お得意の焼き菓子にナッツを取り入れるだけで、いつもとは一風違う味わいに。クッキーやケーキなど、おなじみのレシピもナッツの種類を変えるだけでバリエーションが広がります。今回は、アーモンド、クルミ、カシューナッツ、マカダミアナッツ、ピスタチオ、ミックスナッツの種類別に、それぞれ個性あふれる焼き菓子レシピをチョイスしました。お好みのナッツを使った焼き菓子から、ぜひトライしてみてください♪
ナッツには、いろいろな種類がありますが、脂肪分が多いのが共通して見られる特徴です。脂肪と聞くとちょっと身構えてしまうかもしれませんが、健康や美容に良い効果が期待できるといわれている不飽和脂肪酸が多いのが嬉しいポイント。摂り過ぎてしまうのはNGですが、適度に取り入れればおいしく健康的に食べられます。
ナッツの種類によって栄養の特徴もそれぞれ。例えば、アーモンドには食物繊維やビタミンEなどが豊富。クルミはオメガ3脂肪酸を多く含むことで注目され、カシューナッツは亜鉛や鉄、マグネシウムなどのミネラルを豊富に含んでいます。
また、チョコレートとの相性の良さで知られるマカダミアナッツは、不飽和脂肪酸のオレイン酸やパルミトレイン酸がたっぷり!近年注目度が高まってきたピスタチオには、ビタミンB6やカリウムが豊富といった具合にそれぞれのナッツによって違いがあるんです。
ナッツは、種類によって味や食感、風味などが変わってきます。また、塩や砂糖など味が付いているものもあるので、原材料をチェックして、作りたいお菓子に適する種類を選びましょう。レシピにもよりますが、味付けされていないシンプルなものは幅広く使やすいです。また、まずは使いたいナッツをそのまま食べてみると、お菓子に取り入れたときの相性もイメージしやすくなるでしょう。
ナッツは商品によって形状の種類もあります。製菓コーナーのアーモンドを見てみるとわかりやすいですが、アーモンドはホールのほかにスライスや粒状のダイス、粉末状のプードルなど複数のタイプがあるので、レシピに合うものを選びましょう。ナッツはホールタイプを買って自分で刻む方法もあるので、やりやすい方法でトライしてみてください。
出典: アーモンドを使った焼き菓子といえば、フロランタンも王道レシピのひとつ。こちらは、手順をしっかりと押さえることで簡単に作れる一品。薄力粉、砂糖、無塩バター、卵で作るクッキー生地の上に、アーモンドスライス入りのキャラメルフィリングを流します。焼けたらまだ温かいうちに切り分けるのがキレイに切るコツ♪
出典: ココット型で見た目もかわいらしいチーズケーキです。チーズは粉チーズを使うので、扱いやすいでしょう。アーモンドは、アーモンドプードルとスライスアーモンドの2種類を使います。生地は材料を混ぜるだけなので簡単。アーモンドプードルの方は生地に混ぜこんで、アーモンドスライスは焼く前に上にトッピングします。
出典: アーモンドとココアは相性の良い組み合わせ。ココアのみでチョコレートは入っていませんが、食べ応え抜群のパウンドケーキです。生地はこちらも混ぜるだけでOK。刻んだローストアーモンドとアーモンドプードルを合わせて使っています。刻んだローストアーモンドは全部生地に混ぜずに、1/3はトッピングにのせましょう。冷蔵庫で保存して食べたいときにどうぞ♪
出典: ちょこんとジャムがのった姿がかわいらしいクルミのクッキーです。クルミはフライパンで炒ってから細かく刻んでおきましょう。クルミは生地に混ぜてしまわずに、できあがった生地を丸めて卵白を付けたところにまぶすのがポイントです!
