体がカチコチに硬くなっていませんか?
そんな時、みなさんはどんな風にケアをしていますか?お風呂にゆっくりと入ったり、睡眠をしっかり取るようにしたり、もちろんこういったケアはとても大切なことですが、まずはぐーっと手足を伸ばしてみてください。
体を伸ばすとどんな良いことがある?
1. 姿勢が伸びる
2. 首肩凝り・腰痛を予防
筋肉の収縮が上手くできない状態は、常に硬く負担がかかっているということ。筋肉の凝り・ハリがあると体を上手く動かせないので、さらに凝り固まってしまうことも。
それが常態化すると、首肩凝り・腰痛がどんどん強くなり、関節にも負担がかかるので、体のいろいろな部分に痛みが出る可能性も。筋肉や腱を伸ばして負担を減らすと、凝り・ハリの予防へと繋がります。
3. むくみ・冷えがスッキリ
筋肉が硬くなると血行が悪くなってしまいがち。またリンパの流れは筋肉の動きに頼っているため、硬くなっていると滞りやすくなると言われています。筋肉を伸ばして柔らかい状態にすることで収縮がスムーズになり、筋肉がポンプのような役割を果たしてくれます。巡りが良くなると末端まで血液が届けられ、老廃物をスムーズに流し、むくみや冷え緩和に繋がると言われています。
4. 美肌などエイジングケアができる
姿勢や血行の状態はエイジングケアにも関係があると言われています。凝り固まっていると老廃物を溜め込みやすくなってしまうため肌荒れの原因になることも。
スーっと伸びた立ち姿勢は年齢を感じさせず、とてもキレイに見えるだけでなく、巡りが良くなることで肌質のアップも期待できますよ。
ストレッチをする時の注意点は?
必ずウォーミングアップをしましょう
筋肉が温まっていない状態で、急にストレッチをしてしまうと、上手く動かせないだけでなくケガの原因にも。
また朝起きてすぐは、体温が下がって筋肉も一番硬くなっている時間帯なので特に注意が必要です。
息を止めないようにしましょう
一生懸命に伸ばそうとするあまり、ストレッチをする時に無意識に息を止めてしまっていませんか?
ふ~っと吐く息に合わせてストレッチをすると、体が伸ばしやすくなります。ただ呼吸にばかり気を取られて、ストレッチがおろそかになってしまってはいけないので、あまり考えすぎずに「呼吸を止めない」ということを意識するように心がけると良いでしょう。
ゆっくり行いましょう
少しでも柔らかくしたいと、反動を使って伸ばしたり痛みを我慢して無理に伸ばしたりするのはNGです。
筋肉は伸ばし過ぎると元に戻ろうと縮む性質があると言われているので、せっかくストレッチをしても伸びにくくなる可能性があります。
自身が今、動かせる範囲内で、無理なくゆっくりと伸ばすように心がけましょう。
全身をバランス良く伸ばしましょう
筋肉は体の前側と後側、内側と外側をバランス良く伸ばさないと逆に硬くなってしまう可能性があります。体を動かす時には、前後や左右の筋肉がそれぞれ伸び縮みしているので、まんべんなくストレッチをすることで、効果アップも期待できます。
ヨガマットや絨毯の上でストレッチを行いましょう
ベッドや布団の上は柔らかすぎて安定しなかったり、フローリングのような床の上では逆に硬すぎてストレッチには向いていなかったりします。厚めの絨毯やカーペット、ヨガマットのような程よい柔らかさのものの上なら安定性があるので、正しいフォームでしっかりとストレッチすることが出来ます。
体が硬くなっていると筋肉の収縮が上手くできなくなると言われています。また生活習慣によって体の使い方に左右差があると、筋肉の左右バランスが崩れ、柔らかい部分や硬い部分ができてしまいます。
全身に無理な負担がかかることで、体に歪みができやすくなり姿勢が悪くなる…なんてことも。