シチューをもっと美味しく作りたい!
これから人気のレシピを参考に、クリームシチューを美味しくするコツと隠し味をご紹介します。
美味しいクリームシチューの作り方
市販のルーを使わなくても簡単♪
ここでは市販のルーを使わずホワイトソースを作って煮込んでいくレシピの手順とポイントをご紹介します。
シチューの隠し味を加えるタイミングは?
臭み消しは煮込む前に
肉や魚の臭みを消すなどする隠し味は、具材を炒める際や味付けをする前に加えるのが効果的。例えば、にんにくや生姜、白ワインなどは早い段階で投入します。
味を整える調味料は仕上げ前に
丸みをつけたり、コクを出したり、パンチを効かせたり、シチューの味全体を整える隠し味は、最後にひと煮立たちさせる前に味を確かめながら入れると失敗がありません。味噌や醤油、バターなどは仕上げに加えましょう。
完成して味が薄いかな?と思ったら
出来上がり!と思ってひとくち食べたら、あれ?ちょっと味が薄い……?
そんな時、失敗したと思って諦めないで。バターやチーズ、マヨネーズなど隠し味を出来上がりにちょっと足すだけでも美味しくなりますよ。
① 素材を活かす隠し味
「にんにく」で具材を炒めて風味UP
肉をメインにしたシチューでは、にんにくをほんの少し効かせると美味しくなります。香りがキツくならないように入れすぎには要注意。
「にんにく」を隠し味に使ったレシピ
肉やミルクの風味を良くする「ナツメグ」
ハンバーグやカレーに使われるナツメグは、肉やミルクの臭みを消してくれる隠しスパイス。少量なら味を邪魔することなく、牛乳や豆乳のクセをまろやかにしてくれます。
「ナツメグ」を隠し味に使ったレシピ
魚介のシチューは「白ワイン」でプロの味に
魚や貝類を煮込むシチューでは、白ワインで臭みを取ってエレガントに風味付けを。
「白ワイン」を隠し味に使ったレシピ
②スープに深みを与える隠し味
子供に人気のシチュー。定番の隠し味は「コンソメ」
コンソメを入れると味にマイルドな輪郭ができます。クセがなく、使いやすいので家族のシチューにはぴったり。
「コンソメ」を隠し味に使ったレシピ
「だし汁」と素材から出る旨味でスープが変わる
「だし汁」を隠し味に使ったレシピ
体を温める「生姜」でポカポカ☆
寒い冬はもちろん、冷房で冷えやすい夏場も、体の芯から温めて血流を良くしてくれる食材が生姜です。具材を炒める時に細かく刻んだ生姜を入れるか、もしくは具材を煮込む際に摩り下ろした生姜を入れてみてください。
「生姜」を隠し味に使ったレシピ
③ コクを出してくれる隠し味
豆乳+「味噌」でまろやかなコクうま完成
「味噌」を隠し味に使ったレシピ
「めんつゆ」で和洋折衷シチューに
コクとほんのすこし甘みを足す「めんつゆ」は、あっさり素材を使ったシチューの隠し味におすすめ。
「めんつゆ」を隠し味に使ったレシピ
クリーミーさを高めるなら「生クリーム」
さらに濃厚にするには、牛乳に生クリームを足しましょう。カップ1/2の量でも、だいぶコクに違いが出てきます。
「生クリーム」を隠し味に使ったレシピ
「醤油」はクリームシチューとも相性◎
味噌同様、意外なようで実はクリームシチューにも上手く溶け込むのが醤油です。風味や色合いを悪くしないように、あくまでも少量の隠し味にしましょう。
「醤油」を隠し味に使ったレシピ
「オイスターソース」であっさりでも旨味がしっかり
牡蠣のエキスたっぷりのオイスターソースを入れれば、マンネリぎみの具材でも、たとえ具の種類が少なめでも、しっかり味を整えることができます。
「オイスターソース」を隠し味に使ったレシピ
「ハチミツ」はとろみの前に入れるのがコツ
コクを出すにはハチミツも有効です。
ハチミツはデンプン質を分解してしまうそうなので、ルーやホワイトソースでとろみをつけた後に加えると、そのとろみが薄れてしまいます。ハチミツを入れるにはルーを加える前。具材と一緒に10分以上煮るようにしましょう。
「ハチミツ」を隠し味に使ったレシピ
できたシチューにちょい足ししたいおすすめの隠し味
「チーズ」があれば失敗知らず
完成後に何かが足りないと思った時の救済策は「チーズ投入」です!
おすすめは、パルメザン、クリームチーズ、カマンベール、マスカルポーネ。ピザ用チーズを振りかけてグラタンのようにオーブンで焼いてもいいですね。
「チーズ」を隠し味に使ったレシピ
ご飯が欲しくなる「バター」入りのシチュー
食べる前にバターを加えるとスープがグンと濃厚になります。塩気もバターが補充してくれるので、味がボヤッとしている時の最後のお助けに追加してみてください。
「バター」を隠し味に使ったレシピ
隠し味を変えていつもとは違うクリームシチューに!
お馴染みのクリームシチューも隠し味次第で和風・エスニック風になります。いろんなシチューのバリエーションを楽しんでみてください!
①じゃがいもや人参は、表面積が広く味が染み込みやすい乱切りに。
★ポイント★
じゃがいもは10分程度水につけておくと、デンプン質が落ちて煮崩れしなくなります。