「アヒージョ」とはどんな料理?
具材の美味しさはもちろん、旨味がたっぷり溶けこんだオリーブオイルにバゲットを浸して食べるのも最高なんです!今回は、アヒージョの基本的な作り方から美味しく作るコツ、作ってみたいアヒージョレシピをご紹介します。食卓が華やぐので、おもてなしにもぴったりですよ♪
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
アヒージョを美味しく仕上げる、8つの作り方のコツ
1. 水気はしっかりと切っておく
魚介類や野菜は火を通すと水気が多くなりがちです。油と水が混ざらないため、せっかくのオイルが具材と上手くマッチしてくれなくなってしまいます。下処理をする時には、できるだけしっかり水気を切っておきましょう。
2. エビは片栗粉で下ごしらえを
エビは爪楊枝で背わたをとってから、臭みを取るために片栗粉と塩で揉むと◎。その後流水で洗い流すと、汚れがしっかり取れてプリプリっとしたエビの食感を楽しめます。
3. キノコの汚れはキッチンペーパーで
キノコは洗うと栄養分や旨味が逃げてしまいます。カサの汚れはキッチンペーパーで取り除き、ヒダの部分はカサを軽くたたいて汚れを落とすようにしましょう。
4. 具材に下味をつけておく
仕上げに塩を振るだけでは、物足りない味になってしまうことも。オリーブオイルに塩は溶けないので、具材に下味をつけておくことが大切です。食べる直前にも塩を振るとしっかりとした味になって◎。
5. にんにくはたっぷりと
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にんにくはたっぷり使い、オリーブオイルにしっかり香りがつくようにしましょう。焦げないように弱火でじっくり火にかけるのもポイントです。
6. 美味しいオイルを使う
アヒージョの味の決め手は、オリーブオイルといっても過言ではありません。おすすめは、風味豊かなエキストラバージンオリーブオイルがですが、加熱に弱いという一面も。そこで加熱するときには“ピュアオリーブオイル”を、仕上げに“エキストラバージンオリーブオイル”を使う方法も◎
7. オイルにも塩を加える
オリーブオイルと同じくらい大切なのが、オイルにも塩を加えること。オイルに塩は溶けませんが、具材を煮て味を確認しつつ加えれば、味わい深くなじませることができます。具材にも下味をつけているので、加え過ぎには気を付けてくださいね。
8. 炒め煮る時間に注意する
最初にニンニクを焦がさないように注意するのはもちろん、具材の炒め煮る時間も重要なポイント。魚介類は火が通り過ぎると硬くなってしまうので、火の通りにくいものから順番に入れていくのがおすすめです。また耐熱容器を使って直接作る場合は、火からおろした後も熱が加わるので、そこも考慮して食卓に並べるようにしましょう。
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アヒージョの「保存方法」や「保存期間」
アヒージョは冷蔵もしくは冷凍保存がおすすめです。密閉容器に入れてできるだけ外気に触れない状態で冷蔵庫に入れておけば2~5日程度は日持ちするでしょう。また冷凍保存をする場合は、粗熱をとってから密閉容器やフリーザーバッグに入れ、できる限りしっかりと空気を抜いて保存しましょう。およそ1ヶ月程は保存できると言われていますが、できるだけ早く食べるようにするのがベスト。また保存容器は煮沸消毒しておくのがおすすめです。
アヒージョを美味しくいただくために*
旨味がたっぷりのオリーブオイルにバゲットを浸して食べるのはもちろん最高ですが、そのパンはハード系のパンでカリっとトーストしたものがぴったり。また熱が加わると硬くなりやすい魚介類などは先に食べるようにすれば、アヒージョを最初から最後まで美味しく楽しめるでしょう。
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「アヒージョ」は、スペイン語で「小さなニンニク」を表わす言葉。ニンニクで香りをつけたオリーブオイルで具材を煮込む、マドリードより南の地域の代表的な料理です。使われる具材はエビ、カキ、鮭、マッシュルーム、チキン、砂肝…などさまざま。