キッシュで野菜をたっぷり摂ろう!
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初めは地方の郷土料理でも、そこはさすがにグルメな国のフランスらしく、あっという間にフランス中に伝わり、それぞれの家庭の味ができるほどになりました。だから、入れる具材も家庭によってそれぞれ。色んな食材とのマリアージュを楽しめるのもキッシュの醍醐味です。
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季節ごとに出回る旬のお野菜。味も栄養においても、旬だからこその利点があります。普段の食卓にも豊富に取り入れたいけど、アレンジがマンネリになりがちという方もいるのでは?そこで、少し趣向を変えて、キッシュに取り入れてみるのはいかがでしょうか?
キッシュ×冬野菜 レシピ
ほうれん草のキッシュ
βカロテン、カリウム、ビタミンC、鉄、葉酸、カルシウム...、まさに栄養の宝庫と言えるほど、バランスの取れたお野菜、ほうれん草。11月~3月が旬で、貧血や風邪予防にも効果があり、旬の冬に積極的にいただくほど、効果が期待できそうです。
春菊のキッシュ
春菊は、βカロテンや鉄、葉酸を多く含む他、食物繊維やカリウムも豊富。腸内環境の改善やむくみにも効果的です。特有の香りはリモネンという成分によるもので、薬膳的な考え方では、気の流れを整えてくれるのだそうです。冬の時期にたくさん摂って、デトックス&リラックスしてみませんか。
根菜のキッシュ
根菜はその名の通り、野菜の中でも土の中の根っこの部分を食べるもの。ミネラル豊富で、体を温める効果が高いのが特徴的。寒い冬こそ、あったかいお料理でいただきたいですね。
長ネギのキッシュ
カリフラワーのキッシュ
キッシュ×春野菜 レシピ
アスパラガスのキッシュ
注目のアスパラギン酸というアミノ酸を豊富に含むアスパラガス。新陳代謝を促し、疲労回復や免疫力アップにつながると言われています。アスパラガスの春を連想させる柔らかな緑色に、心も自然と春モードに。何だかうきうきしてきそうです。
菜の花のキッシュ
調理した時の苦みと甘みのバランスの良さが印象的な菜の花。栄養面でもバランスが取れています。細胞の生成に欠かせない葉酸を多く含み、βカロテン、カルシウム、ビタミンも豊富。アクが気になるときは、さっと下茹でしてから使うといいですよ。ぜひ、旬の時期に色んなお料理に活用してみたい野菜です。
「キッシュ」は、元々、「キッシュ・ロレーヌ」と親しまれるフランス、アルザス・ロレーヌ地方の伝統的なお料理。内容は、パイ生地に卵、牛乳、クリーム、ベーコン、そしてチーズと、いたってシンプル。フルフル濃厚な卵とチーズの味や食感に思わずため息が漏れてしまうほど。とにかく絶品の卵料理です。