チョコレートケーキといえば
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
ザッハトルテの歴史
この時、ザッハーはまだ16歳。その後レストランの料理長や、蒸気船のシェフとして働き、1848年にウィーンでデリカテッセンのお店をオープンさせました。ここでザッハトルテを売り出すと、またたく間に評判が広がります。
そのとき、王室御用達の洋菓子店「DEMEL(デメル)」に資金を援助してもらう代わりに、それまで外に明かすことのなかったザッハトルテのレシピと販売権を渡してしまうのです。秘密のレシピは本に掲載され、デメルもザッハトルテの販売を始めますが、やがてザッハーはデメルに対して販売の中止を求めて裁判を起こします。その期間はなんと7年。
ようやく下された判決では、両方に販売を許可するものの、「オリジナル」を名乗れるのはホテルザッハーのみと決められ、長い長い争いを終えることができました。
*諸説あります
『Cafe Sacher(カフェザッハー)』と『DEMEL(デメル)』
Cafe Sacher Wien
Cafe Konditorei Demel
アンティーク調の家具が並ぶ店内は、かわいらしい雰囲気が印象的♪ショーケースにはザッハトルテ以外にも、色とりどりのケーキが並んでいます。
日本で本場の味を楽しもう
おうちでつくる「ザッハトルテ」
ウィーン伝統の味をめしあがれ🎵
世界中で愛されているザッハトルテは、長い争いが起きるほど魅力的なお菓子。遠く離れた日本でも、デメルの店舗はもちろん、ケーキショップやカフェ、手づくりで食べることができますので、ウィーンのカフェのようにぜひ生クリームを添えて魅惑の味を楽しんでみてくださいね♪
チョコレートを使ったケーキの中でも、特別な存在「ザッハトルテ」。音楽や芸術の都として知られるウィーンで、150年以上の歴史を持つお菓子であり、本場の味を求めて世界中から多くの人がウィーンまで足を運びます。