最適な水分補給ってなんだろう?
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「水をたくさん飲むと健康にも美容にも良い」というのは、はなんとなくよく聞く話ですよね。しかし、どのくらいの量をどのタイミングで飲むべきなのか、具体的なポイントを知っている人は意外と少ないのではないでしょうか?
毎日何気なく飲んでいる水も、少しのコツやタイミングを意識すれば、健康の維持や体内のリセットにも効果的。今回は、そんな体にうれしい水分補給の方法を詳しくご紹介していきます。
毎日何気なく飲んでいる水も、少しのコツやタイミングを意識すれば、健康の維持や体内のリセットにも効果的。今回は、そんな体にうれしい水分補給の方法を詳しくご紹介していきます。
改めて考えたい水と体の関係
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みなさんご存知の通り、私たちの体の約50~70%は水でできています。そのため、上手に水分を摂れば体の調子も良くなり、一方摂りすぎてしまうとむくみに繋がったり体が重く感じたりと、その影響はとても顕著に体に現れるものです。
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そんな水の主な機能は、栄養素、二酸化炭素、老廃物、ホルモンなどの運搬や体温調節です。水が絶えず体内を流れていることで、私たちの体は循環・機能しているんですね。
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そして循環しているということは、新しい水分の摂取によって古い水分が老廃物と一緒に排出され、デトックス作用が活発になるということ。さらに老廃物が排出されることで腸内環境も整うため、美肌にも◎
生きるために必要なさまざまな要素と密接に関わっている水。改めてその大切さを考えてみると、少しだけ水分補給を意識してみようという気持ちになってきませんか?
生きるために必要なさまざまな要素と密接に関わっている水。改めてその大切さを考えてみると、少しだけ水分補給を意識してみようという気持ちになってきませんか?
最適な水分補給のタイミング
朝起きたらまず1杯
体は寝ている間にたっぷりと汗をかくため、寝起きは水分が足りていない状態です。朝起きたら1杯の水を飲んで、寝ているうちに排出された水分を補いましょう。
また、水が腸に届くことで内臓機能への刺激になり、体の内側からすっきりと目覚めることができますよ。
また、水が腸に届くことで内臓機能への刺激になり、体の内側からすっきりと目覚めることができますよ。
日中は間隔をあけて少しずつ
日中はできれば1回に飲む量を2〜3口程度にとどめ、こまめに水を飲むのが良いでしょう。
1日数回だけ大量に飲むという極端な飲み方は、一時的な“水中毒”を招く可能性もあるため要注意。疲労感や倦怠感、めまい、むくみなどを引き起こしてしまいます。
1日数回だけ大量に飲むという極端な飲み方は、一時的な“水中毒”を招く可能性もあるため要注意。疲労感や倦怠感、めまい、むくみなどを引き起こしてしまいます。
運動中は15分ごとがベスト
運動をしている際は、10分~15分ごとを目安に早めの水分補給を心がけるのが大切。というのも、体の水分不足が必ずしも喉の渇きと一致するわけではないからです。さらに汗をたっぷりかいた日は、飴や塩などで効率よくミネラルを摂取するのも忘れずに。
入浴後や入浴中
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入浴後も寝起きや運動後と同様に、汗をたっぷりかいて水分が足りていない状態になります。コップ1杯の水を飲み、体内を潤しましょう。
長風呂になる場合はお風呂にボトルを持ち込んで、入浴中もこまめに水分補給できると安心ですね。
長風呂になる場合はお風呂にボトルを持ち込んで、入浴中もこまめに水分補給できると安心ですね。
飲酒後もしっかりと
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アルコールには強い利尿作用があるため、十分な水分補給をしないと脱水症状を起こしてしまうことも考えられます。
しかし、飲酒後にしっかりと水を飲んでおけば大丈夫。脱水の防止になるだけでなく、水がしっかりとアルコールを分解してくれるので、二日酔い防止にもつながります。
しかし、飲酒後にしっかりと水を飲んでおけば大丈夫。脱水の防止になるだけでなく、水がしっかりとアルコールを分解してくれるので、二日酔い防止にもつながります。
水分補給のコツ
1日に必要な水分量をチェック
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自分が1日に最低限摂取すべき水分量を、以下の簡易計算でチェックしてみましょう。
《体重(kg)× 約35(ml)=1日の必要水分量(ml)》
これは食事に含まれる水分を合わせた量になります。つまり、この量全てを飲料でカバーしなければいけないというわけではありません。
ただ、食卓から摂取する水の量は人それぞれなので、これは目安程度にとどめ、その日のメニューや調理法によって調整してくださいね。
《体重(kg)× 約35(ml)=1日の必要水分量(ml)》
これは食事に含まれる水分を合わせた量になります。つまり、この量全てを飲料でカバーしなければいけないというわけではありません。
ただ、食卓から摂取する水の量は人それぞれなので、これは目安程度にとどめ、その日のメニューや調理法によって調整してくださいね。
基本は水やお茶
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水分補給のために飲むべき飲料は、基本的に水がベストです。ポリフェノールやカテキンなどの良い作用を持つお茶も良いのですが、やはり飲み過ぎはカフェインの量が気になるところ。常飲する場合は、カフェインレスタイプを選ぶのがおすすめです。
ハーブやレモンで変化をつけても◎
水に何か変化が欲しいと感じたら、レモンを搾ったり浮かべたりするのも良いでしょう。爽やかな香りによるリラックス効果を得られるのはもちろん、ビタミンCによる風邪予防や美肌効果にも◎
体の冷えが気になる人は常温で
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いくら水とはいえ、冷えた状態では胃や体の負担になってしまうことも。
体を冷やさないためにも、水は基本的に常温で飲むのが理想です。時期によっては白湯を取り入れて、体をポカポカ温めましょう。
体を冷やさないためにも、水は基本的に常温で飲むのが理想です。時期によっては白湯を取り入れて、体をポカポカ温めましょう。
ウォーターボトルを持ち歩いて習慣に
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「出先や職場では水分補給を忘れがち」という人には、お気に入りのボトルなどを忘れずに持ち歩くのがおすすめ。生活にウォーターボトルを準備する一手間が加わることで、水分補給が自然と習慣化していきます。
正しい水分補給で体がよろこぶ*
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水分補給の仕方を意識してみることで、新陳代謝を促せたり便秘を解消できたりと、さまざまな面に良い影響を与えることができます。まずは自分の1日に必要な水分量をチェックして、こまめに飲むことから始めていきましょう*