エコ洗剤でお家のあらゆるところをピカピカに!
重曹や酢、クエン酸やセスキ炭酸ソーダは、ナチュラルクリーニングと言われるエコなお掃除に必要なアイテム。これらがあれば、お家のあらゆるところをキレイにすることができてしまいます♪お掃除箇所に合わせたものを選んで、お家の汚れをキレイに落としましょう!
まずはそれぞれの洗剤の特徴や使い方を知ろう
《重曹》の特徴
重曹はアルカリ性の性質を持っているため、油脂を乳化し、たんぱく質を分解する働きがあります。そのため、油汚れや皮脂汚れに効果的です。
また、粒子がとても細かく水に溶けにくいので、研磨剤としても使えます。加熱すると炭酸を発生させるという性質を利用して、汚れを浮かせて落とすことができますよ。これらの重曹の特徴を上手に使えば、家中の汚れをきれいにできますね!
重曹を使う時の注意点
変色に注意
重曹スプレーの作り方
40℃程度のぬるま湯200mlに対して、重曹大さじ1杯が適量。容器に移したら、中身が均等になるようによく振って混ぜ合わせます。
(重曹の量が多いと、溶けきれない粒子がノズルに詰まることがあるので入れ過ぎに気を付けましょう。)
《クエン酸・酢》の特徴
クエン酸は簡単に言うと、食事に含まれている酸味の元で、梅干しや、柑橘類のフルーツに含まれている酸性の成分です。最近だと、100円ショップや量販店で気軽に顆粒状のクエン酸を手に入れることができます。基本的には、クエン酸は無色無臭の安全な物質で、酸性のため、アルカリ性の汚れに効果的です。
クエン酸・酢を使う時の注意点
塩素系のものと合わせて(混ぜて)使わない
クエン酸スプレーの作り方
水200mlに対して、クエン酸小さじ1杯が適量。容器に移したら、中身が均等になるようによく振って混ぜ合わせます。
(クエン酸は水に溶けやすいので、汚れの度合いによって量を増やすなど調整が可能です。)
《セスキ炭酸ソーダ》の特徴
セスキ炭酸ソーダを使う時の注意点
シミや変色に注意
セスキ炭酸ソーダスプレーの作り方
水500mlに対してセスキ炭酸ソーダ小さじ1を溶かします。汚れの程度に合わせて濃度は適宜調節してくださいね。
セスキ炭酸ソーダの水溶液は作り置きが可能ですが品質変化や劣化のないように直射日光・高温多湿を避けて保管し、2~3ヶ月を目安に使い切りましょう。
弱アルカリ性のため素手でも取り扱い可能ですが、肌が弱い方はゴム手袋を着用するのがおすすめです。
『汚れの性質と反対の洗剤を使って中和する』ことが大切
さっそくお掃除を始めましょう!
■キッチン周りの掃除方法
コンロの五徳の汚れには重曹がベスト
コンロの周りについた油汚れも重曹でスッキリ
換気扇には重曹パックを
換気扇パーツは重曹をふりかけて
焦げ付きの多いトースターにはセスキと重曹の合わせ技
レンジは重曹水を温め、蒸気を庫内にいきわたらせて
電気ケトル内側の汚れにはクエン酸を
シンクの水垢汚れにはクエン酸スプレーを
食洗機洗浄はクエン酸パウダーを入れてスイッチオン
■トイレ・お風呂周りのお掃除方法
トイレの汚れ落としや消臭にクエン酸
浴室鏡のうろこ汚れにクエン酸ラップが◎
風呂桶やイスは重曹を入れたお湯で漬け置き
排水口のぬめりにはクエン酸と重曹の発泡効果を活用
シャワーヘッドはセスキ水に漬け置き洗い
クエン酸を使って洗面台まるごとピカピカに
洗濯槽の洗浄には重曹をたっぷり使って
■リビング・玄関周りの掃除方法
フローリングの拭き掃除には酢かクエン酸を
ラグの消臭には重曹の粉をまいて
テーブルの鉛筆汚れにはセスキスプレーがおすすめ
家具やスイッチ周りの手垢はセスキで拭き取り
玄関タイルもセスキスプレーで拭き掃除
エコな掃除をはじめましょう!
重曹や酢、クエン酸にセスキ炭酸ソーダを使ったお掃除の仕方をご紹介しました。油汚れ・水垢・手垢など汚れの種類に合わせてどれを使うか選ぶことで、スッキリ気持ちよく汚れが落とせます。上手に使い分けて、エコ掃除をぜひマスターしてくださいね♪
素敵な画像をご提供いただきありがとうございました
重曹・酢・クエン酸・セスキ炭酸ソーダにはそれぞれ落としやすい汚れがあります。洗剤の特徴を知り、掃除の場所によって使い分けすることが、うまく汚れを落とすコツです。