ありそうでなかった!?南部鉄器カラーポットが素敵♡
「南部鉄器カラーポット」の特長は、美しい鮮やかな色と、伝統的な趣を残した繊細なフォルムにあります。「えっ!鉄器って黒じゃないの!?」・・・と最初に見た方は、その美しい色に驚くはず。
「南部鉄器」は、約400年の歴史を誇る、岩手・盛岡の伝統工芸品です。長く親しまれ、愛され続けてきたこの鉄器は、保温性に優れ、陶器や磁器に比べて格段に割れにくいという特長はもちろん、鋳肌独特の質感、風合いから生まれる、他の素材では表現できない温かみと、心安らぐ美しさを持っています。
なめらかでキメの整った美しい鋳肌を実現するために、型に使う細かな砂を更にふるいにかけるという、通常の鉄器製造にはない特別な工程を加えています。
美しい発色は、下地と上色の2層の着色によるものです。デザインに合わせ、上に塗った色を部分的に拭き取ることで、凹凸の模様部分に下地の色が現れ、独特の風合いを生み出しています。このように約30工程にも及ぶ丁寧な手作業を経て、美しい鉄器が生まれるのです。
着色技法に特徴がある南部鉄器。
ゴールドや黒などの下地の色がところどころのぞいた、色の出具合がいいですね。
カラーポットは上塗りしてあるので、直火での使用はできません。
内部とフタの裏側は錆止めのホーロー加工が施されていますが、使用後は乾いた布巾でよくカラ拭きしてください。
どれにする!?目移りしちゃう、型と色がいっぱい♪
MARRON
◆MARRON(上:白、真ん中:シエル、下:カフェオレ)
両手にすっぽりと納まるサイズと、カラフルなカラー、そしてコロンとしたフォルムが何ともキュート♡
KOSHI ARARE
◆KOSHI ARARE(ミモザ)
ミモザの花を連想させる鮮やかな色×南部鉄器らしいフォルム。この可愛さと日本っぽさの組み合わせが素敵です。アラレが織りなす幾何学模様がモダンな雰囲気。ヨーロッパや北米で人気があるのもうなづけます。
◆KOSHI ARARE(シエル)
ベースのシルバーと蒼の組合わせが、ヨーロッパの空を連想します。細かい銀色のアラレ模様は、使い込む程に良い風合いが出てきます。
ARARE
◆ARARE(上:白、下:ブロンズ)
伝統的なアラレ模様が際立つARARE。小ぶりなサイズなので使い勝手もよく、毎日のティータイムに活躍してくれます。
春の空を思わせるやわらかなブルーは、北欧系のインテリアにもマッチします。
模様が違うと、同じカラーでも印象がずいぶん変わります。お部屋のテイストを考えて、じっくり選びたいですね。
KIKU
◆KIKU(ピンク)
なんとも女子力の高い、このカラー。
ティータイムが格別な時間になりそうですね。
CAMOMILLE
◆CAMOMILLE No.5(白)
カモミールの小花柄が可愛らしい。規則正しく配された六角形で表現されたところに和の雰囲気を感じます。可憐さのある「白」は、クッキーやケーキなど、フォトジェニックなスイーツとも相性ばつぐんです。
◆CAMOMILLE No.5(上:イヴェール、真ん中:白)
◆CAMOMILLE No.3(下:イヴェール)
冬のパリをイメージした、イヴェール。
寒くて、暗いヨーロッパの冬がティーポットになっちゃうなんて、ビックリです。落ち着いた色みが素敵ですね。
小さなお花シリーズ〈小皿〉
◆LES FLEURS タチアオイ
素材は南部鉄器でありながら、花びらのフンワリとした柔らかさを感じる小皿「タチアオイ」。
ティータイムに角砂糖やちょっとしたお菓子を入れるだけでなく、アクセサリーなどの小物入れなど、アイデア次第で使い方いろいろ。
まるで、食卓に小さなお花が咲いたように、テーブルを華やかに彩ります。
◆LES FLEURS マーガレット
画像の右上端は、愛らしいマーガレットをモチーフにした小皿です。どんなお菓子も、高級菓子に見せてくれそうな品格です。
くすんだ色合いが渋くて素敵な小皿、何枚も集めたくなってしまいそう!
カラーポット敷き
◆KIKU(右上:ピンク、中央:カフェオレ)
洗練されたデザインが魅力のKIKUは、ポットをのせると、まるでポットを囲む花びらのよう。
◆KIKU(アジュール)
ポットだけでも素敵ですが、ポット敷きと合わせると、一段と女性的でやわらかな雰囲気を醸し出します。
ポット敷き単体でも、ほしくなってしまいますね。
◆LIERRE(上:白、下:ローズ)
フランス語で「つた」という意味のリエール。
ポットに合わせるだけでなく、単品でも使える存在感ある素敵なデザインが魅力です。
おわりに
伝統工芸なのにモダンで、ティータイムや食卓がお洒落になる大人気の南部鉄器カラーポット。
あなたもお気に入りを見つけてみませんか?
ティータイムのテーブルに華を添える艶やかな色合い。伝統的工芸品でありながらティーカップとも相性◎です。