毎日外で頑張っているお父さん。‛父の日’は家族に感謝され、労ってもらう日だから、かしこまった場より、家族団らん、ゆっくりくつろいで過ごす方がきっと喜ぶはず。それならば、お父さんの好きなお酒を用意して、おぉ！っと言わせるおつまみメニューを家庭で作ってみませんか？

ビールにはやっぱり揚げ物！定番のポテトフライや唐揚げもいいけれど、いつもの味になってしまいがち。おもてなしだから、ちょっと趣向を変えて、たっぷり野菜の揚げびたしはいかが？カラフルな夏野菜は見た目も華やかで豪華に見えますよ。

ニラの香りが食欲をそそるチジミ。卵たっぷり、外側をカリッと香ばしく焼き上げるのがコツ。ビールによく合うので、どんどん箸がすすみそうです。

小料理屋で出てきそうなぎゅっと味がしみ込んだ煮物。いかと里芋の煮物は、いかの旨味がしみ込んだ里芋のねっとり感が最高。もちろん、いかの美味しさもいわずもがな。地味なようでお酒のお供に最高の逸品です。

コトコト、ゆっくり煮込んで作るもつ煮は、まさに時間が調理するといって大げさじゃない料理。牛大腸は臭みがないので、何度も茹でこぼしたりする手間もなく、割と気軽に作れます。豆腐や玉ねぎの他、ゆで卵まで加えた豪華版。モツ好きにはたまらない一品です。

しっとり柔らかい豚の角煮。食欲を刺激するビジュアルに、お父さんの胃袋は鷲掴みにされるはず。からしを添えて、さあ召し上がれ。

日本酒派のお父さんは、細々色んなおつまみが出てくると喜びそう。品数を用意したいので、手がかかっていそうだけど、時短でできるお料理がおすすめです。冷や奴と冷酒もいいけれど、ひと手間かけて、揚げ出し豆腐を。豆腐と衣の食感でとても豊かな味わいになります。

自家製アジのなめろう！なんて、お父さんの喜ぶ顔が目に浮かびますよね。具材を刻んで混ぜるだけなので、実はすごく簡単に作れちゃうんです。薬味の量など調節して、自分好みにアレンジしてもいいですね。

ちょっと箸休めになすの田楽、なんて気が利いています。特製みそだれは、分量や作り方を覚えておくと、他のお料理にも使えてバリエーションが広がりそうです。

新鮮な魚が手に入ったら、せっかくならお頭付きで出したい魚の煮付け。鱗をしっかり取って、霜降りをして臭みを抜いて、身に切り込みを入れて...と手をかけるのは主に下処理。シンプルな味付けが魚の旨味をより引き立ててくれます。

ワイン派のお父さんにも、今回は居酒屋スタイルということで、気取りのないおつまみメニューを。香ばしい皮とエビのプリプリ感がたまらない揚げ春巻きは、チーズを入れてひと工夫。サクッ、トロ、プリッ、いろんな食感と素材のマリアージュを楽しみましょう。

白ワインはタイやベトナムなどエスニックなアジア料理とよく合います。お家居酒屋では本格的に作るのではなくて、アレンジもOK。アボカド＆トマトを入れた生春巻きはヘルシーだけど食べ応えがあります。市販のスイートチリソースもいいけれど、手作りソースならなお良し。おもてなし感が出ますよ。

大きなエビが主役のエビチリは、ご馳走メニュー。ビールや紹興酒も合うけれど、白ワインとの相性も抜群！辛いものが好きなお父さんには豆板醤の量を調節するといいですよ。

赤ワインに合うスパイシーな料理、チリコンカン。お豆たっぷりパンチのある一皿は、食べればパワーがみなぎりそう。毎日仕事を頑張るお父さんへの応援メニューとしていかがでしょうか？

居酒屋で時々目にするナンピザ。皮の香ばしさともちもちした食感がたまりませんよね。お家でのおもてなしメニューなら、ひと手間かけてソースを手作り。定番のトマトソースではなく、ほうれん草のソースというのが洒落ています。