赤ちゃんの肌をやさしくケアする、「ベビーローション」
- 寝るとき何着てる?心地よい睡眠へと誘うパジャマの話キナリノ編集部
ベビーローションとは
一度トラブルを引き起こしてしまうと、なかなか治りにくかったり、痒くてグズグズしてしまったりとママやパパにとっても心配の種になってしまうので、可能であればお肌トラブルの「予防」としてベビーローションを取り入れるのがおすすめです。
ベビーローションの使い方
ベビーローションは、スキンケアで言えば化粧水の様な役割を果たしてくれます。乾燥が気になる部分などに塗ると言うよりは、お風呂上りやお着換えのタイミングで、体全体に優しく伸ばして塗ってあげましょう。毎日塗る事で、肌の持つバリア機能を高めて、お肌のトラブルを引き起こしにくくしてくれます。お肌のちょっとした変化にも気付きやすくなりますね。
オイルやクリームとの違い
赤ちゃんのスキンケアコーナーに行くと、ベビーローション、ベビーオイル、ベビークリームの3種類が並んでいることが多いかと思います。油分と水分の配合量で名前が変わりますが、水分量が一番多く保湿力が高いのがローション、水分量が少なく油分が多いのがオイル、両方の均等がとれているのがクリームとなります。
保湿が目的であれば、油分の多いオイルが一番良さそうにも感じますが、オイルは肌に潤いを与えることよりも、潤いに蓋をするイメージなので、オイルそのものが肌に潤いを与えてくれる力はローションには負けてしまいます。特に、保湿や予防が目的なケースでは、水分をたっぷり含んで潤いを与えてくれるローションタイプがおすすめ。
水分補給と保湿のバランスが良いのはクリームタイプですが、クリームはローションに比べて少し硬く、伸びが良くないので、赤ちゃんの体全体に塗るには少し不向きです。部分的に乾燥が気になる場所があればクリームが◎ですが、体全体に塗るのであれば肌との摩擦も少なくスッと伸びるローションを使ってあげたいですね。
ベビーローションを使う際の注意点
ベビーローションは赤ちゃん用に作られていることもあり、基本的には体に優しく、安全な成分でできています。ですが、正しく使うためにも、以下のことに注意しておきましょう。
パッチテストを行う
使用期限に注意
お肌にトラブルが出たら病院へ
ベビーローションの種類と選び方
同じ「ベビーローション」という名前でも、保湿力や成分、効能はさまざまです。保湿力に優れたタイプや、夏にできやすいあせもなどの肌荒れを予防・ケアしてくれるタイプ、液体やミルクタイプ…。赤ちゃんのお肌の状態、季節、目的に合わせて選びましょう。
用途によって成分をチェックしましょう
保湿が目的な時には
大きな肌のトラブルはなく、保湿が一番の目的である時には、「しっとりタイプ」や「保湿タイプ」と表示がある商品を選ぶのがおすすめ。赤ちゃんの肌の潤いを守る成分「グリセリン」や「セラミド」が配合されているかも合わせてチェックしてみてくださいね。
汗疹などがある時には
汗疹や乳児湿疹と呼ばれる小さなプツプツが出来てしまっている時には、一度きれいな肌を取り戻してあげる為に「薬用」タイプを使うのがおすすめ。薬用の表示があるタイプには、肌トラブルを改善する有効成分が配合されています。トラブルの症状が改善した後は、普通のローションに戻してOKです。
予防が目的な時には
乾燥も時に気にならず、肌トラブルもない状態で、主に予防が目的な場合には、肌のバリア機能を高める効果がある「整肌成分」が配合されているタイプがおすすめですが、整肌成分が刺激になってしまうケースがあるので、最初は全身に塗らずに狭い範囲で様子を見てあげましょう。
新生児の間は特に注意を
乳児湿疹の様な肌トラブルは、残念ながら新生児の時期にも起こってしまうものです。生まれたての赤ちゃんは、肌はもちろん様々なことがとってもデリケート。その時期に使うローションは、添加物不使用で低刺激のタイプを選んであげましょう。使用できる月齢が書いてあるので、新生児OKかどうかもチェックしてくださいね。
短期間で使える範囲のものを選びましょう
大人の化粧品などと一緒で、ベビーローションは開封後は半年程度で使い切るのが良いとされています。一般的には大きなボトルの方が割安なケースが多いかもしれませんが、体が小さな赤ちゃんは使う量も少ないので最初は小さめのボトルで、どれくらいで使い切れるか様子を見てみましょう。もちろん他のご兄妹やママパパと一緒に使う場合には、大きなタイプでもOK。
ベビーローションのボトルには様々なタイプがありますが、衛生的にも安心で、サッと塗りやすいのはポンプタイプ。ワンプッシュで出て来る量も決まっているので、出し過ぎちゃって...なんて事も防くことができますね。
赤ちゃんにも大人にも。おすすめのベビーローション25選
オールシーズン使える【ベーシックタイプ】
ポンプ式で使いやすい、ベーシックなベビーローション
コスパ抜群でママにも人気のある、ピジョンのベビーローション。保湿成分としてシアバターの他に、ママのお腹の中で赤ちゃんを包んで守っている「胎脂」に注目し、ピジョン独自の「ピジョンベビーリピッド」を配合しています。ポンプタイプで使いやすく、無香料なのも重要ポイント!
