ハーブティーでセルフメディケーション
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
ハーブティーとは?
さまざまな種類全てに独自の効能や効果があることから、「西洋の漢方」とも言われているんですよ。次の項目では、そんなハーブティーの魅力をより深く知っていきましょう。
ハーブティーの3つの効果
1.自律神経が整う
フワッと立ち上る豊かな香りは、鼻から吸収され脳にまで行き届き、自律神経を整える働きがあります。これは心を落ち着けるだけではなく、肉体的な疲労回復にも繋がるのだとか。気分によって香りを変えて楽しむことで気持ちの切り替えにも役立ちますよ。
2.安眠効果
ハーブティー特有の天然由来の香りや鮮やかな色彩には鎮静作用も期待できるため、寝る前に飲むことでアロマテラピーのような効果をもたらしてくれます。心身ともにリラックスした状態を作ることでスムーズに寝付けるのはもちろん、良質な睡眠をとることができるでしょう。
3.美肌や美容
自然の中をのびのびと生きた植物が持つビタミンCや抗酸化作用は、シミ予防やアンチエイジングに効果的だとされています。
今やエステやサロンでも提供されるほど、女性の中では定番化しつつあるハーブティー。ぜひ自宅でも取り入れてみたいですね。
代表的なハーブティーの種類とその効果
ルイボスティー:デトックスで体の内側からきれいになれる
南アフリカを中心に、古くから健康茶として親しまれているルイボスティー。胃腸を整え便秘を改善する働きと合わせて利尿作用もあるため、デトックスには最適な“奇跡のお茶”とも言われています。そのほか免疫力をあげてくれたり血行を促進してくれたりと、女性のさまざまな悩みにアプローチしてくれるのも魅力のひとつです。
ローズピップティー:腸を整え免疫力の向上をサポート
鮮やかな赤色と酸味が特徴のローズヒップティー。美肌作りや美容全般に有効だということで知られていますが、ペクチンという成分が腸を整えてくれたり豊富なビタミンが免疫力を向上させてくれたりなど、それ以外にも体に嬉しい効果がたくさんあるんです。
ローズヒップティー特有の酸っぱさが苦手な方は、蜂蜜を加えることで美味しく飲むことができますよ。
ジャスミンティー:年齢や疲れに負けない肌作りに
クレオパトラが愛したと言われているジャスミンには、たっぷりのビタミンの他に、ミネラルが豊富に含まれています。そのため、シミを予防したりハリのある肌の生成をサポートしたりなど、美肌効果が抜群なのだとか。
また、ジャスミン茶の香りには女性ホルモンを整える効果もあるとされているため、生理痛やマタニティーブルーなどに悩む方にも◎
ペパーミントティー:爽やかな香りで気持ちをリフレッシュ
清涼感ある香りが特徴のペパーミントティーには、心を落ち着けたりリフレッシュさせたりする鎮静効果が期待できます。仕事や家事などの合間に飲むことで、とても良い気持ちの切り替えが叶いますよ。
さらにミントに含まれるポリフェノールの一種は、花粉症対策などにも役立ちます。
ラベンダーティー:心を和らげ心地よい眠りへ
アロマテラピーの面から見ても、とても効果が高いと言われているラベンダーティー。就寝前に飲むことで睡眠を促進してくれると同時に、じんわりと心身ともに和らげてくれます。抗うつ作用もあると言われているため、気持ちが深く沈んでしまった日にはぜひ選びたいハーブです。
同じお茶として分類されがちですが、紅茶とハーブティーは全く別物です。
紅茶がツバキ科のチャノキという葉を原料としているのに対し、ハーブティーは香りを持つ薬用植物を原料にしています。さらにそのほとんどがノンカフェインのため、健康を気遣う方はもちろん妊娠中でも気にせず楽しむことができるんです。