そもそも「おこわ」って何だろう？
昔はもち米がとても貴重だったので、おこわはお正月やおめでたい席でしか食べることができませんでした。その席で食されていたのが小豆の入った赤飯で、一般におこわと言えば赤飯を指すそうです。
最近では山菜や黒豆、栗など様々な具材が入れられて季節感を感じるおこわもたくさんあります。そんな、具材が工夫されたおこわですが、もち米がなくても実は「お餅」で代用できるんです。そこで、お餅から手軽に作れる美味しいおこわレシピをまとめてみました。
「お餅」を使ったおこわのレシピあれこれ
もっちり栗おこわ
女性や子供にとくに人気の「栗おこわ」。栗の甘露煮とお餅があれば簡単に作れるので、お正月後のお餅に飽きたころちょうどいいかも。
きのこの簡単炊き込みおこわ
まいたけ、しめじ、ニンジンが入った見た目も美味しそうなきのこのおこわは、少し薄めの味付けなので素材本来の美味しさを楽しめます。
おこわ風豆ご飯
白ワインとスープの素で味付けをする、エンドウ豆のおこわは、洋食のおかずにも合いそうですね。
秋刀魚蒲焼缶でおこわ
秋刀魚の蒲焼きの缶詰と、にんじんやゴボウなど好みの野菜で作る蒲焼きのタレがご飯に馴染む、食欲をそそるレシピ。缶詰なら保存がきくのでストックしておけばいつでも作れますよ！
炊飯器でもちもち♪中華おこわ
椎茸、にんじん、タケノコの水煮、焼き豚で作るお餅を使った中華風の簡単おこわ。飾り付けの三つ葉、ぎんなん、うずらが彩りを添えて食卓を明るくしてくれます♪
お花見に持っていきたい 春色豆おむすび。(北海道お赤飯)
おこわと言えばお赤飯を指すと冒頭で紹介したように、やはりお赤飯は外せません。こちらのレシピは、甘納豆を使った色どり綺麗なお赤飯。ピクニックや、おうちでお祝い事があるときにぜひお餅を使ったお赤飯で食卓を彩ってはいかがでしょうか。
桜おこわ
桜の季節にぜひ召し上がりたい1品おこわ。桜の塩漬けが食卓を華やかにしてくれますね。お花見弁当にもどうぞ。
お餅1個でおこわ風！蟹缶とセリのおこわ
カニ缶とセリで作るシンプルながら、見た目も美しく味わいも抜群のおこわ。お弁当にしても良さそう！
安納芋のおこわ風ご飯
甘みのある安納芋に昆布の香りがマッチする冬のランチにぴったりのほくほくおこわ。
焼きモロコシおこわ
香ばしい醤油の香りが食欲を誘う、お祭りでお馴染みの焼モロコシをおこわで!カリッとした表面と、もっちりとした食感がハフハフっと美味しいおこわです。
おこわ風牛ごぼう炊き込みごはん
食物繊維たっぷりのゴボウと牛の切り落としで作るボリューム満点のおこわは、ゴボウが苦手な子供でも喜んで食べてくれるかも。
もち米いらず！！切り餅で五目おこわ
切り餅を使ってつくるおこわのレシピ！干し椎茸、えのき茸、にんじん、ごぼう、鶏挽き肉で作る五目おこわは栄養たっぷりで腹持ちも良いので、たくさん作って翌日のお弁当にしても◎
おわりに
いかがでしたか？切り餅でこんなに簡単に美味しいおこわができるなんて。気になるレシピを見つけたらぜひ試してみて、そこからさらにオリジナルの自分だけのおこわレシピを作ってみてはいかがでしょうか。
今でも使っている方もいますが、昔はかたいことを「こわい」と言っていたので、「こわめし」とは「かたいご飯」という意味です。この言葉に接頭語の「御」をつけて「おこわ」と呼ぶようになりました。