そもそも、チーズって?
ナチュラルチーズ
ナチュラルチーズは、温めた牛や山羊などの生乳に、レンネット(凝乳酵素)を加えたものを固めて作られます。固まった個体から、透明の液体(ホエー)を取り出せば、フレッシュチーズ(ナチュラルチーズの1種)が完成。そのままでも美味しく食べられますが、さらにここに乳酸菌やカビなどを加えて発酵させたものも多くあります。
プロセスチーズ
プロセスチーズは、前記の方法で作られたナチュラルチーズを砕き、再び形成したものを指します。スーパーなどでキャンディタイプやスライスタイプで販売されているものも、これに該当します。1種類で作られるものもあれば、数種類混ぜたものもあり、味が変わりにくく、扱いやすいという特徴があります。
女性に嬉しい栄養いっぱい!
チーズに最も多く含まれる栄養価は、たんぱく質です。たんぱく質といえば大豆が有名ですが、実はチーズのたんぱく質の方が、アミノ酸のバランスが良いのです。 さらに、悪玉菌を減らし、善玉菌を増やしてくれる乳酸菌、歯や爪や筋肉などに欠かせないカルシウムなど、チーズには女性に嬉しい、様々な栄養価が含まれています。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
ナチュラルチーズの種類とかんたんレシピ
チーズは種類もたくさんあり複雑に思えますが、ナチュラルチーズで代表的なのはフレッシュタイプ 、ウォッシュタイプ、ハードタイプ、白カビタイプ、青カビタイプ、シェーブルタイプの6種類です。それぞれの特長と、レシピをご紹介します。
フレッシュタイプ
ナチュラルチーズを発酵させずに完成させるのがフレッシュタイプ。代表的なのは、水牛の乳で作られたモッツァレラなどです。クセも匂いも少ないので、初心者さんでも食べやすく、シンプルな調理でも美味しくいただけます。小さくちぎったフレッシュチーズに、プチトマトとバジルを合わせれば、見た目も華やかなカプレーゼが完成です。
ウォッシュタイプ
じゃがいも、たまねぎ、ブロッコリーなど、お好みの野菜をたっぷり入れたグラタンもおすすめ。上から香り高いウォッシュチーズをかけて焼き上げれば、たっぷり野菜のチーズグラタンの完成です。
ハードタイプ
水分量が38%以下の硬いチーズのことで、ネズミと共に描かれる穴あきチーズでおなじみエメンタールなどがその代表格です。型に入れて重しをした後、塊のままで熟成させて作ります。半分にカットしたベーグルに、レタス、スライスしたハードタイプチーズ、そしてトマトをのせれば、シンプルだけどチーズの香り高いオープンサンドの完成です。
白カビタイプ
青カビタイプ
おわりに。
きっと自分が好きなチーズが見つかるはずです。
ふんわり香る乳製品の匂いに、コクのある濃厚な味わい。おやつに、おつまみに、料理のアクセントにと、大活躍のチーズ。大人も子どもも大好きな食べ物である一方、その香りや味が強いため、苦手……という人も多いのではないでしょうか。また、カロリーが高そうなイメージが強いため、ダイエット中の方は食べるのを控えたりしていませんか。実はチーズは、美しくなりたい女性にぴったりの食べ物なのです。