無香料&低刺激。生まれてすぐ使える!
生まれたその日から使えるベビーローション。90%以上天然の原材料を使っており、その中でもさらに不必要なものや、赤ちゃんにとって安全でない成分を検証し、厳選しています。肌にすうっと馴染む、クリーム状のテクスチャー。
うるおうのにサラサラ、メリーズのベビーローション
顔にも体にも、新生児から使えるベビーローション。うるおいセラミド機能成分が配合されており、肌本来が持つバリア機能を助けてくれます。うるおうのにべたつかないので、お風呂上がりにサッと塗って、すぐに服を着せてあげられます。
大人も使える、乳液タイプのベビーローション
水と油のバランスに着目してつくられた、乳液タイプのベビーローション。赤ちゃんの顔・体に使えるのはもちろん、敏感肌の大人でスキンケアとして愛用している人も。低価格でコスパも◎。
敏感肌にも、やさしく保湿
べたつかないのにしっとり潤いを与えてくれる、乳液タイプのベビーローション。無香料・無着色・パラペンフリーで、敏感肌の赤ちゃんにもおすすめです。同シリーズのクリームと組み合わせて使うと、さらにしっかり保湿できますよ。
ラベンダーの香りに癒やされて
赤ちゃんの皮脂に似ている植物性オイルを厳選し、乳化成分まで天然にこだわっている、無添加のミルキーローション。オーガニックのラベンダー精油が入っているので、お風呂上がりにケアしながら、ママも赤ちゃんもリラックスできます。
健康な素肌と同じ「pH5.5」に注目
皮膚科学の観点から、健康な肌と同じ「pH5.5」に注目して作られたドイツのベビーローション。皮脂膜のように覆いながら、バリア機能を守りつつ、トラブルの起こりにくい肌へと導いてくれます。
紅茶の香りのベビージェルローション
1906年に日本初のベビーパウダーを発売した、「シッカロール」のベビーローション。紅茶の香りとジェルタイプのテクスチャーで、さっぱりした使い心地が特徴です。うるおい成分は、チャ葉・モモ葉などの植物エキス。
寝る前にリラックス。アロマ配合のローション
ジョンソンが独自に開発した「すやすや3ステップ」で、お風呂→マッサージ→静かな環境へ、という流れを提案。お風呂上がりにマッサージ&ボディケアとして使うことで、睡眠の質が改善されるのをサポートしてくれます。夜泣きや細切れ睡眠に疲れたら、頼ってみるのもアリ。
冬におすすめ【高保湿タイプ】
シアバター配合のしっとりタイプ
シアバターをたっぷり配合し、ベーシックタイプに比べ高保湿なバージョン。しっとり感が長続きすること、べたつきにくくきめ細かい肌触りにこだわって作られています。夏と冬で使い分けるのもおすすめ。
乾燥肌をうるおす、高保湿のナチュラルローション
オリーブ葉、カミツレ花エキスなどの天然成分を配合したベビーローション。生まれたその日から、顔にも体にも使えます。乾燥が気になる季節や、乾燥肌の赤ちゃんに。
敏感肌・乾燥肌を24時間しっかり保湿
お肌の未来を育てる、ピジョンのベビースキンケアシリーズ「フィルベビー」のベビーローション。海藻由来のサガラメエキス、オレンジ由来のマンダリンオレンジ果皮エキスを配合し、肌のバリア機能を高めながら24時間保湿します。
肌トラブルには【薬用タイプ】
ママもいっしょに使える、薬用保湿ローション
0歳から、ママも一緒に使えることがコンセプトのブランド「メディベビー」。ヘパリン類似物質でお肌にうるおいを与えつつ、甘草由来有効成分で肌荒れを予防してくれます。ほっこり和むイラストもかわいい♡
うるおうのにサラサラ。家族で使えるジェル状ローション
うるおい成分としてしその葉エキスが使われている、ユースキンの薬用ローション。赤ちゃんの保湿だけでなく、ママの化粧下地やパパの髭そり後のケアなど、家族みんなで使えます。
あせも、にきびにも使える植物性薬用ローション
