深い香りと味わいの大人なウイスキー
ウイスキーについて
蒸留されたばかりのウイスキーは無色透明ですが、樽の中でじっくり時間をかけて熟成させることで、まろやかな味わいが増し、美しい琥珀色に変わっていくんです。
ウイスキーの種類
ウイスキーは原料や蒸留方法によって、味わいやコクに違いが出てきます。さらにブレンドされることで、いろいろな種類のウイスキーが生まれるんですよ。世界五大ウイスキーと呼ばれているのが、スコットランド、アイルランド、アメリカ、カナダ、そして日本。日本のウイスキーは、世界的にも評価される人気のウイスキーの一つです。
ウイスキーは、大麦麦芽(モルト)だけを原料にした【モルトウイスキー】と、トウモロコシなどの穀物を原料にした【グレーンウイスキー】の2種類に分かれます。そして、その2種類を組み合わせたものが【ブレンデッドウイスキー】です。蒸留方法によって、さらに細かな種類に分類されているんです。
ウイスキーの飲み方いろいろ
ウイスキーは、飲み方によってアルコール度数を調整出来て、いろいろな飲み方で違った味わいを楽しむことが出来るんです。
そのまま飲んで、ウイスキー本来の美味しさをじっくり楽しめます。ウイスキーと冷たいミネラルウォーター(チェイサー)を交互に飲み、香りや味わいを楽しみます。
【オン・ザ・ロック】
大きめの氷をごろりと入れたグラスに、ダイナミックにウイスキーを注いで飲みます。氷とグラスが触れる音が心地よく雰囲気たっぷりに飲めます。
【トワイスアップ】
常温のウイスキーと水を1:1で割って飲みます。香りと味をじっくり探求出来る飲み方で、テイスティングにも使われる飲み方です。
【ハイボール(炭酸割り)】
氷をたっぷり入れたグラスに冷えたウイスキーを1:3の割合で注いで、ソーダで割って飲みます。夏にぴったりの爽快感が楽しめます。
【水割り】
日本オリジナルのスタイルです。氷をたっぷり入れたグラスに1/3程ウイスキーを注いで、ミネラルウォーターを注いで混ぜたら出来上がり。ゆったりとリラックスした時間にぴったりの飲み方です。
【ハーフロック】
大きめの氷を入れたグラスに、ウイスキーと水、ジンジャーエール、トニックウォーターなどを1:1で割って飲みます。ロックとハイボールの中間のような感じで、香りと味がマイルドに引き出されます。
【ホットウイスキー】
グラスにウイスキーを注ぎ、ウイスキーの倍量程の80℃ぐらいのお湯を入れて飲みます。体をぽかぽか温めてくれ、湯気と一緒にやわらかにウイスキーが香ります。レモンなどの柑橘や蜂蜜を入れたり、お湯の代わりに紅茶やシナモン、ジャムなどいろいろなトッピングが楽しめます。
【ミスト】
細かく砕いたクラッシュドアイスをたっぷり入れて、ウイスキーを注ぐと、グラスの外側に霧のような水滴に包まれ、キリリと冷えてとっても爽やか。レモンやソーダ、ミントの葉を入れても◎。
おうちでつくる『ウイスキーカクテル』
ストレートで味わうには、ちょっぴりハードルの高いウイスキー。カクテルにして飲むことで、飲みやすく幅広い味わいを楽しむことが出来るんです。
深い味わいと香りが魅力のウイスキーは、大麦、ライ麦、トウモロコシなどの穀物を原料に作られる蒸留酒です。原料が同じお酒のビールを蒸留したものがウイスキーなんです。