出典: 香ばしいクルミがふわふわの生地に包まれたマフィンのレシピ。バターではなくマーガリンを使うことでふわふわになるのだそう。こちらもクルミはフライパンなどでから炒りしてから使います。クルミと相性の良いメープルシロップを使うのもおいしさのコツです。生地を型に入れるときに、間にメープルシロップをかけるひと工夫もお忘れなく♪
出典: 本格的な焼き菓子が材料4つでできちゃう嬉しいレシピ。冷凍パイシートで作れるクルミのクロッカンです。パイシートは包むのではなく角切りにして、他の材料と混ぜてセルクルに入れて焼き上げます。焦げ過ぎない程度においしい焼き色を付けるのがポイントです♪
出典: カシューナッツのキュートな形も素敵なサブレのレシピです。カシューナッツは、から炒りしたものをミルサーで細かくしてから生地に混ぜこみます。トッピング用は横にスライスしましょう。棒状にした生地を冷やしてから切ると、統一感のある丸い形に仕上がります。
出典: ブラウニーには、クルミを入れたものが多いですが、こちらはカシューナッツのみのレシピです。カシューナッツはトースターなどでローストしてから刻んで使いましょう。材料はシンプルなので、手順に沿って混ぜていけば簡単にできますよ。切り分けてラッピングすればギフトにも◎
出典: 生地には卵もバターも不使用、4つの材料で作れちゃう簡単ケーキのレシピです。カシューナッツに熟れたバナナ、ホットケーキミックス、豆乳があればOK。カシューナッツは豆乳と一緒にミキサーにかけてしまうので刻む必要もありません。カシューナッツとバナナのコクを楽しみましょう♪
出典: マカダミアナッツチョコが好きな方には特におすすめ。抜群のコンビをクッキーで味わってみましょう。マカダミアナッツは2~4分割にしてから生地に混ぜこむので、大きめのごろごろ感が楽しめます。少し残しておいてトッピングに埋め込んでから焼くとさらに良いのだそう。チョコレートでコーティングすればとってもおしゃれな仕上がりに♪
マカダミアナッツ&ホワイトチョコレート&抹茶のビスコッティ
出典: マカダミアナッツは意外な素材とも相性を楽しむことができます。こちらのビスコッティのレシピでは、抹茶とホワイトチョコレートを合わせた味わい。日本茶にも合いそうですね♪マカダミアナッツは、半分ほど取り置いて後から生地に混ぜるとごろごろ感を楽しめます。
出典: まるでアクセサリーのようなデコレーションがとっても素敵なタルトです。パーティーメニューにもおすすめ。マカダミアナッツはフィリングとトッピングに使っています。フィリングには粉砕して入れて、トッピングにはホールのまま飾りましょう。ライムのさわやかな香りと一緒に味わえます♪
出典: ハート型のかわいいピスタチオ入りビスケットです。小麦粉ではなく米粉を使っているのもポイント。グルテンフリー焼き菓子を作りたい方にもおすすめです。材料は、ピスタチオ、米粉、きび砂糖、無塩バター、豆乳の5つでOKの簡単レシピ♪
出典: プレゼントにもぴったりの焼き菓子です。ピスタチオの緑色が見た目にも映えますね。生地を作ったら一晩寝かせるので、時間に余裕をもって作ってみてください。ピスタチオは生地に混ぜ込むほかトッピングにも使うので満喫できます。お好みでフランボワーズを追加トッピングしても良いのだそう♪
出典: こんなにおしゃれなケーキがおうちで作れたらとっても素敵。少々手間はかかりますが、とっておきの日などに腕をふるって挑戦してみてください。ピスタチオのペーストの作り方もマスターできるので、アレンジレシピの参考にもなるでしょう。ピスタチオがメインですが、アーモンドパウダーも使っています。ケーキの層は、クリームやチョコレートを塗ったケーキ生地を切って重ねるだけなので意外と簡単です♪
出典: ミックスナッツは、複数のナッツのおいしさを同時に味わえるのが魅力です。こちらはそんなミックスナッツの手軽さを存分に活かしたクッキーのレシピ。ミックスナッツは塩入りのおつまみ用で良いので、手に入りやすいでしょう。材料はナッツのほかに、ホットケーキミックスと無塩バターがあればOK!
出典: クッキーでガナッシュを挟んだリッチなレシピです。こちらは、食塩無添加でローストされているミックスナッツを使いましょう。生地にはアーモンドパウダーも入っていてより味わい深くなっています。ミックスナッツは刻んで使いますが、全部生地に混ぜないでトッピング用も取り置きましょう。コーヒー入りクッキーは、ほろ苦い風味とナッツの香ばしさ、ガナッシュの甘味が絶妙にマッチ♪
出典: 市販の素材を上手に活かしたラスク。バゲット1本を使うのでたっぷり作れます。ミックスナッツは素焼きのほか、塩入りでも甘じょっぱくなっておいしいのだそう。お好みのものを選びましょう。バゲットは一度から焼きしておいて、そこにキャラメルナッツのフィリングを塗ってさらにこんがり焼き上げます♪
ナッツは香ばしい風味はもちろん、サク、カリっとした食感が楽しめるのもポイントです。シンプルなクッキーもナッツを入れるだけで、いつもとは違う味わいになりますよ。作り慣れた焼き菓子にお好みのナッツを加えてみるなど、気軽に取り入れてみてください。おいしくてかつ健康や美容にも良いなんて嬉しいですね♪
アーモンドを使った焼き菓子といえば、フロランタンも王道レシピのひとつ。こちらは、手順をしっかりと押さえることで簡単に作れる一品。薄力粉、砂糖、無塩バター、卵で作るクッキー生地の上に、アーモンドスライス入りのキャラメルフィリングを流します。焼けたらまだ温かいうちに切り分けるのがキレイに切るコツ♪