イギリス風インテリアに囲まれたあこがれの暮らしを
イギリス風インテリアの特徴とは?
イギリス人の暮らしから見るインテリア
だから、インテリアも新旧がミックスされたようなお宅が多いのが印象です。家自体においても、古い家を購入して自分たちで好きなように改装するのがイギリス流と言えるでしょう。典型的なイギリススタイルはありますが、それにこだわらず部屋ごとに違うスタイルを取り入れて楽しんでいます。
イギリスの住まいに見る4つの特徴
色や柄のある壁
柄物で特に人気なのは、William Morris(ウィリアム・モリス)の壁紙です。花や鳥が多いですが、全体的にクラシックな雰囲気なので、大人っぽくまとまります。モリスのデザインを取り入れるだけで一気に英国風になりますよ。
マントルピース
猫足のバスタブ
たくさん飾られたフレーム絵画
イギリス風インテリアにはどんなスタイルがある?
アンティーク
クラシック
カントリー
庭で摘んだ花を飾り、石炭が焚かれた暖炉を囲み食事をする、そんなゆったりとした暮らしと共にあるインテリアです。
モダン
イギリス風インテリアづくりのヒント
雑貨や家具はイギリスのブランドを取り入れて
【Liberty】Coco & Wolf(ココ & ウルフ)さん
LibertyプリントのCapel(カペル)を使った子ども用ベッドルーム。白とマスタードの組み合わせって、こんなにおしゃれになるんですね。天蓋カーテン付きやデコレーションにこだわった子ども部屋は、イギリスでよく見かけるタイプです。こんなに夢いっぱいのお部屋は大人でも夢中になってしまいます。
お気に入りのLibertyプリントを見つけて、ぜひお部屋に取り入れてみて下さいね。
【William Morris】Interiors & Home Styling(インテリア & ホームスタイリング)さん
Interiors & Home Styling(インテリア & ホームスタイリング)さんはトイレの壁をリノベーションされ、William Morrisの壁紙でこんなに素敵になりました。Bramble(木苺)シリーズのチャコールを使用されています。
モリスの壁紙にはキュートなものからゴージャスなものまで色々ですが、こちらは甘すぎない可愛らしさがあり、シンプルなお部屋にも似合いそうなデザインです。リノベーションから何ヶ月も経った今でも、見るたびに笑顔になってしまうとおっしゃっているように、画像からもその素敵さが伝わりますね。ドライフラワーとの組み合わせでノスタルジックさも感じます。
他のお部屋もシンプルで素敵にコーディネートされていました。
【Burleigh】
イギリスインテリアの本・雑誌を参考にする
コテージに住むイギリスの人々の暮らしぶりを、美しい田舎町の風景とともに楽しめる一冊です。
ハンドメイドでつくるクラシックな部屋や小さな空間の整え方など、お金をそれほどかけずに自分だけの住まいをつくっていく贅沢な工夫がまとめられています。小さいけれど居心地良く暮らせる、イギリス流ライフスタイルのヒントがここにあります。
イギリス生活情報誌『ミスター・パートナー』の編集長でもある著者の井形慶子さんは、英国関連情報のエキスパートであり、自身のお店「吉祥寺よろず屋 The Village Store」にて、英国展を開催することもあるそうですよ。
アンティーク家具や上質なファブリックなど、クラシカルな英国インテリアがたっぷりと紹介されています。モダンやカントリー風ではなく高級感のある伝統的な英国スタイルがお好きな方の参考に◎写真も美しいので眺めるだけでもイギリス文化を楽しめますよ。
英国在住おしゃれインスタグラマーさんに教わるインテリア
Emma(エマ)さん 上品さあふれるシックな空間
玄関
すっきりとシンプルな玄関ですが、ドアのステンドグラスとガラス製の照明でエレガントな雰囲気に。フックに掛けられた洋服までインテリアの一部であるかのように、ソファーのグリーンと共にこの空間のアクセントカラーとなっています。イギリスの玄関扉は、家毎に色やデザインが違ったり、ノッカーモチーフも色々あったりするので、注意して見ていると発見があって楽しいですよ。
子ども部屋
子ども部屋もこんなにおしゃれ!部分的な花柄の壁紙、小さな家に灯るあかり、天井から吊るされた羽根...所々に散りばめられた遊び心に夢中にさせられます。女の子にとっての夢のお部屋ですね。
エマさんのお宅には、掲載させて頂くお部屋を迷ってしまったほど他にも素敵なお部屋がありました。
Lilian Koek(リリアン・コーク)さん 自然と共にある丁寧な暮らし
ダイニング
ウェールズの古いコテージに暮らすリリアンさんのお宅は、まさに英国のカントリースタイルを思わせるインテリアです。石壁に木製の家具、燭台、摘みたてのお花など、どれをとっても素敵で眺め続けてしまいますね。
キッチン
アンティークのキッチン道具やバスケットの野菜ですらインテリアになってしまうキッチン。陶器製のシンクがはまった木製のキッチンもイギリスの定番です。
ケーキや料理は自然の恵みから作られているのでしょう。丁寧で質の高い暮らしが伺えますね。
リビング
実際に使われている暖炉。パチパチと燃える薪の音を聞きながら、傍らのソファに身を預ける、なんて贅沢な時間なんでしょう。木製チェアや織生地雑貨も、英国インテリアには欠かせません。
リリアンさんのインスタグラムには、季節ごとに変わるウェールズの美しい景色などもあり、まるで英国文学の中に暮らしているような、不思議な気持ちになりました。
「好き」を取り入れたイギリス流お部屋づくりを
英国の様々なインテリアを拝見する中で気づいたことは、私たちがイメージするような重厚感のあるクラシックスタイルばかりではなく、色々なスタイルがミックスされたようなものが多いということです。暮らしにこだわりのある英国の方々なので自分の好きなものを自分のセンスで取り入れていると言うことでしょう。そしてやはり、木製家具、古道具、厚手のファブリック雑貨、柄の壁紙などは、イギリス風のポイントとなります。好きなブランドやスタイルを見つけて、イギリス風お部屋づくりを楽しんでくださいね。
Liberty(リバティ)プリントは日本でもそうですが、イギリスでも大人気です。こんな素敵なベッドリネンなら、これだけでお部屋が華やかに!柄によって雰囲気が大きく変わるので、エレガントにもシンプルにもできますよ。このスタイリングのように何種類かのプリントを合わせるのも魅力的です。
Coco & Wolf Liberty Fabric Bedding(ココ & ウルフ リバティ・ファブリック・ベディング)さんはLibertyのプリント生地を使った寝具とライフスタイルを提案するオンラインショップを経営されています。海外発送も行っているそうなのでLibertyファンの方は必見です。