運動嫌いさんのお手軽筋トレ
手軽に続けられる3つのポイント
1.シンプルな動きで覚えやすいこと
2.いつでもできるような方法を
バランスボールや腹筋ローラーなどの道具は、確かにダイエットには効果的ですが、だんだん毎回道具を取り出すことが億劫になり先延ばしにしてしまう可能性も。毎日続けるには、どれだけワンアクションで始められるのかが大事です。そう考えると、自分のタイミング、自分の身体一つでできる運動がベストなのです。
3.筋トレを生活の一部にしてしまう
「よし!やるぞ!」と気合を入れて筋トレできるのは、最初のうちだけ。よほどモチベーションを維持できてないと困難です。例えば、「朝起きてトイレに行った後」「お湯を沸かしている間」「洗濯機をまわし始めたら」など、毎日の習慣に連動させて筋トレができると続けやすいです。いかに自然に、日課にできるか。自分のタイミングを探してみましょう。
運動嫌いさんの筋トレ【実践編】
腹筋が苦手でも、ぽっこりお腹を解消したい
くびれをつくるエクササイズ
筋力に自信がない人には、四つんばいの姿勢からはじめるエクササイズがおすすめ。まずは、わき腹の筋肉を意識しながらやってみましょう。
①四つんばいの姿勢になる
②そのまま肩ごと右の後ろ側を見る
③反対の左側を見る
①~③を1分間繰り返します。その間、呼吸はとめないように気をつけて。
下腹部に効くエクササイズ
こちらも呼吸するのを忘れずに。へその下あたりの筋肉を意識します。
①四つんばいの姿勢になる
②背中を丸めつつ、手を少しずつ膝の方に移動していく
③これ以上いかないところまでいったら、また手を少しずつ移動して四つんばいの姿勢に戻る
①~③を1分間続けます。
【参考動画】くびれと下腹部に効くエクササイズ
難易度を下げて、ほっそりした二の腕に
ひざ立ち腕立て伏せ
ひざを立てるだけで、シンプルな腕立て伏せです。ひざをたてても充分負荷はかかるので、効果はしっかり現れますよ。
①腕立て伏せの姿勢になる
②そのままひざをつく
③15回腕立て伏せ
両腕ひねり
ヨガの「戦士(英雄)のポーズ」をマネて、ゆっくり呼吸をしながらやってみましょう。
①立ち上がって両腕を肩の高さまであげる。両足も広げて大の字に。
②右手の手のひらを上に。左手の手のひらは下に。
③膝をかるく曲げ腰を落として、両手の手のひらを反すと同時に、重心を右足に移す。
④また、両手の手のひらを反すと同時に、重心を左足に移す。
⑤③と④を繰り返す。呼吸をとめないように気をつけて。
“ながら”でOK!キレイな脚になりたい
内ももに効くスクワット
大きく足を開くのが、きれいに筋肉を鍛えるコツです。肩幅に足を開いた状態でスクワットすると、かえって太くなってしまい逆効果になることもあるのでご注意ください。
①両足を大きく広げる
②両手は胸の前で合わせる
③息を吐きながら、お尻を突き出すように屈伸していく
④息を吸いながら、②に戻る
②~④を繰り返します。最初は10回がんばりましょう。
内ももに効くストレッチ
寝る前・起きてからなど、ベッドの上でできるので続けやすさ抜群の簡単なストレッチです。習慣づけの第一歩に◎
①仰向けになる
②両脚を垂直に上げる
③脚をのばしたまま開脚
④内ももに手を添え、30秒キープ
⑤②と③を30秒繰り返す
効果があるからと、いきなりハードな筋トレを始めるのは運動嫌いさんにあまりおすすめしません。筋力が足らなくてできなかったり、翌日の筋肉痛がひどくて嫌になってしまったり。モチベーションを下げてしまうことになりかねないからです。自分のペースを守れて、かつシンプルで簡単な運動を選ぶことが大切。