターでの栽培、プランターでその他野菜の栽培とステップアップしていきます。よく育つ苗の選び方からおすすめの年間プランター栽培計画など、初心者だけでなく経験者の方にも役立つ内容となっています。
コップひとつからはじめる 自給自足の野菜づくり百科
1,650円〜(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
ベランダ寄せ植え菜園: 自然の力を借りるから失敗しない
表紙も中も素敵な写真いっぱいの寄せ植え菜園の本。より自然に近いかたちで微生物の力を利用して寄せ植えして育てる方法が紹介されています。野菜や花と一緒に植えることでよい影響をあたえる植物のことを指す「コンパニオンプランツ」についても必見。
ベランダ寄せ植え菜園: 自然の力を借りるから失敗しない
1,540円〜(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
ベランダで気軽にできる家庭菜園通して、季節の移ろいを感じてみませんか?毎日少しずつ育ち、やがて花が咲き、実が色づいていく野菜は、まるで我が子のよう。収穫した野菜やハーブは、お料理に使って美味しく味わえるのも大きな喜びです。まずは小さなプランターから、ぜひチャレンジしてみてください。
家庭菜園に興味がある方は、こちらの記事もチェック!
健康な食生活を送る上で欠かせない「野菜」。お店で新鮮な物を選ぶだけでなく、欲しいと思った時にすぐに収穫できると便利ですね。すべての野菜を自分で栽培して賄うのは大変ですが、サラダのトッピングや、青みをもう少しプラスしたいと思った時に使うくらいなら、自宅のベランダなどでも意外と簡単に育てる事ができます。そこで今回は、あまり時期を選ばず気軽に育てられる野菜やハーブ、これから夏にかけて育てやすい物など、気軽に始められる「コンテナ菜園」についてご紹介します。
野菜のヘタや根っこは調理の時に捨ててしまいがちですが、実はまだ育つ力が残っているんです。そんな野菜の端っこを、捨ててしまわずに再生させてみませんか?今回は野菜のヘタや根っこを再生させる『リボベジ』について紹介します。ニンジンのヘタや豆苗、ネギの根っこなど、馴染みのある野菜をお家で気軽に育てられる『リボベジ』。観葉植物のように見て楽しむこともでき、上手に育ったら収穫できる喜びもあります。とっても簡単にできるので、ぜひトライしてみてくださいね。
こちらは、ミニトマトやナスなどの実もの野菜で使う支柱をしっかりと固定できるプランター。根の発育にも十分な深さ約30㎝で、底には脚とスリット付きと通気性もばっちり。初めてでも心強い、野菜を上手に育てる工夫がたくさんされています。