アメリカヴィンテージで個性的でかっこいいインテリア
1.無骨なカントリースタイル
インダストリアルデザインと言って、まるで工場で使われるような工業的イメージのする照明もアメリカのヴィンテージの特徴といえます。シェードの形や色などがクールな雰囲気ですね。
こちらも倉庫や工場で使われていたようなデザインのランプです。ですが、電球色があたたかみがあってやさしい灯りになります。
こちらも無骨なイメージだけど、ナチュラルさが感じられます。昔、作業場にあったようなデザインで、素材そのものの味を楽しむことができますね。
古い木材とアイアンの家具をふんだんに置いたお部屋です。壁にドライフラワーを飾ったり、カーテン変わりにナチュラルな布を使ったりとやわらさも取り入れて全体的にヴィンテージの良さが出ていますね。
2.モダンなミッドセンチュリースタイル
やさしく包みこまれるようなシルエットが人気の「シェルチェア」はアメリカのミッドセンチュリースタイルに代表されるアイテムです。ヴィンテージとしても取引きされていますが、復刻版も作られているので手に入りやすいのも嬉しいですね。
白や黒、グレーといったクールな色から、赤やオレンジ、イエローなどビビットな色までいろいろなカラーバリエーションが楽しめます。ただ復刻版は8色のみなので、それ以外の中間色のような色合いのものはヴィンテージでしか手に入らないようです。
太陽をモチーフにした「サンバーストクロック」はミッドセンチュリーの時計として有名です。
サンバーストクロックをポイントにした、アメリカの都会らしさが感じられるインテリアです。
壁の一部だけを個性的な壁紙にするだけでもモダンなヴィンテージインテリアを実現することができます。直線的なシェルフも何とも雰囲気がありますね。
3.大人っぽい正統派スタイル
ミッドセンチュリーらしい個性的な照明スタンドのそばで、雰囲気がある革のソファに座って過ごす。何とも言えない上質な時間が過ごせそうですね。
上質な革の味わいが楽しめるソファです。部屋に1台置くだけでヴィンテージライクな雰囲気に変わります。
古い木材、アイアン、革の3つが揃うと一気にアメリカのヴィンテージスタイルになります。
大きな革製のソファを主役にしたインテリアです。所々で照明が上手く使われていて、落ち着いた雰囲気を醸し出していますね。
味わい深い革のソファを置いて、壁や天井に同じようなテイストの照明や時計を飾るだけで一気にヴィンテージライクなお部屋にすることができます。
アメリカの古き良き時代を思わせるようなインテリアですね。床に雰囲気にマッチしたラグを敷くとさらに味わいが増しますね。
フランスヴィンテージで上品でナチュラルなインテリア
1.大きな家具を古めかしい雰囲気にする。
ダイニングで一番目に入りやすい木製の食器棚。少し勇気が要りますが、それを白でペイントするだけであたたかみのある雰囲気になります。わざと紙やすりでこすってみたり、剥がれていたりすると「シャビーシック」な雰囲気が作れます。
木の色味を残してポイント部分に白色でペイントをするのも表情が生まれて素敵です。フランスの片田舎にいるような感じがしますね。
「私もペイントしたい！」と思ったら、使うペンキは「ツヤなし」のマットなものがいいでしょう。乾いたような質感が出ている方がよさそうです。
仕上げに紙やすりなどで傷みやすい部分を削って古めかしさを出します。小さいシェルフや箱などから試してみるのも楽しいですね。
2.塗り壁風にちょこっとリメイクしてみる。
3.植物柄とスモーキーカラーでアクセントを添える。
お部屋に置く小物類やクッション、カーテンなどファブリック類などをお花など植物がデザインされたものにすると、よりフランスヴィンテージらしさが表現できます。
植物模様のラグを敷くのも簡単に雰囲気を変えることができます。ベース色はくすんだ色合いのスモーキーカラーものを選ぶ方がより雰囲気に近づくことができます。
ぽってりとペイントされた家具だけど、擦れや剥がれでシャビーシックな雰囲気が出ています。どこかはかなげな感じがいいですね。
扉に見えるくるんとした蔓の模様がエレガントです。こじんまりとした空間の中にフランスのヴィンテージらしい雰囲気を出しています。
イギリスヴィンテージで正統派だけどスタイリッシュなインテリア
1.機能性抜群のアームランプをデスクに置いてみる。
イギリスのヴィンテージアイテムとして欠かせないのが、「アングルポイズ」のタスクランプです。スプリング式アームランプの元祖であり、作業する時に使うタスクランプのアイコン的存在となっています。デスクに１台置くだけで雰囲気が出ます。
2.ヴィンテージチェアを１脚置いてみる。
