魚を食べていますか?
出典:stocksnap.io
まずは切り身で簡単に
魚の取扱いに慣れていなくても、切り身なら簡単。
魚が重ならないような底の広い鍋(フライパンでも可)に調味料を合わせて入れ、
・白身魚は、調味液を煮立ててから
・青魚は、冷たいうちから
魚を煮ます。
下処理として、沸かした湯に魚の身をさっとくぐらせて表面が白くなったら氷水にとって締める「霜降り」のひと手間を加えると魚の臭みが抑えられます。流水で魚の表面に固まった血合いや汚れ、ぬめりなどを洗い流してから調理します。
魚が重ならないような底の広い鍋(フライパンでも可)に調味料を合わせて入れ、
・白身魚は、調味液を煮立ててから
・青魚は、冷たいうちから
魚を煮ます。
下処理として、沸かした湯に魚の身をさっとくぐらせて表面が白くなったら氷水にとって締める「霜降り」のひと手間を加えると魚の臭みが抑えられます。流水で魚の表面に固まった血合いや汚れ、ぬめりなどを洗い流してから調理します。
白身魚(かれい、さわら、金目鯛など)
強火で煮立てた調味液に魚を入れ、落し蓋をして10分程度さっと煮ます。中まで完全に火が通らなくてもOK。味が芯までしみていなくても大丈夫。火を止めてしばらくなじませることで余熱をきかせてふっくらと煮あがるのです。
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青魚(さんま、さば、いわしなど)
白身魚は「強火で、短時間に、余熱をきかせる」のに対して、青魚は時間をかけてじっくりと煮込みます。
くせのある青魚はしょうが、梅などをきかせて煮るとくせが和らぎ、うま味に変化します。
くせのある青魚はしょうが、梅などをきかせて煮るとくせが和らぎ、うま味に変化します。
白身魚を煮付ける場合は、脂が抜けてしまいやすいから、煮時間は10分かそこらになるのだけれど、サンマやイワシ、ブリなどの青魚はコトコト長く煮るほうがうまい。
青魚は脂が多いから、ちょっと煮ただけでは味が入らず、逆に長く煮ても、脂が抜けないのである。
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丸ごとの魚も怖くない
メバル、カサゴなどは家庭でも調理しやすいサイズなので、丸ごと調理してみましょう。
下処理として、まずはウロコを取り除きます。ウロコ取り、または包丁の背などでウロコをはがして取り除きます。
下処理として、まずはウロコを取り除きます。ウロコ取り、または包丁の背などでウロコをはがして取り除きます。
出典:stocksnap.io
調理器具の「ウロコ取り」がご自宅になければ、包丁の背や、ペットボトルの蓋などでもウロコを取ることはできます。
続いて、腹に切り込みを入れて内臓、えらを取り出したらここで流水でよく洗います。お腹の中までよく洗って血合いなどを除きます。
ここまではお店で頼めばやってくれる場合も多いので、丸ごとの魚なんて捌けないという方はちょっと頼んでみましょう。専門の魚屋さんはもちろん、スーパーでも頼めます(店舗、時間帯による)。
自分で挑戦してみるのもいいかもしれません。できるようになれば釣ってきたばかりの新鮮な魚だって調理できますよ。
ここまではお店で頼めばやってくれる場合も多いので、丸ごとの魚なんて捌けないという方はちょっと頼んでみましょう。専門の魚屋さんはもちろん、スーパーでも頼めます(店舗、時間帯による)。
自分で挑戦してみるのもいいかもしれません。できるようになれば釣ってきたばかりの新鮮な魚だって調理できますよ。
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いかがでしたか?
定番の「魚の煮つけ」が意外に簡単なこと、白身魚と青魚の調理法の違い、世界でも愛されている魚料理からヒントをもらって新たな煮つけのレシピをご紹介しました。
魚料理が得意になって、ヘルシーかつ変化に富んだ食生活を楽しんでくださいね。
魚料理が得意になって、ヘルシーかつ変化に富んだ食生活を楽しんでくださいね。
魚は低脂肪、高たんぱくでカルシウムも豊富、女性の味方をしてくれるうれしい栄養たっぷりの食材です。普段からよく召し上がっていますか?
塩焼きくらいしかしない…という方には、ぜひ覚えてほしい調理法が、煮つけ。ふっくらと煮あがった身を箸でほぐし、白いご飯と一緒にいただくと、なつかしい味と香りにほっと心がほぐれます。
魚料理のレパートリーが増えれば、もっと食卓にのぼる機会も増えるかもしれません。