メスティンは取り外し可能な取っ手つきのアルミ製飯ごう。スウェーデン生まれの「トランギア」のものが特に人気です。この角形クッカーは、そのまま火にかけることができて、ほぼ火加減なしでごはんを炊き上げられることから、キャンパー人気に火がつきました。キャンプで使うだけでなく、四角く軽い形状をいかして、そのままランチボックスとして持ち歩く人もいるほどです。

定番の使い方「炊飯」を応用したレシピ。研いだお米にかに缶を汁ごと入れて、醬油とみりん小さじ１ずつで味をつけ、水加減をするところまでが下準備。あとは蓋をして、重しを乗せて火にかけ、弱火で15〜20分ほど炊くだけ。火から下ろしたあとは、タオルなどでくるんで保温しながら10分程度蒸らせばできあがり！味付け・具材しだいでいろいろなアレンジができますよ。

アウトドアでのパスタ作りは、少ないお湯でゆでながら水分を飛ばしてしまう「ワンポットパスタ」が基本。メスティンなら、蓋に食材をあけておくことができるので、先に具材を炒めてからパスタをゆでる、という工程もカンタンです。

アウトドアで焼きたてパンが食べられたら…そんな夢がぎっしり詰まったようなちぎりパン。なんと、事前に生地をつくってメスティンに詰めて冷凍しておき、当日は、山登りをしながら解凍・発酵させたのだとか。おうちで作るなら、発酵のコントロールがもう少しラクになりそうです。全面がアルミ素材なのをいかして、上下左右くまなく、じっくり焼き上げます。

専用の燻製器やダッチオーブンを使わなくても、少量の燻製ならメスティンでできちゃいます。底に敷く網も専用のものがあるので使い勝手もGOOD。チーズが溶けてくっつかないように、クッキングペーパーを敷いて。

外で揚げ物って、意外なようにも思えますが、油はねやキッチンの汚れを気にしなくていいのは気が楽ですね。しかも、使用後の油はキャンドル作りでも楽しめるそうですよ。

メスティンは、角形のシンプルなアルミ鍋。しっかり蓋がしまる形をいかしてポップコーン作りも楽しそう！カラフルなパチパチキャンディーを使って、ほんのり色づいたカラフルなポップコーンに。

2枚の食パンと具材をぎゅっと挟んで、両面から直火で焼くことができるのが、ホットサンドメーカー。耳の部分を圧縮してくっつけるので、具がこぼれ出なくて食べやすいのもキャンプで人気の理由です。ぴったり蓋をして焼くことができるので、パン以外の応用レシピもいろいろ。

トーストに卵とサラダ、という普通の朝食も、ホットサンドにすればなんだかワクワクする特別なメニューに。こちらは鶏の照り焼き缶詰に味付けゆで卵、千切りキャベツと、コンビニで売っている食材だけでできる簡単さも魅力。

キャンプの朝食では、前日の夕食で残った食材をホットサンドに…なんて使い方もあるくらい、挟むものはなんでも自由です。こちらはサバ缶にブロッコリー、チーズと、手軽に揃う食材ですぐに作れます。

こちらは冷凍パイシートを使った応用メニュー。両側から直火で焼くことができるから、オーブンを使わなくてもこんがり、パリパリに焼き上がります。

ホットサンドメーカーでお肉を炒め、ごはんを焼くところまで全部できちゃう石焼ビビンパ風。外はカリッとたれを焦がして、中はふんわりの食感が簡単に作れます。

付け合わせだってホットサンドメーカーで作っちゃいましょう。少量の水で野菜を蒸し茹ですれば時短でラクラク。おうちでも、ちょっともう一品、お弁当のおかずに…なんてときにも役立ちそう。

スキレットとは、厚手の鋳鉄製のフライパンを指します。鍋肌が厚いので蓄熱製が高く、食材にじっくりと火を通すことができます。直火にかけたり、オーブンに入れたりできるほか、IH対応のものもあるので、おうちでもいろいろなレシピに使えそうです。食卓にそのまま出してもいいので、洗い物の手間も軽減できますね。

厚地の鍋でじっくり熱を通すレシピが得意なスキレットにとって、オープンオムレツは得意科目。卵はふんわり、じゃがいもはほくほく。じゃがいもは最初にレンジで火を通しておきましょう。おうちでならオーブン焼きで、直火で作るときは蓋をして弱火でじっくり焼きます。

蓄熱製の高い鋳鉄のスキレットは、熱した油が冷めにくくアヒージョにぴったり。チーズを入れたりハーブをきかせたりと、工夫次第で大人も子どもも楽しめます。バゲットやワインを添えて、どうぞ。

残りごはんとトマト感があればできちゃう簡単リゾット。食卓にそのまま出せるので、アツアツを楽しめます。朝食や手軽なランチにいかがでしょう？

スキレットひとつでパスタのゆで上げから調味まで仕上げてしまうワンポットパスタ。麺をゆでながら水分をとばします。出来上がったあとは、もちろん食器にも！

厚手でじっくり熱を通すことのできる鋳物のスキレットは、分厚いお肉をじっくりと焼くのにぴったり。一度直火で皮をパリッと焼いてから、トースターに入れてじっくりと火を通します。

まるで絵本の世界から飛び出してきたような、まるまる、ふわふわのカステラ・パンケーキ。実はたった5つだけの材料でつくれる超シンプルレシピなんです。なんにもない休日も、こんなおやつを作ってみるだけで、特別な1日になりそうです。