部屋干しの最大の悩みと言ったら、一番にあげられるのが「嫌な匂い」ではないでしょうか…
室内で洗濯物を干した時に発生する「部屋干し臭」と呼ばれる不快なに匂いの元になっているのは、中鎖アルデヒド、中鎖アルコール、ケトン、窒素化合物、硫黄化合物、脂肪酸などの物質。
これらの物質は、洗濯で落ちなかったアカや皮脂などの汚れが変質したり、その汚れをエサに雑菌が繁殖し、生成されるんだそうです。
外干しに比べ部屋干しの時に臭いが発生しやすいのは、外干しに比べて、より乾きにくく雑菌の繁殖に必要な水分が洗濯物に長く残っていること、さらには日光（紫外線）による殺菌効果が多く期待できないことなどが原因として考えられています。
簡単に言うと、洗濯物に汚れが残っていると、その分、臭いが発生しやすいということなんです。

A2は雑菌の繁殖を抑える効果があるので、例えば濡れている状態が長くて、すでに臭くなった手遅れなタオルでも、A2を吹きかけ乾かすと嘘のようにに匂わなくなるんだとか！
医療機関で使われているということもあり、あらゆる検査もクリアしていて安心。干した洗濯物にA2を噴霧しておけば、もう匂いで悩むこともありませんね！

部屋干しする時は、エアコンを使う場合もそうでない場合も、乾きやすいように洗濯物自体の干し方を工夫しておくことが大切です。洗濯物を干す時に間隔が狭いと、風が通らずなかなか乾きません。そこで覚えておきたいポイントは、風が通りやすくするために、服と服の間は最低でも15cmほどはあけるようにしましょう。風の通り道をつくることで、より洗濯物が早く乾きます。

先程のポイントをおさえつつ、さらに風通しを良くするために、薄い服と厚い服を交互に並べるのも効果的！
乾きやすい服を間に挟むことで、風通しが良くなり、薄い服の方が先に乾くので、乾いたらすぐに取り込んでいくと、さらに厚い服は空気の通りが良くなり、乾くのがもっとスピィーディーに！
また、バスタオルやシーツなどの大物を干す時は、洗濯ばさみなどで、端っこだけをかけて吊るすのがおすすめです。真ん中から二つ折りにしてしまうと、内側の風通しが悪くなります。
「風にあたる面積を大きくする」このことに意識して、是非、洗濯物を干してみて下さいね！

ひとり暮らしの方や、限られたスペースで設置したい、またインナーなどの限られた衣類だけをサッと干したい…という方には、場所を取らない折りたたみ式＆キャスター付きの物干しがおすすめ！
外出する前に洗濯物を干し、帰ってきたら洗濯物を取り入れて、そのまま物干しも一緒にお片付け。使いたい時だけ出し入れすることが出来るので、限られた空間を有効的に使えてとっても便利です。
大木製作所の「タワー型室内物干し」は、使う時にだけ組み立てれば、あっという間にランドリールームに…

干す時に困りがちな大切なニットも、平干し場所があるので困りません。
さらに足元にキャスターが付いているタイプなら、移動もらくちん！使わない時や急な来客にもサッと折り畳んで、ソファやベッドの下などの隙間やちょっとしたデッドスペースを活用してスッキリと収納することが出来ます。

上質な材料と作り手の丁寧な手仕事が感じられる東屋の衣桁。
檜を丁寧に乾燥させ、面取りをし、ひとつひとつ綺麗に組み上げ、可動部は金属ではなく、あえて紐で留める紐蝶番を研究の末に採用しているのだそうです。
サイズは4タイプ。ロングコートを掛けられるサイズもあり、スマートなその見た目とは裏腹に、その安定感の良さは抜群!