ももの葉やアロエの植物エキスを配合した薬用ローション。あせもや肌荒れ、乾燥だけでなく、油性肌の方のにきびにも使えます。夏場は汗をかいた後の拭き取りに使ってもOK。
肌を清潔に保つ、低刺激な薬用ローション
ヒノキの香りで、さっぱりした使い心地の薬用ローション。肌を清潔にするヒノキチオール、肌をしっとりさせるヒアルロン酸ナトリウムが配合されています。低刺激性で、赤ちゃんだけでなく敏感肌の大人にも。
成分にこだわった【オーガニック製品】
国産オーガニックにこだわった、アロマローション
ホホバオイルやシアバターといった、天然由来の保湿成分をたっぷり配合した「アロベビー」シリーズのベビーローション。国産オーガニックにこだわり、世界的オーガニック基準の「エコサート」にも認証されています。たっぷり使えるビッグボトルも。
有機栽培で育てられたハーブ&野菜のローション
ブドウやきゅうり、ラベンダーなど、有機栽培で育てられた野菜やハーブの成分でつくられているローション。スプレータイプで、動き回る赤ちゃんにもさっと使えます。お風呂上がりだけでなく、日中乾燥が気になった時にさっとスプレーしてもOK。
助産師と共同開発された、ヴェレダのベビーローション
カレンドラ、カモミール、アーモンドなど、こだわりぬいた植物性成分で作られたオーガニックのローション。カレンドラは肌荒れに高い効果があると言われており、赤ちゃんだけでなく敏感肌の大人にも愛用されています。
角質層までしっかり潤う、贅沢なベビーケアローション
しっかり潤いを与えてみずみずしい肌にしてくれる、乳液タイプのローション。アロエベラ液汁やシアバター、ココアバターなど、高保湿成分が贅沢に配合されています。マンダリンとカモミールの香りで、赤ちゃんもママも癒やされます。
ギフトにもおすすめ!『ママも使えるタイプ』
ママも上の子も、みんな一緒にケアできるローション
生まれてすぐに使えるよう、ママのお腹の中の羊水に含まれるうるおい成分や、胎脂に近い成分を配合してやさしく保湿。一緒にお風呂に入った上の子も、ママも、これ一つでボディケアが完了します。
パッケージ&香りにも癒やされる、ベビーローション
シアバターをメインにしっかり保湿してくれて、顔、体、頭皮まで、全身に使えるベビーローション。可愛いパッケージと、オレンジ&カモミールの香りにも癒やされます。高品質かつ、使い続けられる価格にもこだわり、食品アレルゲン成分も使わないなど、パパ・ママに嬉しいポイントを押さえています。
オーガニックにこだわらない、肌にやさしいベビーローション
全身に使えて、ハンドクリーム代わりや妊娠線のケア、普段のスキンケアまで、幅広く使えるローション。あえてオーガニックにはこだわらず、肌に優しい成分を厳選。アレルゲンになり得る成分を排除しながら、赤ちゃんの肌をしっかり守ってくれます。
皮膚科医開発、天然成分にこだわったローション
皮膚科医の友利新さんが、ママ目線で開発したベビーローション。必要ない合成成分を徹底的に排除し、赤ちゃんにやさしい天然成分のみで作られています。目が届くところで製造されるよう国内製造にもこだわるなど、医師とママ両方の目線でつくられています。
防腐剤無添加、セラミドの配合量にもこだわったローション
石鹸でオフできて、肌にやさしい化粧品でもおなじみのETVOS。ベビー用ローションは防腐剤無添加のため、使用期限が2年に定められています。多量のセラミドで負担をかけないよう、肌と同じ構造や配合量にこだわって、効果的に肌を潤してくれます。
ベビーローションの最大の役割は「保湿」。特に新生児の間は、カーゼ素材などの柔らかいお洋服を着せていても、肌と擦れてそれだけでも肌が乾燥してしまうこともあるんです。もちろん、夏冬のエアコン、おむつ、汗など、デリケートな肌にはトラブルの原因になってしまいそうなポイントがたくさん...。