愛用の包丁を長く使うために
包丁に必要なお手入れとは
包丁研ぎ器は2種類あり、両方必要!
「砥石」と「シャープナー」の使い分け方
しっかりメンテナンスには「砥石」、一時的に切れ味を戻したい時は「シャープナー」
包丁研ぎ器(砥石・シャープナー)の選び方とお手入れ方法
砥石の選び方
大きく分けて3種類!それぞれの違いをチェック
刃が欠けたりガタガタして状態が悪い時、刃を整えるために使用
⚫︎中砥(粒度:#600~#2000程度)
荒砥より砥粒が細かく、滑らかな切れ味を維持するために使用
⚫︎仕上砥(粒度:#3000~#5000程度)
中砥の後に使うことで細かい傷を取り除き、より繊細な切れ味にするために使用
シャープナーの選び方
手動と電動の2種類ある。一般家庭には手動がおすすめ!
包丁の種類(両刃 or 片刃)をチェック!
シャープナーを選ぶ際、対応している包丁の種類・材質・刃の種類(両刃・片刃)をしっかり確認する必要があります。また操作性が良く、しっかりと安定しているものを選びましょう。
包丁を研ぐ頻度について
包丁研ぎ器のお手入れ方法と寿命
使い方は意外と簡単!さっそく砥石で包丁を研いでみよう
包丁研ぎ器のブランド選びに迷ったら…
何を使おうか迷った時、「包丁研ぎといえばこれ!」というブランドを知っていると心強いですよね。包丁研ぎは包丁をメンテナンスするためのもの。お気に入りの包丁や、長年使っている包丁があるなら、同じところで作っている包丁研ぎはないか、調べてみましょう。
あるいは、今後使ってみたい包丁を作っているメーカーの包丁研ぎを先に手に入れるのも、いいかもしれません。いずれにしても、包丁とは切っても切れない関係の“包丁研ぎ”、相性が良いものを選びたいですね。
【人気ブランド別】おすすめの包丁研ぎ器12選
砥石
【貝印】調理用 中砥石 (小)
多くの刃物製品を作っている「貝印」。ステンレスにもはがねの包丁にも使える中砥石は、使い勝手が良く、最高の切れ味が蘇ります。付属の研ぎ台は滑りを防ぎ、スムーズな作業に一役買ってくれます。
【スエヒロ】研ぎ器 両面砥石(#3000/#1000)
砥石専門メーカーの「株式会社末広」。製造のすべてを自社で行う末広の砥石は、安定の品質と、仕上がりの良さ、そして使い易さが魅力です。コンパクトサイズで、使う場所を選ばないのも嬉しいですね。
【シャプトン 】刃の黒幕 グリーン 中砥 #2000
焼き物で有名な栃木県益子町に本社のあるシャプトンは、番手別に色分けされた砥石が特徴的です。さらに、水につけ置きする必要がないため、研ぎたい時にさっと研ぐことができます。
シャープナー
【片岡製作所】庖丁とぎ器 ウォーターシャープIII :金物の名産地・燕市からお届け
新潟県燕市で包丁を製作する「片岡製作所」。機能性と耐久性に優れた包丁をメンテナンスするためのシャープナーは、砥ぎ部分に水を入れ、前後に動かすだけの、簡単で安全なもの。すぐに切れ味が蘇ります。
【商品のポイント】
両刃包丁用
荒砥・中砥・仕上砥の3種類
【京セラ】手動研ぎ器 ロールシャープナー
「京セラ」の商品は日常生活に多く溶け込んでいますね。こちらのロールシャープナーは切れ味がより回復する縦方向の研磨が可能です。ステンレス、はがね、チタンの包丁まで、簡単な手作業で切れ味が蘇る優れものです。
【商品のポイント】
金属製両刃包丁用
荒研ぎと仕上げ研ぎが一度にできる
【グローバル (GLOBAL) 】「シャープナー プラス」両刃専用 国内専用モデル
ステンレス一体構造包丁GLOBALで有名な「吉田金属工業」と砥石専門メーカーの「株式会社末広」が共同開発した、GLOBALのメンテナンスに最適なシャープナーです。今グローバルの包丁を愛用中の方もこれから使いたいという初心者の方にもおすすめです。
【商品のポイント】
両刃包丁(IST-01、02、03)専用
※チーズナイフ、パン切り、片刃は使用不可
【Zwilling(ツヴィリング)】 「ツインシャープ セレクト 」 包丁研ぎ器
双子のマークでも知られるドイツの刃物メーカー「ツヴィリング」。シンプルな形状で、使い方も簡単。包丁と合わせて使いたい一品です。お料理好きな親しい人へのプレゼントにも喜ばれそうですね。
【商品のポイント】
両刃包丁用
【バイエルンエッジ bavarianedge 】卓上型シャープナー
キッチンに立てておいても邪魔にならないコンパクトさとスタイリッシュな見た目ながら、三徳包丁やパン切り包丁などさまざまなタイプの包丁を研ぐことが可能です。
【商品のポイント】
セラミック包丁のみ使用不可
【ティファール 】インジニオ シャープナー 包丁研ぎ器 3段階
三段階の砥石の硬さによって、包丁の状態に合わせたメンテナンスができます。握りやすいグリップと底面の滑り止めで安定感も抜群です。
【商品のポイント】
両刃包丁用
片刃やセラミック包丁には使用不可
【SHARPAL 】119N スティックタイプ ダイヤモンドシャープナー
初めの慣らし期間を経て、どんな形の刃物も研ぐことができる棒状の砥石になります。さっとこするだけと簡単だから気づいた時すぐに遂げるのが嬉しいですね。
【下村工業】 ヴェルダン ダイヤモンドシャープナー
新潟県三条市の刃物メーカー「下村工業」。カーブしているものや刃が小さいものなど、あらゆる刃物を研ぐことができます。ステンレス一体ハンドルで、見た目に美しくとても丈夫で衛生的です。
【人気ブランド別】おすすめの電動包丁研ぎ器2選
【貝印 KAI 】包丁研ぎ ワンストロークシャープナー
包丁研ぎにかかる時間を大幅に短縮してくれる貝印の両刃用ワンストロークシャープナー。手も汚れずに時間もかからないため、包丁研ぎに不慣れな方でも安心して使えます。切れ味が気になったらすぐに研げるのも嬉しいですね。
【商品のポイント】
両刃包丁用
【京セラ】電動包丁研ぎ器 ダイヤモンドシャープナー
電池式でとってもコンパクトなのに、ステンレス・セラミック・チタン・鋼と多くの種類の包丁を研ぐことができます。特に、今までセラミック包丁のお手入れに困っていたという方に朗報です。
【商品のポイント】
両刃包丁用
片刃やパン切り包丁は使用不可
よく切れる包丁があれば、料理がもっと楽しくなる
少し手をかけただけで、見違えるような切れ味を発揮してくれる包丁。包丁研ぎは、日々のお料理における縁の下の力持ちと言えるような存在です。使い勝手や使う場所、収納する場所まで想定して、お気に入りの包丁研ぎを見つけてくださいね。
砥石には大きく分けて3種類あります。一番削る力が大きい「荒砥(あらと)」、切れ味が落ちたときに使う「中砥(なかと)」、切り口をさらに美しくしたいときや、仕上げに使う「仕上げ砥(しあげと)」です。それぞれの用途を見ていきましょう。