スッキリと折り畳んだ姿は、木の美しさが映える佇まい。
生活感も無く、一見すると和のイメージですが、どんなインテリアにもすんなり馴染みます。使わない時は、お部屋にちょこんと立て掛けておいて、必要な時にだけ使える道具。お部屋の良きパートナーになりそうですね！

ポーランド発BIERTAの「折りたたみ　クロスドライヤー」は、天然のビーチウッドで作られた優しい雰囲気漂うアイテム。
ナチュラルで優しい雰囲気は、洋室にも和室にもよく馴染みます。洗濯物を干すのは勿論、リビングに置いて、ひざ掛けやブランケットをちょこん掛けたり、バスルームで家族のタオルの定位置にしたり…使い方はいろいろ！
それぞれの木のパーツは、角を丸みのあるフォルムに仕上げてあるので、フローリングや畳を傷つけにくく安心です。

約2.7kgと軽いので、女性でも、持ち運びが簡単です。
畳んだ時の厚さも13cmほどなので、使わない時にはクローゼットの中は勿論、ベッドやソファの下、家具と壁との間など、あらゆるお部屋のデッドスペースを有効活用してコンパクトに収納することが出来ます。

昼の時間帯にお家にいる方や毎日沢山の洗濯物を部屋干しする方には、窓枠の周りや部屋の隅に設置できる「突っ張りタイプ」の物干しがおすすめ。
高さを生かして、ワンピースや長めの衣類を干したり、上下2段に分けて一度にたっぷり干したり、大きなサイズの突っ張り棒を使えば、大きなバスタオルや家族分の洗濯物も余裕で干すことが出来ます。
また、日当たり・風通しの良い場所を選んで設置すれば、より素早く乾き、気になる部屋干しの匂いも防げます。
お風呂場に突張り棒を取り付け、洗濯物を干しているブロガーさんも！窓があれば、風通しも良いので、ランドリールームとしても使えそうですね。

強力タイプの突っ張り棒なら、バネ内蔵のグリップ部分を回すとしっかり圧着固定出来るので、落ちてくることもありません。

共働きなどで、洗濯するのはいつも夜という方や、お子さまの運動着やユニホームなどを頻繁に洗う方には、生活スペースを邪魔しない「伸縮タイプ」がおすすめ。伸縮タイプなら、その日の洗濯物の量や使うスペースに合わせて調節することが出来るので、スペースを無駄にすることがありません。
STOK laundry（ストック ランドリー）は、洗面脱衣所などの狭い空間を有効活用できるよう、直線だけでなく斜め掛けにも対応しているロープタイプの物干。

本体の付け外しとロープの固定がワンタッチで簡単に出来るため、使いたい時に取り付け、使わない時にはさっと外してしまっておくことができます。
取り外した後も、壁に残るものはレールのみなので、壁面をスッキリみせることができます。

バスタオルは、洗濯物の中でも大部分のスペースを取ってしまうので、こんな風にバスタオルを別のスペースに干すことが出来ると、他の洗濯物をより多く干せるので、とっても助かりますね！使わない時には、折り畳んでコンパクトにしまっておけるのも嬉しいポイント！素材には、丈夫で錆びにくい18-8ステンレスそ使用。耐久性に優れ、錆びにくいので、長く使い続けていけるアイテムです。

部屋干しの強い味方！扇風機（サーキュレーター）やエアコンを活用するというのもおすすめです。
特に梅雨のシーズンなどは、窓を閉め切っているということもあり、どうしても空気がお部屋にこもってしまいます。そうすると、カビの原因や匂いを強く感じる原因にもつながります。サーキュレーターで洗濯物に直接風を送ることで、乾燥時間をぐ～んと短縮できますよ！
また、なかなか乾かない部屋干しの洗濯物には、エアコンを使うというのもひとつの手。
基本的には”ドライ（除湿）”か”冷房”コースを選べばOK！先程ご紹介した、サーキュレーターと併用して、さらに下からも風をおくりこむと、より効果的。こうすることで、洗濯物から素早く水分が出ていき、2～3時間程で、カラッと乾かすことが出来ます。