同じくイギリスのヴィンテージとしても人気なのが、アーコール社の椅子です。木の色味がナチュラルで「曲げ木」と言われる技術をいち早く取り入れ、美しい曲線が印象的なのがアーコールチェアの特徴です。
アーコールの椅子はヴィンテージ品なのでお値段はしますが、一脚で十分な雰囲気を出してくれて、それなりの価値は十分に感じられるのがすごいです。
また椅子と言えば、存在感と重厚感が特徴的の本革張りの「チェスターフィールドソファ」もイギリスヴィンテージには欠かせないアイテムです。深い色味に変色した革の質感が歴史が感じられます。
籐製の椅子のように見えますが、実は紙で作られたロイドルームチェアもイギリスヴィンテージには欠かせないアイテムのひとつです。カラーがいろいろあるので、季節やお好みで選べるのが嬉しいです。
3.洗練されたデザインでおしゃれに演出する。
イギリスヴィンテージ家具で有名なマッキントッシュ社のサイドボードです。扉のデザインにイギリスらしいこだわりが感じられます。デザインの面白さだけではなく、機能性も兼ね備えたところにイギリスらしさを感じますね。
4.アクセントにブリティッシュスタイルのチェック柄がおすすめ。
ブリティッシュスタイルの定番といえば、チェック柄ですね。可愛らしさがあるのもイギリスのヴィンテージのいいところですね。
いつも雨や曇りの日が多いイギリスの空模様に明るい色合いのチェック柄が似合いますね。
古めかしい家具のあるお部屋に、大柄なブリティッシュチェックのソファがいいアクセントになっています。
パリジェンヌのお部屋でもよく見るチェスターフィールドソファ。重厚感と存在感がありますが、ナチュラルインテリアに1台置くだけで一気にヴィンテージライクなお部屋になります。
テーブルやソファの脚の装飾もイギリスらしいです。ゆったりとした時間を過ごせそうです。
木の風合いを生かしたアーコールの椅子を置いたインテリアです。あえてダイニングチェアを違うデザインの椅子をすることで、ヴィンテージの希少価値が伝わりますね。
すっきりとしたハの字の脚がヴィンテージらしいデザインです。ナチュラル感と清潔感があるダイニングルームが作れます。
北欧ヴィンテージでシンプルモダンなインテリア
1.北欧ヴィンテージの家具の光る職人技
北欧のヴィンテージ家具の大きな特徴は「突板」といって、薄くスライスした無垢材を合板で作られた本体の上に貼りつけた技法が使われています。なので、無垢材で作られているその他の国のヴィンテージ家具と比べて価格がお手頃なものが多いのも人気の理由のひとつかもしれません。
無駄な装飾をとことん省いてあくまでもシンプルでモダンなデザインにしているのも北欧ヴィンテージのいいところです。また、丸みのあるフォルムに温もりを感じます。
北欧ヴィンテージといえばポール・ヘニングセンがデザインした「ルイスポールセン」というペンダントライトが有名です。間接照明のようなやわらかな光に心が温まりますね。
2.北欧らしい小物をちょこっと飾ってみる。
木の色味に明るいイエローのクッションを差し色にしているのも、寒い気候が続く国の、見た目であたたかさを感じるための工夫かもしれませんね。
北欧らしい大柄な花がデザインされた食器は、なんだか懐かしい気分にしてくれます。寒い国ならではの保温性が高いヴィンテージのキッチン小物もポイントに使うと可愛いですね。
すっきりシンプルなインテリアを目指したいあなたには北欧ヴィンテージがぴったりかもしれません。
「ルイスポールセン」ペンダントライトを天井に吊るすだけで北欧ヴィンテージらしさが感じられます。ただインテリアはナチュラルな色でシンプルなものにしたいですね。
個性的なデザインのシェードですが、あまり主張しずぎないところも北欧ヴィンテージらしさが感じられます。照明器具を主役にした素敵なインテリアですね。
木の色味と重なり合ったシェードのデザインが北欧らしいランプシェードですね。ぬくもりを与える照明を変えるだけで、お部屋の雰囲気も変わります。
重ねたシェードからこぼれる光がきれいですね。あたたかみのある灯りがヴィンテージ家具を際立たせてくれます。
無駄な装飾はせず、とことんシンプルなデザインにこだわった北欧デザイン。そんなところに長い歴史の間、愛され続ける理由があるのですね。
ナチュラル感がありながら、どこかモダンな雰囲気が北欧ヴィンテージのいいところですね。北欧らしい柄のラグを敷いて雰囲気を出しています。
身近なところからヴィンテージなお部屋を始めよう
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直線的であまり装飾のない無骨さが残るのもアメリカのヴィンテージの特徴です。ただ、材料はとても上質なものが使われているので、その分長い間受け継がれているのもその理由のひとつのように思われます。